先日、
年末恒例、3日ほどかけ
本、雑誌、市切り抜き等の整理をしていましたら、
聖徳太子の憲法十七條を見つけました。
作られたのは、
私たちの「なるほど歴史塾」の元会員の村田和夫先生で、
平成19年の7月31日に作られました。
原文・書き下し文・現代訳で作られています。
十七條は
どんな思想で書かれているかが述べられています。
一条の「和の尊さ」を除いて、
仏教思想:2
儒教思想:10
法家思想:4
で書かれています。
推古天皇十二年
西暦六〇四年四月三日に作られました。
一.和の尊さ
二.三宝を敬うこと
三.君臣の関係
四.群臣に礼が政治の根幹と説く
五.賄賂へのいましめ
六.勧善懲悪
七.任務に対する官吏の責任感
八.早く出任し遅く退出
九.信は道義の根幹
十.自分だけの怒りを表すな
十一.信賞必罰
十二.増税における私欲のいましめ。
国に二君なく民に二主なし。
十三.群臣は同僚の職務を知り助け合うべし
十四.群臣は嫉妬するな
十五.私の心を捨て同僚と心を同じくせよ
十六.農繁期に使役に使うな
十七.独断のいましめと議論の必要性
など
倫理感あふれる言葉で憲法十七條で
書かれていますのに驚きますね。
今の政治のトップの皆さんに
読んでいただきたいことが、
1418年前に書かれているんです。
人間の精神は
変わらないんですね。