世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

悲しい知らせが・・・

2007年01月31日 | 日常生活&プライベート
今日は、レポートをポスティングしてくださる方にお届けしたり、ポスターの連絡をしたり、次のレポートの印刷の打ち合わせをしたり・・・と、色々やることがあって、あっという間に夕方になってしまいました。

最後の用事は祖師谷に集中していたのですが、夕飯をとったのが“キッチン・マカベ”(祖師谷3-1-15 TEL 03-3482-3748)。

地元の方が紹介してくださったのですが、マスコミに出たりしているというので行ってみました。

注文したのは、お店の一番人気だという“オムコロ”(クリームコロッケとオムライスのプレート&スープ付)1100円。おいしかったです

帰宅してからは、今日はなぜか電話が集中して、何人かの方と話をしたのですが、一番最後(深夜)にかかって来た電話に絶句してしまいました。

高校同級生の友人が亡くなった・・・と。

彼女とは少し前に電話で話したばかりでした。

「音楽部の集まりがあるんだけど来ない?」
「えー、私、水泳部だけど、行ってもいいの?」
「いいの、いいの!来て」

という会話をして、でも、残念ながらその日(2月3日)は別の用事が入ってしまっていたので断ったのですが、あれから10日ぐらいしか経っていないのに・・・。

下のお子さんはまだ小学生だったよなぁ・・・。

連絡をくれた先輩と、葬儀はばたばたするだろうから、落ち着いたら、仲良かったメンバーで彼女を思い出す会をしようね、という話をして電話を切りました。

なんだかショックで呆然としてしまっています・・・。

彼女のご冥福を心よりお祈りいたします。(合掌)

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柳沢厚労相発言“女性は産む機械”と日本人の“恋愛力”

2007年01月30日 | 政治&社会情勢
連日報道されている、柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械、装置」発言。もう、皆さん、飽きているかもしれませんが・・・。

思うに、この発言の問題の深さを本当に理解している政治家って、実は少ないのではないだろうか・・・。

「なんかちょっと例えが悪かったかな」「だけどすぐ謝ったんだからいいじゃん」程度にしか感じていない人が多いのではないか、と。安倍首相をはじめとして。

この、柳沢氏の人権意識の低さにも呆れ果てますが、それとは別に、任務としての厚生労働省の大臣という立場、もうこれはどうしようもなく“不適切”でしょう、どう考えたって!!

女性たちは子どもを産むことを拒否しているのではない。産みたいと思っている女性はたくさんいる。だけど、(経済面も含め)安心して産み育てることができないと感じているから産めないのだ・・・という現状をきちんととらえていなかったら、少子化対策なんて絶対に進められませんよ。

今の社会、なぜ、産みたいと思っている女性たちが子どもを産むことができないのか?

その原因をきちんと把握して、産みたい人が産めるような対策を打ち出すことが必要なんじゃないですか?

その基本中の基本がわかっていなくて、ただ「子どもを産む機械であるあなた方女性たちの数は決まっているのだから、一人頭で頑張って増やしてくれないと」みたいな発言をしてしまうとは・・・。

この人をいつまでもこのポストに置いておくなんてナンセンス!安倍首相は、早く、きちんと決着をつけた方がいいのにね。それが政治的責任&センスというものでしょう。

                        

さて、話はちょっと変わりますが、「産みたいと思っている女性が子どもを産めない現状」の原因のひとつに、私は“恋愛力の低下”があると思います。

理屈じゃなくて「この人が大好き~!!」「この人とずっと一緒にいたい!」という想い、そういう気持ちを“恋愛力”と呼ぶとしたら、今の若い人たちにはそのようなエネルギー(情熱)があまりないような気がするのは私だけでしょうか?

それって、生殖機能が劣ってきている、ということとも関係しているのかもしれませんが、なんか冷めていますよねぇ、男女問わず、多くの若い人たち・・・。だから、パートナーが見つけられない、ゲットできない、という人がとっても多いんですよね。

それって、この先の日本社会を大きく揺るがすような大問題かもしれないなぁ・・・と、結構真剣に考えたりしています。皆さんはどう思いますか?

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平成19年度の予算編成(案)

2007年01月29日 | 議員活動
今日は、朝9時~夕方5時まで(12時~1時、昼休み)、7時間かけての「予算説明」でした。(写真:今日配布された資料の山)

「平成18年度補正予算(案)」、「平成19年度当初予算(案)」、「予算編成における重点項目」、「各所管ごとの施策の説明」、等々、盛りだくさん。

平成19年度は、一般会計が2265億3700万円、これに4つの特別会計を含む予算総額は4010億1800万円となっています。初めて4000億円台となったのではないかと思います。

世田谷区の規模の大きさを改めて感じます。

平成19年度は、区長選・区議選を4月に控えていますが、予算案を見ると、骨格予算ではなく、本格予算となっています。

特に、子ども関係、高齢者福祉、障がい者福祉、緑と環境関連、教育に予算措置が重点的になされています。

「これはいい施策だ!」と思うもの、「あ、これは議会や予算委員会等で提案してきたことだ!」ということがたくさん含まれていました。しかも、今回は、「決算状況等の平成19年度当初予算への反映」というページが設けられていて、議会で言われたことがどのように予算案に反映されているか、が説明されています。

ウチの会派が議会でいち早く指摘した「耐震・減災・防災対策」についてはもちろん、私がずっと主張&提案してきた「子育てサービス」もしっかりと拡充し、反映したこととして取り上げられていました。

色々ご紹介したい施策がありますが、3月の予算委員会で取り上げる内容も含まれていますので、追って、ご報告したいと思います。

この予算説明会は、いつも、どうしても長くなってしまうのですが、他の会派が何時間かかったか聞いてみたところ、会派Kは4時間、会派Jは5時間、ということで、ウチの7時間というのは、やはりどこよりも長かったようです。

本当はもっと、もっと、細かいこと、たくさん聞きたいことがありましたが、それをやり始めたら日付が変わっても終わりそうにないので、今日のところはとりあえず説明を聞いて、必要最低限の質疑にとどめました。

予算委員会が楽しみになってきました。(しかし、7時間の説明会はさすがに疲れましたねぇ~!)

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新年会

2007年01月28日 | 議員活動
今日は、昨日に引き続きなんとも忙しい日曜日でした。

朝9時半から自宅マンション管理組合総会の打ち合わせ(今年は当番で理事なのです)。10時から総会。午後1時近くまで。

なにしろ、今年度は大規模改修工事があったので、ほ・ん・と・う・に、大変でした。

その後、息子の昼食を作って、掃除、片付けなどでばたばた。3時からは、理事会メンバーで打ち上げ会。みんな「今日でやっと理事の任期が無事終わった!万歳~!!」と、乾杯 (私はオレンジジュースですが)

それから、新年会が二つ。

ひとつは「建設ユニオン世田谷支部」(世田谷区民会館がある地下のレストランけやきにて)、4時半~5時半。

次は砧総合支所の宴会室へ移動して、韓国民団の賀詞交換会。(写真:6時~8時)

どちらも初めて参加しました。こういう新年会、ほとんど出たことがないので、いわゆる“議員になった気分” (笑)

韓国のパーティーの方は、私は昨年ソウル市に視察にも行きましたし、世田谷区議会議員有志で作っている“日韓友好議員連盟”の役員でもあるのでこういう会はいいかな、と思いますが、労働組合系の会は、私の場合、なんとなく場違いな感じがしますねぇ・・・。

でも、一人だけ、知り合いがいらしたので(なんと息子の同級生のお父さん!)、行ってよかったな、と思いました。

他の議員仲間たちは、「昨日は(新年会)7つ重なって全部は出られなかった」とか「今日はまだこれから二つある」と言いながら早退していました。すごいなー!!

私はと言えば、レポートが出来上がって、深夜に本局めぐりを4時間、その後、配って下さる方への連絡など色々やることがあって、昨夜はほとんど寝る時間がなくて、睡眠40分。・・・よくもった一日でした。(いや、もう信じられないくらい、我ながらすごい体力だと思います)

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『田中優子レポートNO.8』完成!

2007年01月27日 | 議会報告
私の区政報告『田中優子レポートNO.8』が、やっと出来上がって来ました

 

今回は、A4サイズ8ページの編集なので、結構、読み応えがあると思います。

(写真は、表紙と、次の見開きのページ。近々、ホームページにすべてのページをスキャンして載せたいと思っています)

今日は、朝から、バレエ→(午後)ポスターを貼って下さるお宅にお届け→(夕方)マンション管理組合の理事打ち合わせ→(夜)「世田谷パブリックシアター」にて「遊*ASOBU」(日仏国際共同制作公演)を視察・・・と、一日中、びっしりのスケジュールだったため、夜10時を過ぎてから、やっと、宅急便で届いたレポートのダンボールの山々を車に積んで、郵便局へと出かけました。

郵便番号別に分けたレポートを、千歳、成城、玉川、世田谷の4つの本局を回って郵送に出して、帰宅したのは翌午前2時。・・・疲れた~!!(一緒にレポート運びを手伝ってくれた息子も、帰って来たらぐったりだったようです。レポートが入っているダンボールって重いんですよねぇ・・・)

今回のレポートの内容は以下のとおりです。

■政務調査費、領収書保管義務について
■子育て支援、実現したこと
■母校(中大杉並高校)で土曜講座の講師をしました
■自殺対策、進む!
■世田谷の住環境を守ろう!質問で条例を改正
■ごみを減らそう!
■子どもたちの健康が危ない!(給食で和食文化の継承を)
■中村敦夫さん新著『ごみを喰う男』の紹介
■2006年の報告(視察&視察)
■集会お知らせポスター
■編集後記

このブログをいつも読んでくださっている方には、繰り返しの報告となりますが、昨年1年間の総まとめのレポートとしました。

郵送を希望される方は、メールでご連絡下さい。政務調査費を使って作成・郵送しておりますので、皆様には無料でお送りいたします。

setagaya@tanakayuko.net

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生涯現役フェア

2007年01月26日 | お知らせ
2月18日(13:00-17:00)、区民会館ホールにて「生涯現役フェア」が開催されます。

世田谷区では、来る2007年問題を踏まえ、今年度から「介護予防担当部」の中に「生涯現役推進課」を設け、専門的に取り組んでいます。

いよいよ2007年を迎えました。

団塊の世代の方々の大量退職が始まりますが、是非とも、変わらず、元気に、生き甲斐を持って過ごしていただきたい、できれば地域に貢献していただきたい、という想いからできた組織です。

その取り組み第一弾として、藤岡弘さんの基調講演(テーマ:地域人への“変身”(仮称)」、バンドその他パフォーマンスが予定されています。

団塊の世代の皆様方、ぜひ、お出かけ下さい。

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給食費未納問題

2007年01月25日 | 政治&社会情勢
今日は新聞各社で「給食費未納9万人、総額22億円」の問題が取り上げられていました。

その内の3割が「経済的に困難」で、6割は「保護者の責任感や規範意識の問題」だということです。つまり、払えるけれど払わない人が6割もいる、というのです。

私も、「給食費を払わないで、毎年家族でハワイ旅行に行っている人がいる」という例を聞いたことがありますが、全般的に日本人の公共の精神とか規範意識というものが下がって来ているように感じます。

全く嘆かわしいことです。やはり“教育”なのかなぁ・・・。

また、生活保護は受けていない、けれども、給食費を払うことは非常に困難、という段階の人もいる、ということで、それはセーフティーネットから外れてしまっているということですから、何とかしなければならないと思います。

つまり、セーフティーネットのハードルをもう少し低くしなければならない人たちがいる、のではないか、と。それは、国として全体の対策をとらなければ、いち地方自治体で解決できることではありません。国会も始まったことですし、きちんと議論してもらいたいものです。

そして、「払えるけれど払わない」という人たち」。・・・その人たちにはそれなりの言い分があるのかもしれません。でも、社会のルールを守らなければ、世の中成り立たないですし、どんな人でも社会とのかかわりなしでは生きられないのですから、ルールは守らなければ。

そのルールがおかしければ、きちんと手続きを踏んで直す努力をしなければ。それが民主主義というものですよね。

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政治とカネ

2007年01月24日 | 政治&社会情勢
今日も、政務調査費関連の記事が新聞に載っていました。(写真:朝日新聞。この他にも、東京新聞、読売新聞など)

このところ連日のように、(政調費に限らず、事務所経費問題、政治献金隠し問題、等々)“政治とカネ”のことが取り上げられています。

昨夜、近所で集まりがあるのでどうぞ、と声をかけていただき(さくら会新年会の後で)出かけたのですが、まず、開口一番、「政務調査費はどうなっているの?」・・・というご質問。

そう、昨日の朝日新聞にもまた取り上げられていましたが、あまりにもずさんな政調費の使い方が問題となっています。どんどん問題を明らかにして、きちんと議員活動費として使われるようにしていくべきだと思います。

でも、「政調費なんか要らないんじゃない?」という考え方があることに対しては、私なりの考え方を述べさせていただきました。

仕事をするには経費が必要です。・・・ということに尽きるのですが。

言葉足らずで誤解を招いてしまうかもしれませんが、議員が力をつけて議会が強くならなければ行政のチェックなどできません。そのためには、勉強が必要、住民の声を聴取することが必要、議論すること(会議)も必要、情報を伝えるためのツールが必要・・・です。

あとは、情報公開して、政務調査費がどのように使われているかを有権者の皆さんが知ることができれば、おのずとその議員の活動内容もわかり、どんな仕事をするタイプの議員なのかもわかってくることでしょう。

その上で、議員を選ぶことができるようになれば、本当の意味での市民参画となると思います。選挙の投票率も上がるでしょう。

だから、ウチの会派「せたがや政策会議」では、“インターネット上での領収書の公開”を、議会運営委員会の理事会等で提案していますが、そのことが今日の読売新聞でも取り上げられていました。

■世田谷区では、議会運営委員会の理事会で、各会派の代表が領収書の取り扱いなどについて協議しているが、収支報告書や領収書を区議会のホームページ上などで公開することも検討課題に挙がった。

■同区議会の関係者は「情報公開請求した人だけでなく、あらゆる人が見られる状態に置くことで、より透明性が担保で切るのではないか」と話す。

今のところ、23区のどこよりも一段と進んだ情報公開の道筋について、世田谷区議会では話し合われているということだと思います。


追伸:それにしても、千代田区議会は新年会の会費なども政務調査費で認められているとはびっくりしました。だとしたら、“政務調査”っていうのは無理がありますよ。名前を変えた方がいいかもしれませんね、“議員活動費”とか。

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さくら会新年会

2007年01月23日 | 議員活動
(写真:お正月に咲くという“啓おう桜”。知人宅で)

今日は、毎月(このところ隔月・・・)出している「活動報告」を、メルマガ配信したり、FAXしたり、郵送したり、と、昨夜からずっとばたばたしていました。

午後は、ガスを開いてもらうために事務所で待機。こちらもカーテンをつけたり、食器を片付けたり、と、やることがたくさんあります。

今回借りたところはとても狭くて収納がほとんどありません。

事務所のためバザーで買った食器類をバザーに出さなくちゃ・・・という感じ。(何をやっているんだろうなぁ~!)

夕方は、精神障がい者家族会であるNPO法人「さくら会」の新年会に出席させていただきました。心の相談室、グループホーム、イブニングケア、就労支援、等々、すばらしい活動を展開されています。

   ※NPO法人「さくら会」
    世田谷区粕谷4-20-18 幸栄マンション311 
    TEL & FAX 03-3308-1679
    E-mail sakura311@k9.dion.ne.jp 

今日の会も、アットホームな感じで、この会の方々は皆さん、本当に頑張っていらっしゃるなぁ・・・と暖かい気持ちになりました。

障がいがあっても納税者となれるよう、自立を支援する、という法律の理念は画期的で、まさにその通りだと思います。しかしながら、その障害者自立支援法の不備で、障がいを持った方々とそのご家族のご苦労は計り知れないものがある、と思います。特に、将来的な展望が見えないことが大きな不安となっているのではないでしょうか。

だったら、早急に、その基盤整備を行なわなければ!ですよね。

地方自治体のみに負担を強いるのは無理です。国がきちんと財源とともに、自立に必要なサービス基盤(働き先、ですよね、まずは)を作らなければ、いつまでたっても“欠陥だらけの法律”のままであり、信頼に値する施策とはならないでしょう。

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官僚や政党、もういい

2007年01月22日 | 政治&社会情勢
今日、役所の控え室に行ったら、買い置きしてあった“不二家ルックチョコレート”がありました。これ、結構好きなんですよね。でも、もうスーパーには置いていません。

役所の帰りに久しぶりにスーパーに寄ったら、ルックチョコレートは(に限らず、不二家の商品は全部)ない。そして、しばらく姿を見せていなかった“納豆”がセール商品としてたくさん並んでいました。

ここ最近の、社会で起きている問題を象徴しているかのようでした。(しっかし、あの納豆騒ぎは何だったんでしょうねぇ・・・?!)

