「あたし、どうしよう…ベッドの上に乗ろうかな…」
足元でしばらく熟慮する。
「フフ…乗ったわ…」
心なしか達成感に満ちた顔。
そこまで考える必要があったのだろうか…。
このように慎重なさくらさんですので、
窓辺に突如置かれた謎の物体に、腰が引けながらも探りを入れておりました。
どんどんエスカレートする猫草栽培スペース。
しくじったと思って2つ同時に植えたのがわさわさ生えてきたり、
育つ前に成長済みのを買ってきたのが意外に長持ちしたりで、こんな有り様に。
やけになっている感じ。
普通の猫は猫草を毛玉を吐くために食べるのですが、
うちのエルはサラダ代わりに食べている節があります。
滅多に吐きません。時にはごはんを残しても、しゃりしゃり食べています。
夫「エルはベジタリアンじゃないの?」
う、うーむ。魚やチキンの味のフードも嫌いじゃなさそうなんだけどね。
こちらとしては、食物繊維が欲しい時に猫草で摂ることで、
異食の可能性を減らせるのではないかと一縷の望みをかけているのです。
しかし、以前にも書きましたが栽培がうまくいかない。
面倒がって対処を後回しにしていると、結局全部枯らしてしまって、
いちいちホームセンターまで買いに行く羽目になる。
そこでネットで調べた賢者の方法を参考にすることにしました…。
根腐れや菌糸の原因は水のやりすぎだと思われるので、
底に穴のある植木鉢を100均で買い、なるべく霧吹きで保水。
また安定供給のためにローテーションでやってみようと思います。
(芽が出る→次の鉢に種をまく→成長したものは提供する)
うまく回れば三鉢で補給し続けられると思う。
だが赤い手(植物を枯らしてしまう人)を持つ自分のことだから、当てにならないなあ。