いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

葬送での装いと被り物について~被衣(かつぎ)を中心に~・・・いわきの文化総合講座・6回目

2022-12-24 15:45:44 | いわきの歴史

いわきの文化総合講座・6回目
葬送での装いと被り物について
 ~被衣(カツギ)を中心に~


講師は
渡邉 彩(いわき市立)草野心平記念文学館学芸員・日本民俗学会会員)先生でした。

画面を十分に観ながらの説明でしたので
わかりやすかったです。

1.昭和初期までは白が主流!!
2.葬送での装い(日本国内の事例)
 白から黒へ(明治以降、外国の影響による)
      ・・・都市と地方、男女の性差により
      一様ではないが、徐々に変化。

3.福島県内での事例
4.いわき市の事例(写真で説明を)
 ・平下高久の事例
 ・小名浜の事例
 ・江名の事例
 ・平沼ノ内の事例
 ・内郷御厩の事例
 ・平久保町の事例
 ・田人町の事例
 ・平藤間の事例
 ・平胡摩沢の事例
 ・平下荒川の事例
 ・内郷御厩の事例
 ・鹿島町久保町の事例
 ・勿来町の事例
 ・植田町の事例
 ・三和町下市萱の事例
 ・小川町上小川の事例
 などいろいろいわき市内の地区の事例を、
 パワーポイントで解説しながら
 わかりやすく説明をいただきました。

5.まとめとして
 いわき市内の葬式の被り物について
  いわき市内でも
  かつて野辺送りの際に
 故人の近親の女性が
 白い着物を着て、
   白布を被るという風習がおこなわれていた。

 時期は
 大正から昭和30年代までだったと確認できましたと。

 着物が用いられなくなると
  手拭いを被る風習は
 平成10年(1998年)ころまで行われていたことが確認できると。

 これらがなくなるのは
 野辺送りが亡くなっていく時期に重なる。
 土葬から火葬への移行。
 自宅葬から葬儀専門業者への移行の主流になっていくと重なると。

渡邊先生
時代により、変化していく姿がわかり
ありがとうございました。

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元文3年の一揆・・・内藤家時代のいわき・4回目

2022-12-24 14:43:19 | いわきの歴史

内藤家時代のいわき・4回目(最終回)

元文3年の一揆
講師は
夏井芳徳先生でした。

大須賀筠軒の磐城史料
百姓一揆から、
丁寧な解説をいただきました。

全国の一揆中でも
大きな一揆であったことがよくわかります。

九代記や騒動記を読みながら
大須賀筠軒の資料を読みますと
理解がしやすいです。


復刻版です。

風が強いいわきです。

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松賀族之助一派の策動 主家乗っ取り・・・内藤家時代のいわき・第3回目

2022-12-24 14:25:14 | いわきの歴史

内藤家時代のいわき・3回目

松賀族之助一派の策動 主家乗っ取り

講師は
夏井芳徳先生でした。

大須賀筠軒の磐城史料
松賀族の逆謀
をテキストに

松賀一家の3代にわたる磐城平藩の家老として、
支配していたことについての
最終的には
主家乗っ取りともとれる騒動について
大須賀筠軒が書かれた資料を
わかりやすく解説していただきました。

九代記なども読みながら
大須賀筠軒が書かれた資料を読みますと
より理解がしやすいですね。


復刻版です。

 

 

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「平藩内藤家松賀氏三代考」・9回目を学ぶ・・・市民講座

2022-12-24 13:57:47 | いわきの歴史

玄関に入れました鉢の
ブーゲンビリアがまだまだ咲いています。
ありがたいです。

平藩内藤家松賀氏三代考
講師は
上妻又四郎先生です。冊

前回から
内藤家の記録
いわき史料集成第四冊所収
松賀治逆記
を読んで昨日は2回目です。

内藤家の資料ですので、
勝者の記録から
松賀家の事件と呼ばれているものを
どう見ているのか興味がありますね。

次回が楽しみです。

いつも
上妻先生のテキストは
丁寧に作られ
解説も的確ですので
理解しやすいです。

先ほど
3日前から、
時間を見つけて
部屋の本・雑誌・切り抜く等を整理し
処分する作業を終了し、
ホッとしています。

これで、
年越しそば打ちの準備

ができると

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「かすみ草」・・・令和元年東日本台風による災禍の記録集・・・いわき市平中平窪地区

2022-12-24 13:13:36 | 日記

10月10日の
福島民報に、3年前の台風19号により
甚大な被害を受けながらも
報道等でもあまり取り上げられなかった
いわき市中平窪地区の状況を「かすみ草実行委員」
「かすみ草 令和元年東日本台風 ー未来への教科書ー」
として冊子を作ったことが紹介されていました。

先日その冊子を見ました。
上記の湖のようなところは
普段は田畑が広がるのどかな場所だったとの
ことで驚きました。
あらためて凄かったのですね。

かすみ草冊子から


あれだけの被害にもかかわらず
河川敷に、
コスモスは咲いたのですね。

かすみ草冊子から


あれから3年がたちましたが、
いわき市平中平窪地区の人口は
流出になり
まだまだ回復していないと。


令和年10月1日には2、213人が
令和3年8月現在では1,691人と。
かすみ草冊子から


これから災害に強い地区にしていくと同時に
にぎやかさを取り戻してほしいですね。

 

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