ところで、昨日、宮崎県知事選の結果が出ました。そのまんま東氏の当選が決定し、今朝の新聞はその記事がほとんどトップを占めていましたね。

「官僚や政党、もういい」(日経の小見出し)

保守王国と言われる宮崎県でこの結果、というのは衝撃的なことでしょう。でも、今の日本国民の気持ちが正直に、よく現れているのではないかな、と感じました。

私も無所属で議員活動をしていますが、特に、地方議会においては、政党や組織の理屈(いわゆる“党利党略”っていうやつですね)を持ち込まれたら迷惑。

地方議会で必要なのは、そこに住んでいる住民の生活がよくなるにはどうしたらいいか?を考えること。そして、税金を無駄にしていないかチェックすること、に尽きると思います。

そこには、どの政党に所属しているか、なんていうことは全く関係ない、必要のないこと、だと思います。あくまでも、いち市民・住民の立場で考える、これが私のスタンスです。

(ただし、いち個人の利益を優先することはありません。区政全体を見た上でのバランスで判断する、これが私の政治姿勢であり、議員活動の大原則です)

これからも“党利党略”とは一切無縁の立場(市民感覚)で、しっかり議員活動を続けていきたいと思っています。

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ゆとり教育の見直し

2007年01月21日 | 教育
少し前に、教育再生会議の「第一次報告に盛り込む主な提言内容」が報道されていました。

■ゆとり教育を見直し、授業時間数を1割増加
■社会人と外国人教員を大量採用
■教員免許更新制の導入に伴い不適格教員ゼロ作戦を展開
■いじめる生徒・児童の出席停止措置の活用を促進
■教育委員会のあり方を検討

結局、授業時間を減らしたことが一番大きな問題、ということだと思いますが、それをカバーするために、世田谷区では、52分授業の導入(1コマ2分増やしただけで、年間にすると約40時間授業時間が増えるので、土曜日に授業をしたのと同じぐらいになる)や、中学校の夏休みを短くして、8月25日から2学期をスタートさせる、という英断をしています。

ご想像に難くないと思いますが、どちらも大不評!

そりゃあ、そうでしょう。誰だって、2分という中途半端な時間の区切りは嫌だし(休み時間が少し減ってしまうこともあります)、ましてや世田谷区の中学校だけ夏休みを短くする?!なんて不平不満だらけ、当然ですよね。

でも、私はそこまでしないと、今の授業数ではダメだ!という世田谷区教育委員会の考え方は正しいと思います。ですからどちらの施策にも賛成しました。

そして、ここにきて文部科学省もようやく、“ゆとり教育は失敗だった”と認めています。

(以前にも書きましたけれど)ウチの子どもの学年が、もろにその失敗したゆとり教育の時期を丸々3年間、中学生として過ごした犠牲者、なんですよね。

どうしてくれる?!って思います。気持ちだけたっぷり“ゆとり”を持ってしまって、学業の実質が伴わない子どもたち、どうやって責任をとってくれるの?!と。

やっぱり、勉強はつらいもの、大変なもの、我慢と忍耐が必要なもの、その基礎を叩き込む(まさに、叩き込む!のです)のが学校の役割、責務なのだ、ということをしっかり認識して、先生方に取り組んでほしいです。

やってもやらなくても大丈夫、いいんだよ、みたいな雰囲気はダメだと思う。

なんでもかんでも学校に押し付けて、先生たちは忙し過ぎる!というのも、(一応教員経験があるので)すっごくよくわかります。国の方針がコロコロ変わって、学校現場はどう対応していいのか追いつかない!ということもあるでしょう。(同情・・・)

でも、塾に行かなければ学力がつかない、なんていう今の学校教育はやはり間違っています。ホント、この現状を早く直して(治して)ほしいものです。

そして、我々親たちも、基本的な生活力や他人を思いやる心の教育まで学校にお任せ、ではなくて、ちゃんと家でやらなくちゃ!!ですよ。家庭の教育力って(つまりは甘やかしではなくて子どもへの本物の愛情に尽きるのですが、)すごく大事だと思います。

