私たちの任期(4年)も残すところ1ヶ月となりました。
私の区議会における活動の重点項目をまとめた区政報告
『田中優子レポートNO.22』が完成し、一昨日、発送
いたしました。
こちらにアップしますが、紙のレポートをご希望の方は
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3月27日に、私たち区議会議員の4年の任期最後の議会が終わりました。
(来年度の一般会計予算について反対した理由は、この一つ前のブログ
にアップしました。)
年度末の議会が終わると、議員互助会主催の「送別会」が開催されます。
いつものように、区役所の大会議室にてケータリングサービスで行ない
ました。
今回、退職する区の職員は、169名だそうです。
皆さん、長い間、お疲れ様でした。
また、勇退する議員(4月の選挙で立候補しない議員)は、
新川勝彦議員、杉田光信議員、木下康之議員の3名。
区長から、記念品が手渡されましたが、この二人の光景は、
議員の誰もが複雑な心境で見ていたことと思います。
(左=保坂区長、右=木下議員)
保坂区長に裏切られて、木下議員がいかに無念であったか…。
この間ずっと、議会の度に、その想いが伝わってきていましたが、
特に、今回は勇退する最後の議会であったため、より強く伝わって
きました。
特に予算委員会最終日の木下議員と区長とのやりとりは象徴的です。
(以下、議会中継から要約して抜粋)
【木下議員】
区長は公共事業の見直し、とりわけ補助54号線について、醜悪な、
コミュニティ破壊だと言った。私はそれを支持して(保坂氏を区長
にと)担いだ。私に対して、裏切ったとは思っていないのか?
【保坂区長】
政治家というのはよりよくしていくことだ。
公共事業、大型開発の見直しを行うと言って(区長選に出た)。
下北沢の街を作り替える、上部利用の見直しもした。
裏切ったとは思っていない。
【木下議員】
あなたは私が担いだから出馬したんですよね?
私がいなかったら出なかったんですよね?
【保坂区長】
(私を押した人は)ほかにもいるけれども、
木下議員もその1人と認めている。
【木下議員】
長年政治家をやっていた人の言葉とは思えない。
(こういうことは)誰が言い出したのか、が大事なのだ。
約束は守らなければいけない。
あなたは肯定感、肯定感と言うが、肯定感の中で”過ちを認めない”
という作法を身につけてしまったのでは?
これからの区政について非常に危惧している。
今度の選挙は圧倒的にあなたの方が強いでしょう。
負けたら笑いものだ。
そういう中であなたは今度の選挙を闘うんですよ、約束も破って!
そのことを重々心の中に受け止めてやってくださいよ。
(要約した引用、ここまで)
「保坂区長は自己肯定感が強い」というのは、まさに、私たちの会派
の意見でも述べたことですが、
木下議員の表現「あなた(保坂区長)は自己肯定感の中で”過ちを認め
ない”という作法を身につけてしまったのでは?」…これは、その通り
だと感じました。
木下議員、5期20年、お疲れ様でした。
木下議員にくどかれて区長選に出た保坂区長。
1期目の最後にはこのような形で決別してしまったわけですが、
果たして来月の区長選はどうなることでしょう。
かくいう私自身も区議選(の予定)です。頑張らなければ!!
