院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「サーグ・モッツァレラ。」

2008年05月14日 06時37分09秒 | 
パニールという食べ物をご存知?

知っている人はちょっとしたインド料理通。


パニールはインド風のカッテージチーズのことで、ほうれん草のカレーに入れたものを

サーグ(ほうれん草)・パニールと言い、レストランでは大変人気があります。


ただ、パニールはまずそのへんで売ってないので、どうしても食べたいなら

インド料理レストランに行くか、自分で作るかしかありません。

幸いなことにパニールは発酵チーズではないので作るのは意外と簡単です。


牛乳に生クリームを足して煮込み、レモン汁を加えます。

そうすると化学反応で牛乳の中の乳脂肪が分離して固まり始めます。

それを漉して、重しをのせ、水分を抜けば豆腐のようなパニールが出来ます。


作り方は簡単だけど、時間と金がかかるのが難点。

だって牛乳1本と生クリームを1パック使うとそれだけで700円近くかかるんだよ!?

それで100グラムも出来ません。


料理は趣味!と割り切るならパニール作りに興じるのも自由ですが、

院長にとって、カレー作りは道楽ではなく日々の生業です(笑)


実際に輸入業者を頼れば、本場のパニールが手に入らないわけではないが、

高いし、さほど美味いものでもないんです。

手に入らないありがたいものを美味しいと錯覚する院長ではないので、

そこは他に代替案を探すわけです。


すると日本にはあるじゃないですか、いいものがっ!

モッツァレラチーズですよ。

これなら最近ではスーパーに売ってるし、パニールを取り寄せるほど値段は高くない。

もちろん作るより手間いらずで作るより安い。

何より、モッツァレラの方が美味いんだよ。


こないだの料理教室で本場のパニールを食べた上の結論です。

盲目的にパニールのありがたさにやられちゃってる人はどうか知らんが、

その辺歩いてる普通の人にほうれん草カレーを食わしたら、

大抵の人はパニール使用のものよりも、モッツァレラの方を美味いと言うハズ。


院長はそう信じます。





これは昨日作った「サーグ・モッツァレラ」です。

カレーポットの底にうずら大のチーズが転がってます。


今度はカマンベールを使ってみようかな・・


固定観念からどれだけ自由か?

上を目指すのにはとても大事な要素です。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
近々 (七つの子)
2008-05-14 09:51:33
近々「院長のカレー店」オープンとか?
そんな夢のような事が実現したらステキ!
西東京からタケコツに通院することはできないけど、美味しいカレーを食べにあきる野市には行ってみたいな。
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いやーん、素敵。 (いりゅー)
2008-05-14 10:40:31
カレーポットの中にチーズが入ってるの?
きゃー、高まる期待感。食べたい♪♪

パニールは、ほうれん草のカレーとの色のコントラストも好きだけど、確かに売ってないし、味わい深さはモッツアレラの方が上かもね。

しかし、作ると700円近くって、動物性脂肪の生クリーム使ってるの?
(調布、98円の牛乳&298円の生クリーム@ツルカメで、材料費可能よ?)
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アハハ (院長)
2008-05-14 13:37:16
七つの子さん>いつも第二の人生は夢に見てますよ。
いざその時になってスキルを上げようったって遅いでしょ。
カレー屋をやらずに済めば一番だし、今の仕事がダメになっても死ぬことは無いと楽観していられる。

まぁ今は日々のカレー探求が楽しいだけなんだけどね。その積み重ねが商売になる日が来るかもしれないね。

いりゅー>色はパニールもモッツァレラも同じようなもんで、パニールの方がより淡白な味だね。

コストは試算であって、実際にパニール作りをしたわけじゃないよ。しないよ、バカくさい(笑)

タカナシの生クリームは400円近くするし、高濃度の牛乳、レモン等を足すとやはり700円近くはいくんじゃないかな?

でも、モッツァレラを使わない理由がないので、院長はパニールには多分手を出さないね。
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