自戒を込めて、そう思います。

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充実の土曜日

2007年01月20日 | グルメ
今日は、午前中、久~しぶりにバレエのレッスンに出て、その後“ギャルリ・ド・ぽえむ”でお茶(っていうか、ランチ?)しました。ピザ・トーストとカフェオレ(写真)。

ぽえむさんはコーヒーがおいしいお店なので、カフェオレも美味。何より器が大きくてかわいくて感激しちゃいました。手作りケーキもとってもおいしいので、今日はシフォンケーキをお持ち帰りで買って来ました。

ちょっぴり雪が降ったり、霧雨となったりしていましたが、ポスターを貼っていただけるところを回って、その後、事務所の契約のため不動産屋へ。

いわゆる“選挙事務所”というものではないのですが、これから色々印刷物が増えるので、置き場がないことにはどうしようもないため、東松原駅から4分、羽根木公園のふもとにあるマンションの一室を借りることにしました。

今、耐震の説明や、石綿(アスベスト)の説明、それに“東京ルール”(東京都賃貸住宅紛争防止条例)の説明などが義務付けられている、ということで、契約ひとつにもものすごく時間がかかるんですね。まあ、必要なことだろうとは思いますが。

夜は夜で出かける用事があり、帰って来てからは事務所引越しのための準備。一日で色々なことをこなしたなぁ・・・と、大変充実した気分です。

でも、手帳にメモしてある“やらなければならない事”は、まだたくさん残っています。先週中にとっくに済ませていなければならないと思っていたことなのに、未だにやれていなくてこんなにある・・・。(ため息)

なんとかしなくちゃ・・・

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東京土建・鏡開き

2007年01月19日 | 議員活動
今日は、議員健康診断の調査書提出〆切日だったのを思い出し、あわてて役所に行って記入。

①一日の生活を詳細に記録して、運動量、睡眠時間、休憩時間など“生活のリズム”を調べるもの
②一週間の食事を詳細に記入して“食事のバランス”を調べるもの
③210項目ある質問に答えて、主に、“性格や精神状態”などを調べるもの
④大腸がん検診の問診
⑤呼吸器系の問診
・・・と色々あって、書くのに時間を要します。1時間半もかかってしまいました。

その後、夕方6時過ぎから、「東京土建一般労働組合・世田谷支部」というところの新春鏡開きに出席。

この手の新年会とは全く無縁できた私ですが、今回は、同じ会派の富永さなえ議員から「せたがや政策会議、いつも私一人で寂しいから一緒に行こう!」と誘われて、行ってみたのでした。

会場には300人近く集まっていたでしょうか。来賓として、各党の国会議員、都議会議員、区議会議員、そして区議選立候補予定者まで、勢ぞろいでした。

どの議員もみんな手馴れた様子で、各テーブルを挨拶まわりしています。実際、知っている人もいるようで、親しそうに挨拶を交わしてもいます。・・・が、私は一人も知っている人いないし、名刺交換することもなく、う~む、これが組合の新年会っていうものか、と初体験して帰って来ました。

選挙が近いとあって、どの党も挨拶に力が入っていましたが、一生懸命になればなるほど話が長くなり、誰も聞いていないんじゃない・・・?という雰囲気。

「挨拶は短く!」が基本ですよね。「せたがや政策会議は、ある時は行政と戦い、ある時は行政と協力し、これからも頑張っていきたいと思います!」と、富永議員の挨拶、簡潔明瞭でさわやかでよかったです。

今日、心に響いたのは、「阪神淡路大震災で、我々土建組合では、倒壊した建物の中から人を救い出す活動を展開。一工務店、平均6人の命を救った。この働きがなかったら、犠牲者は1万人を超えていただろうと思う。建設職人の持っている技能の高さを改めて認識した」というお話。そうだったんだ・・・。

来る大震災に備えて、自治体は、町会・自治会、商店街、学校、警察、消防、病院だけでなく、建設関係者、外国語関係者、手話通訳、宅急便事業者などなど、専門性を持った様々な分野の方々とチームが組めるよう準備をしておく必要がある、と思います。


この会の後、ポスターを貼って下さる方のところ何軒かお届けしながら帰って来ました。私は組織だって支援してくれるような団体や組織はひとつも持っていないので、こうして協力して下さる個々人の方々の存在が本当にありがたいです。感謝