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東京も桜が満開となりました。
3月ももうすぐ終わり。早いですね。
さて、先週の金曜日(3月27日)に、1ヶ月続いた世田谷区議会
第1回定例会が終わりました。
うちの会派「無所属・世田谷行革110番」は、平成27年度
一般会計予算案に反対しました。
反対理由を述べた「意見開陳」(大庭正明議員が登壇)を
以下に貼り付けます。
「保坂区長の政治姿勢」がよくわかると思います。
長文ですが、4月26日には区長選もありますし、世田谷
区民の方には参考まで、ぜひお読みいただきたいです。
●『無所属・世田谷行革110番』を代表しまして、保坂区長が提案した平成27年度世田谷区一般会計に、反対の立場から意見をのべます。
●今週発表された人事異動の内示について、触れざるを得ません。結局、この間に常任委員会をわざわざ開いたり、また予算委員会でも多くの会派から質疑が出されるなど、あの騒ぎは何だったのか、ということであります。
●「保育待機児・対策・担当参事」に秋山副区長を充てるなど、何の意味があるのか。副区長はそもそも「保育待機児・対策」の責任者であり、参事クラス以上の仕事をしているわけです。
●この人事で「世田谷区の保育待機児・対策」が1ミリでも進むと考える人は、いないと思います。
●これは保坂区長による「保育待機児・対策」に手を打ったという印象を、残すことだけを目的とする人事だったとしか思えません。
●まさにそこに、保坂区長の本質があるのです。「やってるように見せる」ここが保坂区長にとって生命線であり、また区長としての限界なのです。
●保坂区長の「やっているように見せる」ことは国会議員時代からの習性なのかも知れませんが、執行機関である区長のやるべきことではありません。
●地方自治の現場は、「やっているように見せる」或いはそのような言葉だけで誤魔化せるほど甘いものではありません。「子ども子育て何とか宣言」を出したところで、世田谷区の保育待機児の実情は変わらないのです。
●保坂区長は「私は実務家に徹しました。私はできもしないことを大言壮語をするタイプではありません。力もないのに、アドバルーンを勢いよくあげて一瞬の世間の耳目を集めるようなふるまいは根っから嫌いです。政治は結果が全てです。」
●これは予算委員会で読み上げた。保坂区長の一番新しい本の一節です。
●よくも書いたものだと思います。「政策を実現する力もないのに、アドバルーンを勢いよくあげて一瞬の世間の耳目を集めるようなふるまいで、前回の区長選を乗り切って当選したのはどこのどなたでしょうか」
●今期4年間の区政において、最も特筆すべきことは保坂氏を区長選に担いだ区議会議員が保坂批判の先頭に立ったことです。
●その、一時は怒鳴り合いのような質疑を聞いていて、いかに保坂氏が「政策を実現する力もないのに、アドバルーンを勢いよくあげて」いたかがわかり、このことは世田谷区議会にとって最大の情報公開だったのではないでしょうか。
●それでもなお、まだ保坂区長を担ごうとする議員がいることは不思議でなりません。本会議場でのやりとりを、どのように聞いていたのでしょうか。
●誰もが排除されない地域社会などと言っても、保育待機児は明らかに保育行政から排除されているのです。その「ワースト地方自治体のトップ」が保坂区長であります。言ってみれば、日本で一番排除している、或いは排除を放置している首長が保坂区長とも言えるのです。
●その最大の原因は保坂区長の「決断ができない」或いは「決断が遅い」ということに尽きます。
●保坂区長は当選直後から、「住民参加」という言葉を多用してきました。しかし保坂氏の使う「住民参加」とは普通一般に考えられる「住民参加」とは全く逆の意味であることが、この4年間を通じて分かってきました。
●即ち、保坂氏の根本にあるのは「責任を取りたくない」という思いなのです。責任をとって失敗すれば、それこそ保坂氏の「自己肯定感」が崩れるからでしょう。その結果が、「決断ができない区長」という批判に通じてくるのです。
●責任をとりたくない、ということによってのみ成立する「自己肯定感」は例え、公約違反だろうと、公選法違反だろうと、過ちを認めようとしません。そのことは本予算委員会を通じて明らかにしてきたことです。
