九州大学で開発された感染者トラッキング・マップです。私が紹介してアクセス数が増え、繋がりにくいかもしれません。
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感染者トラッキング・マップ
3月11日にプライマリケア連合学会は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引き」を発表しました。誰でもダウンロードできますので参考にして下さい。
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「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療所・病院のプライマリ・ケア初期診療の手引き」
その8ページ目を見ますと、新型コロナウイルス感染の致死率がリスクファクター別に示されています。
高齢者(80歳以上) 14.8%
循環器疾患 10.5%
糖尿病 7.3%
慢性呼吸器疾患 6.3%
高血圧 6.0%
悪性腫瘍 5.6%
健康成人 0.9%
新型コロナウイルス感染では高齢者(80歳以上)の致死率が14.8%であり、これが新型コロナウイルス感染の全体の死亡率を高めています。健康成人で致死率は0.9%とありますが、ここには喫煙者も含まれており、私は個人的には「喫煙」も新型コロナウイルス感染の死亡のリスクファクターだと思っています。
さて、新型コロナウイルス感染について、野党や朝日やTBSは非常に低い論理性で連日日本政府を批判しています。その中に、政府は意図的にPCR検査数を制限することによって、対策の不備を隠そうとしているという主張があります。
私は今回、新型コロナウイルス感染を「簡易生命表」から再考しました。上の図は平成30年の簡易生命表です。
高齢者(80歳)では、毎年の死亡率は4.56%です。高齢者(80歳)では新型コロナウイルス感染に罹患しなくても、別の疾患で毎年4.56%の人が順番に命を落としています。
これは、高齢者(80歳)では、死亡するときにそれが新型コロナウイルス感染だったというだけであり、高齢者には常に他の疾患で死亡するリスクがあると解釈できます。
以前の記事の繰り返しになりますが、日本の死亡率は各国と比較しても妥当性があり、日本はPCR検査数に制限があるからといって、それにより不利益を被っているわけではありません。
むしろ全ての疑い患者にPCR検査して、軽症患者のために医院・病院の医療資源が枯渇し、重症患者が入院・治療できなくなってしまうことの方が、今後起きてくる深刻な問題です。陽性でも自宅待機(他人に感染させないことは重要です)で軽快する軽症患者数をどうこういっても今後は意義がありません(他人に感染させないことは重要です)。高齢者には天与の寿命があるのです。
付け足しですが、以前ビートたけしが「毎年2万人が自殺で死んでいるのだから、新型コロナウイルスだけでなく、自殺にも同じだけ注意を注いだらどうか」とコメントしていました。またあるテレビお抱えの医者は「誤嚥性肺炎で死亡している高齢者の方が圧倒的に多いのだから、新型コロナウイルスのみでそれほど騒ぐのはどうかと思う」とコメントしていました。
しかし、これらのコメントは的を射ていません。
自殺や誤嚥性肺炎は最終的には「自分」の作為によって死亡します。もちろん周りの環境の因子もあります。ところが、新型コロナウイルスは最終的には「他人」からうつされるという「他人」の作為によって死亡すると考えられてしまうのです。
誰しも、「他人」の作為で死んでしまうのは嫌でしょう。この時期、3月上旬にニューヨークに観光旅行に行って男性が感染したという報道があったとき、誰もが、「なんて不謹慎なんだ!」と腹立たしく思うのです。そして「新型コロナウイルスをうつしてやる!」と言っていた男性が死亡したら、「ざまあみろ」と思うのです。それは「そういう他人の行為で自分にうつされたくない」という感情が働くからです。
それはさておき、今日も野党や朝日やTBSは非常に低い論理性で日本政府を批判しています。やれやれ。この先どうなるのでしょう。
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高齢者(80歳以上) 14.8%
循環器疾患 10.5%
糖尿病 7.3%
慢性呼吸器疾患 6.3%
高血圧 6.0%
悪性腫瘍 5.6%
健康成人 0.9%
新型コロナウイルス感染では高齢者(80歳以上)の致死率が14.8%であり、これが新型コロナウイルス感染の全体の死亡率を高めています。健康成人で致死率は0.9%とありますが、ここには喫煙者も含まれており、私は個人的には「喫煙」も新型コロナウイルス感染の死亡のリスクファクターだと思っています。
さて、新型コロナウイルス感染について、野党や朝日やTBSは非常に低い論理性で連日日本政府を批判しています。その中に、政府は意図的にPCR検査数を制限することによって、対策の不備を隠そうとしているという主張があります。
私は今回、新型コロナウイルス感染を「簡易生命表」から再考しました。上の図は平成30年の簡易生命表です。
高齢者(80歳)では、毎年の死亡率は4.56%です。高齢者(80歳)では新型コロナウイルス感染に罹患しなくても、別の疾患で毎年4.56%の人が順番に命を落としています。
これは、高齢者(80歳)では、死亡するときにそれが新型コロナウイルス感染だったというだけであり、高齢者には常に他の疾患で死亡するリスクがあると解釈できます。
以前の記事の繰り返しになりますが、日本の死亡率は各国と比較しても妥当性があり、日本はPCR検査数に制限があるからといって、それにより不利益を被っているわけではありません。
むしろ全ての疑い患者にPCR検査して、軽症患者のために医院・病院の医療資源が枯渇し、重症患者が入院・治療できなくなってしまうことの方が、今後起きてくる深刻な問題です。陽性でも自宅待機(他人に感染させないことは重要です)で軽快する軽症患者数をどうこういっても今後は意義がありません(他人に感染させないことは重要です)。高齢者には天与の寿命があるのです。
付け足しですが、以前ビートたけしが「毎年2万人が自殺で死んでいるのだから、新型コロナウイルスだけでなく、自殺にも同じだけ注意を注いだらどうか」とコメントしていました。またあるテレビお抱えの医者は「誤嚥性肺炎で死亡している高齢者の方が圧倒的に多いのだから、新型コロナウイルスのみでそれほど騒ぐのはどうかと思う」とコメントしていました。
しかし、これらのコメントは的を射ていません。
自殺や誤嚥性肺炎は最終的には「自分」の作為によって死亡します。もちろん周りの環境の因子もあります。ところが、新型コロナウイルスは最終的には「他人」からうつされるという「他人」の作為によって死亡すると考えられてしまうのです。
誰しも、「他人」の作為で死んでしまうのは嫌でしょう。この時期、3月上旬にニューヨークに観光旅行に行って男性が感染したという報道があったとき、誰もが、「なんて不謹慎なんだ!」と腹立たしく思うのです。そして「新型コロナウイルスをうつしてやる!」と言っていた男性が死亡したら、「ざまあみろ」と思うのです。それは「そういう他人の行為で自分にうつされたくない」という感情が働くからです。
それはさておき、今日も野党や朝日やTBSは非常に低い論理性で日本政府を批判しています。やれやれ。この先どうなるのでしょう。
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