石仏み~つけた

大和とその周辺の石仏や磨崖仏を探し歩いています

大阪府 豊能町 大円下所多尊磨崖仏

2011年11月22日 | 石仏

 

先の地蔵石仏の奥、元採石場入口の南側崖下に

長安寺跡多尊仏と言われている磨崖仏が在ります。

 

大阪府豊能郡豊能町切畑大円下所

この地方によく見られる阿弥陀を中尊にした逆修多尊磨崖です。

木代たぬきやぶの多尊磨崖仏と良く似ています。

 

三段の枠内に二十二体の合掌座像と一体の阿弥陀立像、一基の五輪塔が刻まれています。

 

追刻されているようで、配置が不規則です・・・

 

五輪塔の地輪に彫られた銘が一番古いようです・・・

 

この阿弥陀さまも、多くの人々の願いを受け止めて来た事でしょう・・・・・

 

沢山在った多尊磨崖・多尊石仏もこれで全てです・・・

 北摂の石仏も残り僅か・・・

 

コメント (4)
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