●そして「区長として責任を取りたくない」という強い意志は、責任を区民に転嫁することに繋がっていくのです。
●つまり、保坂氏の言う「住民参加」とは「住民に責任を転嫁させる」都合の良い言葉であり、自分の責任を逃れる隠れ蓑であったのです。
●さらに言えば、責任を転嫁できるのなら、それは誰でも良かったのです。
●その例が「世田谷ナンバー」でした。区内のお歴々がこぞって賛成していることを拠り所として、いい加減な調査というか、私たちはねつ造データと断言しておりますが、多くの区民の意見を無視して強行したのが「世田谷ナンバー」でした。
●保坂区長の根本が「責任はとりたくない」、ということなのですから、他会派の代表質問で指摘された、リーダーシップなどあろうはずもありません。
●今回の予算委員会でも非常用電源について、事細かく質問しました。首都直下等の大災害時、世田谷区の機能がマヒするということは、区内の災害弱者に手を差し伸べられない、ということです。それは、多くの災害弱者を結果として排除することにつながります。
●非常用電源については保坂区長就任時の4年前から一貫して会派として申し上げてきたことです。
●にもかかわらずに、現在でも、実態は変わっていない。平成25年12月に発表された中央防災会議の被害想定では、震度6弱以上の地域においては火力発電所は運転を停止し、停電は必至と書かれております。
●それなのに、今もって世田谷区役所は停電後わずか3時間で機能停止。保坂区長はこのことについて、すり替え答弁はあっっても、何も答えられませんでした。
●働ける職員がいるのに、電源が無いために、組織的な対応がとれない。これほどのムダがどこにあるでしょうか。組織対応が遅れれば遅れるほど、排除される災害弱者は増大するのです。
●当然、この非常用電源の問題を解決するには相当の投資が必要となります。その決断が保坂区長にはできない。責任の転嫁先が見つからないからです。
●このままでは3時間たったら第1庁舎と第2庁舎にいる約1,700人の職員は右往左往で、組織として動けないことは、何度も言いますが明らかです。
●この極めてシンプルな問題について、新年度予算は緊迫感をもって答えているでしょうか。全然答えていない。首都直下など、まるでいつ来るの?というような悠長な考えで貫かれている。
●まず、安心安全あってこその地方自治体であることは、あの3.11以後、日本国民、全員が胸に刻んだことであり、特に公務員の職にある者は、常に備えていなければならないことです。
●にもかかわらず、保坂区長は3日前の、3月24日の朝日新聞電子版にて、「自治体の首長の大きな仕事は、住民の生命と安全を守るために行動すること」と平気で書いている。
●世の中、「言ったもん勝ち」なのでしょうか、さらには、昨日渋谷区議会の委員会で、いわゆる「同性カップルをパートナーと認め、区が証明書を発行する」条例が可決され、本会議で可決の見通しということです。
●このニュースを昨日、そして本日も保坂区長はツイッターでリツイートしています。保坂区長、一体あなたは誰なのでしょうか。
●渋谷区の出来事を評論するヒマがあるなら、ご自分の仕事に向き合うべきでしょう。あなたは、当事者であり、この世田谷区におけるただ一人の執行機関ではないですか。
●渋谷区よりも先に、この世田谷区議会ではLGBTの問題は取り上げられ、同様の要望がありました。それをよしとしたのも保坂区長です。しかし、ことここに至り、渋谷区は結果を出した。世田谷区は言い訳だけ。
●「政治は結果が全て」とは誰の言葉でしょうか。
●これほど、言葉をもてあそび、自分を美化することでしか保たれない「自己肯定感」の持ち主、常に誰かに責任を転嫁できないか、そのことばかりを考えている区長が、予算を着実に実行できるか、はなはだ疑問です。予算は予算書があれば誰もが同じ行政が行われるものではありません。
●以上、保坂区長の政治姿勢に反対の立場からの意見といたします。
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友人のヴァイオリニスト、劉薇(リュウ・ウェイ)さんの
ヴァイオリンと朗読の“花見コンサート” 、4月4日開催です。
リュウさんの手作りオリジナル雑穀スイーツとお茶付き。
お時間ある方、ご一緒しませんか?
