医者から詳しく聞かされない医療情報:セカンドオピニオン

誤解と批判を恐れない斜め後ろから見た医療情報

「厳秘」なら撮影されないところであらかじめ勉強しておけ

2010年11月10日 | 雑感
「厳秘」なら撮影されないところであらかじめ勉強しておけ!と言いたくなります。

これに対して、仙谷官房長官は衆院予算委員会で「厳秘」資料を委員会室で自らが広げているところを記者に撮影されたことについて、「盗撮された」と発言しました。

しかし、委員会室内で撮影を禁じられている物はなく、仙谷の発言は委員会後の理事会で「不適切」とされ、議事録は「撮影」に訂正されることになりました。衆人環視の中で「厳秘」資料を広げたことに対し、「またしても政府の危機管理の甘さが露呈した」ことになります。

しかも、仙谷の最近の動向をみると「中国による日本非難の主張を退けることができる」メリットよりも、「ビデオを流出させた者の量刑が下がる」デメリットを重視しているようです。



中国漁船衝突のビデオ映像流出で、海保職員「自分が流出させた」と上司に報告
これに関する新聞記事です。

①「逮捕された人が英雄になる、そんな風潮があっては絶対にいけない」。仙谷由人官房長官は9日の衆院予算委員会で、中国漁船衝突事件の映像流出を歓迎する声がある状況を、色をなして批判した。流出をめぐっては海上保安庁に「正しいことをやっているのに告発は残念」などと肯定的な内容の電話が寄せられている。目的や動機は別にして、国家の情報管理の上から許されないと強調したかったようだ。
(産経新聞より引用)

仙谷が釈放した中国人船長は、中国で英雄になっていますけど?
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏は逮捕され中国の刑務所にいますが、世界中が英雄視していますけど?

②そういえば、この海上保安官はまだ逮捕されていません。小沢一郎の強制起訴が決まった時に、「起訴されても有罪判決が確定するまでは推定無罪だ」とうそぶいたのは誰でしたっけ?さすが「健忘症」を自認するだけのことはあります。

③海保のトップが辞任したのに、野党から馬淵国土交通相の辞任を迫られると、全貌を解明する責任があると辞任を拒んだのですが、それでは海保のトップには全貌を解明する責任はないのですか?

④「政治職と執行職のトップは責任のあり方が違う」と奇妙なロジックまで持ち出すのはやめて下さい。「政治職」とか「執行職」なんて言葉は法律用語にありませんよ。辞書でも調べてみましたがそんな言葉は載っていません。

⑤流出ビデオは「国家秘密」に当たらないと学識経験者から指摘されれば、「その種のことを言っている学者とおぼしき方がいるが、ちゃんとした論文に書けと言ったら、そんなことは書かないと思う」またしても、奇妙なロジックを持ち出しています。

「ちゃんとした論文に書けと言ったら、そんなことは書かないと思う」
学者を侮辱した聞き捨てならないコメントです。私なら書きますよ。



仙谷由人 支離滅裂、末期状態です。
ちゃんと論理学を勉強してくださいね。政治家がパトスでものを言ってはいけません。

議論を客観的根拠に基づき行う能力を身につけることによって、私たちは力による「ごり押」ではなく、合理的な説得をつねに心がける優しさと、不当な権威に頼らずにすべての意見を比較考量できる公平さを身につけることができるのです。


↓仙谷は末期状態と思われた方!ここをポチッ、!
「ブログランキング」に参加しています


ハーバード白熱教室の再放送が深夜26時から始まります。録画の準備を忘れずに。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする