世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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税金1000万円 (の使い方) について

2020年03月26日 | 議員活動

3月5日から始まった予算委員会が23日に終わりました。

私は、「区民生活」「福祉保健」「文教」と3つの領域で

質疑しました。

それを通して考えさせられているのが、「税金1000万円」

についてです。 

 

1000万円って、お金持ちの人には大した金額ではないかも

しれませんが、庶民からしたら大変な金額です。

 

私の予算委員会での質疑で明らかになった「税金1000万円」

の使い方、わかりやすい例を以下に示します。

   ↓       ↓       ↓
    
①「ひきこもりへの支援」

(相談窓口、アウトリーチ、居場所づくり等々)

1002万6000円

対象:9200人(←国の調査の推計から)


ひきこもりの高齢化8050問題は社会問題となっています。

この新規予算のおかげで助かる人は多くいると思います。

 

②「日野皓正プレゼンツ・ドリームジャズバンド・ワーク

ショップ」

999万9000円

対象:わずか18人の中学生💢💢

 

どちらも、約「1000万円」です。

 

しかし、誰がみても、不適切・無駄遣い・やめるべき、と

感じるものがありますよね。

 

②のドリバンの特別扱いは、一体何なのですかね。

私の知る限り、ドリバン関係者以外の区民は、皆、怒って

います。


そもそも、日野皓正氏がコンサート本番の舞台上で生徒に

暴力を振るった時点で中止すべきイベントでした。

 

あの時「叩かれた生徒もその親も大丈夫と言っているから

いい」した保坂展人区長はどうかしています。

 

また、今回の臨時休校では、家庭学習ができるeラーニング

期待されているので、以下、質疑しました。

 

③質問「世田谷区のeラーニングにも(渋谷区でやっている

ように)保護者が子どもの学習状況を確認することができる

システムを導入すべき」


答弁「システムを追加するには500万円以上かかる。今後、

他自治体の動向をみながら研究する」

 

つまり、1000万円の約半分でシステム改良ができることが

わかりました。

 

③の対象は、区立中学校の生徒1万640人の保護者。

ドリバンには(たった18人の生徒に)1000万円も使うのに、

eラーニングのシステム改良はその半額なのに「研究する」

(役所用語で「やらない」という意味)ってどういうこと?

と思います。

 

まだまだおかしいことがいろいろあります。

 

追及する議員がいなければ、権力者(区長)は増長していく

のだな、と感じる日々。

 

それに付き合わされ、役所という組織も、そこで働く人も、

腐敗していきます。

 

やる気のあるまともな職員が腐らないように & 区民のため

なるように、今後も「税金」の使い方をしっかりチェック

してまいります。

 

予算委員会の中継

区民生活→http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=4874

福祉保健→http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=4897

文教→http://www.setagaya-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=4964

 

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