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久しぶりに感動した本です。
心から、多くの人に読んでもらいたい!と思います。
多くの人が読めば、原発再稼働は絶対にしてはいけない!
と、気づくことと思います。
(以下、本書33・34ページから引用します)
↓ ↓
彼らは、「危険」を「安全」と言い換えます。
彼らは、「不安」を「安心」と言い換えます。
彼らは、「隠蔽」を「保安」と言い換えます。
彼らは、「事故」を「事象」と言い換えます。
彼らは、「長期的には悪影響がある」を「ただちに悪影響はない」と言い換えます。
彼らは、「無責任」を「責任」と言い換えます。
すでに明らかなことですが、「原子力安全・保安院」の正しい名称は、
「原子力危険・隠蔽院」です。
著者は、安冨歩 東大教授。
(アマゾンHPからの引用)
↓ ↓
1963年大阪府生まれ。京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。
京都大学人文科学研究所助手、
ロンドン大学政治経済学校(LSE)滞在研究員、
名古屋大学情報文化学部助教授、
東京大学大学院総合文化研究科・情報学環助教授を経て、
東京大学東洋文化研究所准教授、2009年より同教授。博士(経済学)。
著書に、『「満洲国」の金融』『貨幣の複雑性』(以上、創文社)、
『複雑さを生きる』(岩波書店)、
『ハラスメントは連鎖する』(共著、光文社新書)、
『生きるための経済学』(NHKブックス)ほか。
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3月25日、世田谷区では区立小学校の卒業式でした。
私は、地元の「松沢小学校」へ。息子の出身小学校です。
袴姿の女子が10人近くいて、卒業式ならではの風景でした。
みんな、きちんと卒業証書を受け取って、別れの言葉も歌も、
とてもよかったです。
先日の松沢中学校の卒業式でも、今回の松沢小学校でも、
「旅立ちの日に」が歌われていました。
メロディーも歌詞も、いい歌ですね。
卒業生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます!
4月から中学生ですね。
新しい環境は、最初、緊張するかもしれませんが、
頑張ってくださいね。
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保坂区長が、デタラメな(ことをしたと思われる)アンケート
調査で区民の意思をねつ造し(疑惑100%!)、昨年11月から
無理やり導入されてしまった「世田谷ナンバー」。
やはり多くの世田谷区民の意思(希望)ではなかったことが、
また一つ明らかになっています。
世田谷区粕谷3丁目にある自動車販売店のHPに掲載されている
情報をご覧ください。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
ご存知の方も多いと思いますが今まで世田谷区では品川ナンバーでしたが
平成26年11月17日から世田谷ナンバーに変更されました。
当店でも多くの世田谷区在住のお客様から登録時に
品川ナンバーにならないのかとの声を頂いております。
世田谷区在住のお客様が品川ナンバーでお車を購入できる方法は一つだけあります。
当店の在庫車で車検が残ってる品川ナンバーが付いたお車をご購入頂ければ
品川ナンバーのままでお乗りになる事ができます。
ただし、希望のお車が新規登録をしなければならない、
もしくは希望ナンバーを選択すると世田谷ナンバーになってしまいます。
条件は厳しいと思いますが世田谷区在住で当店の在庫車で気になるお車が
あり、品川ナンバー希望のお客様は一度当店にご連絡ください。
(引用ここまで)
もし、本当に、区民の8割が賛成していたとしたら、こんな
ことを自動車販売店がするはずないですよね。
それは、杉並区を見れば明らかです。
杉並区では7割が賛成だったと聞いていますが、杉並区民の
知り合いの多くが、お金を払って「杉並ナンバー」に変えて
います。
多くの杉並区民が喜んで、「杉並ナンバー」をウエルカム
している様子が伝わってきます。
しかし、世田谷区の場合は全く違います。
私の周囲で、お金を払って「世田谷ナンバー」に変えたと
いう人は皆無!!
