二年程前に石友が撮影した画像を見て唖然としました・・・
雑草が生い茂り、薄暗く、殆ど人が訪れた形跡の無かった磨崖仏群が
除草され、半ば埋もれかけていたのを掘り起し
花立まで立てられてすっかり様変わりしていたのです。
奈良県奈良市丹生町下
以前の状態を知っている者にとっては
見えなかった部分が掘り起こされたのが良かったのか
あまりに手を加え、すっきり し過ぎたのが何だかなぁで
ちょっと複雑な気持ちになっているうちに二年が過ぎました・・・
暫くは近江や伊賀ばかり廻っていましたが
最近、山添村辺りをふらつく事が多くなり
帰りがけにふと思い出して寄ってみました。
あらから二年経ち少しは戻りつつありますが
あの独特の雰囲気は微塵も感じられません・・・
この面は以前半分位埋まっていて尚且つ雑草に覆い尽くされていた為
殆ど見えなかったもの・・・
月ヶ瀬桃香野の千体磨崖仏と非常に似ています 。
これを見る事が出来たので景観の変化は帳消しかな・・・
日が射し込むようになったんだ・・・・・