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仕事をしたい女性たちへ

2007年01月18日 | 男女共同参画
私は、「マザーズ・ハローワークとの連携で、女性の就労支援を進めよ」ということを、昨年6議会の一般質問で取り上げました。(詳細は6月25日のブログをご参照下さい)

その時の答弁 「本日いただきました議員のご意見も踏まえ、マザーズハローワークの創設を機に庁内関係各課とも連携しながら、平成19年度からの計画の中に盛り込んでいきたいと考えております。」

その後、10月の決算特別委員会において、再び、どのようなことを具体的に考えているのかを質問しました。(議会録画中継はこちらです)

ちょっと、長いですが、区議会HPから会議録を引っ張ってきましたので、お時間のある方は議会質問のやり取りを読んで下さい。

その時の答弁 「計画を先取りするような形になりますけれども、来年の二月に子育てと仕事の両立支援に取り組む企業で、NHKでもご紹介がございましたけれども、秋田にあるカミテという会社の社長をお招きして、女性の人材活用の取り組みですとか、あるいは効果についてご講演をいただきたいと考えておりますし、同時にマザーズハローワークというのがございますけれども、こことの連携によりまして就業相談を実施したいと考えているさなかでございます。」

答弁に対する田中優子のコメント
「今お話にありましたカミテの社長をお招きしてのイベントの企画が進んでいるということも大変うれしいです。特にこの中でもマザーズハローワークとの連携で、女性の就労支援を図れということを六月議会の一般質問で述べさせていただいたんですけれども、早速、本当に実施する運びとなったということは、大いに評価させていただきたいと思います。」

「そのカミテという会社ですが、私もNHKの番組を見ました。社員は会社の経費、コスト、つまり消耗品ではなく、重要な資源と位置づけて、せっかく育った社員が出産や育児で第一線から離れてしまうことは会社にとっても大きな痛手であるとしている会社です。育児や介護でブランクがあっても、蓄積した技能とともに復帰して、さらに能力を伸ばしてほしいというのがコンセプトだと伺っております。事業所内に託児所を設けて子どもの看護休暇制度なども導入し、仕事も家庭も両立できる働き方を推奨しているというふうに伺っています。」

「一方、実際の仕事の方では、扱っている製品のうち二種類が世界レベルと認定されて国際規格を取得したということですし、いろいろな意味ですばらしいなと思っておりました。こういう企業がもっとふえてくれると、日本の少子化も変わるだろうなと思っているところです。区のイベント、講演会などを非常に楽しみにしております。」

で、そのイベントが、いよいよ来月実現します。うれしいですね!

イベント内容はチラシの通りです。多くの方に、このような機会をとらえて、何かを見つけ、何かをつかんでほしい、と思います。ぜひ、参加して下さいね。

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役所で仕事

2007年01月17日 | 議員活動
今日は雨だったのでポスター貼りはできず・・・。

所用を済ませてから、午後遅い時間に役所に行って、議員控え室にて仕事をしました。

役所の控え室だとパソコンを使う仕事はできませんが、資料整理や諸連絡、行政ヒアリングなどは、家にいるよりずっと効率よくできます。家だと、セールスの電話がかかって来たり、ついつい家事が気になって集中できなかったりするんですよね。

この時期、議員は新年会ラッシュのため、特に夕方以降はほとんど誰もいません。今日も、私一人だけでした。(写真:登庁ランプ)

色々やっていたら、夜8時半を過ぎてしまい、ようやく控え室を出ました。5階から地下の駐車場までいつも階段を使っているのですが、4階の議会事務局、3階の教育委員会、2階の年金・介護・福祉関係、みんなまだ電気がついていて仕事で残っている人がいました。

みんな忙しいんだなぁ・・・。


今日は、あの阪神淡路大震災から丸12年が経った日でもありました。家族や親しい人を失って、未だに心の傷が癒えない人がたくさんいることでしょう。災害対策、特に地震対策はしっかり進めないと、と、改めてその必要性を思いました。

このところ、地震が多いことも気がかりです。皆さん、まず自宅で、自分自身で備えられることは十分にやっておいて下さいね。

そして、行政がやるべき仕事は、我々議会がしっかり提案&チェックしていかなければ!と思っています。

改めて、阪神淡路大震災で犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

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