車を買い替えて、初めて「世田谷ナンバー」となってしま
ったことを知って怒っている人がとても多いのです。
この「世田谷ナンバー」問題を考える際は、
「どちらでもいい」という方、「どうでもいい」という方も
大勢いらっしゃると思いますが、そういう方々も、ぜひ、
「世田谷区民全体の意識やニーズを区長が独断でねつ造して
いいのか?そんなことが許されると思うか?」という視点で
考えてください。
先日、ある式典でお会いした、地元の有力者と言われる方が、
「田中さんのブログ、見ていますよ!世田谷ナンバーはとん
でもない。北朝鮮のようなやり方で決めらたことが問題だ!」
と仰っていました。
ですから、本来であれば、元の「品川ナンバー」に戻すべき
だと思いますが、
すでに「世田谷ナンバー」が導入されてしまっているので、
希望者だけでいいので「品川ナンバー」が選べるようにする、
選択制を導入するのが筋というものでしょう。
なぜなら、国交省が、ご当地ナンバーを申請する際の条件
(自動車ユーザーである住民のニーズがあること)を無視
して(改ざん、ねつ造して)申請した(疑いが強い!!)
から。
本来であれば「世田谷ナンバー」は申請できなかったはず、
だから。
「世田谷ナンバー問題の損害賠償請求民事訴訟」も継続して
いますし、これからも「品川ナンバー」の復活を目指して、
粘り強く頑張ってまいります!!
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お知らせです!
30代後半〜を対象とした「大人の婚活パーティー」が
4/18(土)19:30〜、経堂のカフェRudderにて開催されます。
実際、このパーティーでカップルとなった人がいるそうですよ。
ただいま参加者大募集中!とのこと。
知人、友人、本人に心当たりのある方は是非♡♡
政治家(市区町村)人気ブログランキング、485人中、第2位です!
3月20日(金)は、世田谷区立中学校の卒業式が執り行われました。
私は、地元の松沢中学校へ。
凛とした雰囲気の中、厳粛な式典でした。
卒業生の学年は、本当に男女仲良く、学校が楽しくて仕方ない!
ということが伝わってきたのが印象的でした。
涙ぐんでいる生徒が何人もいて、松沢中や同級生との別れを心から
惜しんでいる様子が伝わってきて、じぃ〜んときました。
皆さん、ご卒業おめでとうございます。
4月から高校生活が始まりますね。
新たな世界で、頑張ってくださいね。
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先週の予算委員会【区民生活領域】で質問したコトをアップします。
↓ ↓ ↓
火葬場について伺います。
他会派から、今議会でも質問が出ていましたが、火葬場問題は26年前から
50回以上、超党派で質問が重ねられ、私も今日で5回目の質問となります。
世田谷区内に火葬場が必要だということは、自動車の「世田谷ナンバー」
とは違い、本当に世田谷区民の願いであるということを区としてはもっと
真摯に受け止めるべきだと思います。
日常的にも、火葬場が足りなくて、何日も待たされるような状況があり、
また、首都直下地震が起きた際には、考えたくないですが、一度にたく
さんの死者が出る可能性があります。
東北大震災の時のように、土葬して、何ヶ月後かに、腐り切ってしまった
遺体を掘り起こし、掘り返して火葬する、などという想像を絶するような
悲惨なことで大変なことをしなくて済むように。
ですから区内に火葬場を作っておくことが必要です。
にも関わらず、相変わらず、臨海斎場の区民利用の向上をはかるという
答弁に終始しているのはどういうことでしょうか。
その臨海斎場ですが、世田谷区のほか、大田区、品川区、目黒区、港区の
広域連合で10年前に作られました。しかし、世田谷区は人口が一番多い、
にも関わらず、利用している区民が非常に少ないと聞いています。
まず、世田谷区民の利用状況について伺います。
(答弁)平成16年度は火葬利用件数合計4046件のうち189件と4.7%
だったが、平成25年度では、合計6570件のうち502件と7.6%にまで
増えてきた。10年間で約2.7倍になっている。
2.7倍に増えたと言っても、たった7.6%しか世田谷区民は利用して
いません。
人口からすると、大田区・約71万人、品川区・約38万人、目黒区
約27万人、港区・約24万人、世田谷区・約88万人、合計約250万人
のうちの3分の1を占める世田谷区が、10年経っても利用率1割にも
満たないのですから、臨海斎場の利用率を上げることより、区内に
つくることを考えるべきだと思います。
そこで、私どもの会派では、真剣に区内の場所を探しました。
火葬場を建設する際の制約の一つとして、「世田谷区墓地等の設備
及び管理の基準に関する条例」というのがあって、
「住宅地からおおむね250m以上離れていなければならない」…と
されています。
住宅だらけの世田谷区において、この条件を満たす場所は砧公園
しかありません。
昨年の予算委員会では、私が都市整備領域で取り上げ、提案した
わけですが、その時に使った地図がこちらです。
火葬場を所管するところでも、世田谷区内でこの条件を満たすとこ
ろは砧公園しかないと認識していますか?
