黒岩十三仏磨崖仏に再会した帰りに
気になっていた磨崖仏に会ってきました。
兵庫県神戸市西区押部谷町木津
木津フレクシャーと呼ばれる断層の一部の礫岩壁に
阿弥陀坐像と左右三体づつの地蔵が刻まれた
阿弥陀・六地蔵磨崖仏です。
垂直に切り立った壁面を見上げる形になります。
何処か異国の香りがする見慣れぬ磨崖・・・
左の地蔵三体
室町中期文正二年銘が在ります。
右の地蔵三体
礫岩層上部の細粒砂岩層に刻まれている為か
中央阿弥陀と右端の地蔵の顔が剥離しています。
現在、車は進入禁止の為、静かな佇まいです・・・
景観も申し分ありません・・・