木代消防団建物の前、細い道を少し入った所に一枚岩がそそり立ち
その壁面に地蔵磨崖仏が彫られています。
大阪府豊能郡豊能町木代
短い錫杖を持つ通常型の地蔵立像です。
三頭身のずんぐりむっくりです・・・
白っぽい地衣類が蔓延り、非常に残念です。
地蔵の右袖の脇をよく見ると、小さな地蔵?が彫られています。
在るよと言われて、尚且つじっくり見ないと判らない程度のものですが・・・
見えましたか?
台形彫り込みの外には、十数個の梵字が刻まれていたようですが
いずれも剥離し、「タラーク」虚空蔵・「バン」大日のみが判読されています。
この事から十三仏の種子が刻まれていたという説も・・・・・