それとも、他に可能な場所があるとお考えでしょうか?
(答弁)世田谷区内のほとんどの地域は既に高度に密集した市街地
が形成されており、火葬場の敷地の規模にもよるが、住宅地より
おおむね250m以上離れて建設できる場所は、都立砧公園の中心部
以外は見出せないものと考える。
であれば、砧公園で考えるしかありません。では、砧公園に火葬場
を建設する際の法的な規制や要件を挙げてください。
(答弁)
1 「墓地等の構造設備及び管理の基準等に関する条例」により
「火葬場の設置場所は住宅等からおおむね250m以上離れて
いなければならない」こと。
2 同条例施行令により、火葬炉1基あたり5台以上の駐車場を
設置すること。
3 都市計画法により、火葬場を設置する場合は、施設の種類、
名称、位置及び面積を都市計画決定する必要があること。
4 建築基準法により、建築基準法上の道路への接道義務、建築
物の用途、建蔽率、容積率について規制があること。
5 都市公園法により、火葬場は公園施設としては認められない
ので、公園管理者(都)において建設用地を公園区域から
外す必要があること。
6 砧公園は都市計画公園でもあるので、別途東京都において
公園区域から外す旨の都市計画決定が必要であること。
今、6つの規制が読み上げられましたが、「住宅等から250
メートル以上離れていること」というのは、砧公園のこの
エリアならクリアできます。
駐車場も地下にたくさん作ればいいです。
都市計画決定も手続きをすればいいわけですし、都市公園法
も、砧公園のほんの一部を公園区域から外せばいいことで、
東京都にも都市計画決定を頼めばいいじゃないですか。
たしかに簡単なことではありません。
大変ですが、世田谷区が本気で取り組めば、すべてクリア
できる要件です。これ以外にも何かありますか?
(答弁)
砧公園は都有地であるので、火葬場用地を東京都から買収
又は、賃貸借する必要があること。なによりも近隣住民の
ご理解が必要・不可欠と考える。
近隣住民の理解は、砧公園中央部の地下だったら大丈夫
だと思います。
あとは東京都が売ったり貸したりしてくれるかどうか、
ですね。
このあと、火葬場建設について財政や補助金等についての
質疑をしました。議会中継はこちらからどうぞ。
(火葬場の質疑は、スタートから5分40秒のところ〜)
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改革派脱藩完了の古賀茂明さんが立ち上げた「フォーラム4」。
「フォーラム4」とは…、
「改革はするが、戦争はしない」という基本理念に賛同する
市民や政治家が、この基本理念を日本の政治・行政・社会に
反映するための様々な活動を広げて行くための
“プラットフォーム” です。
先日、古賀さんから直接「フォーラム4」の話を伺い、私も
その基本理念に賛同する一人として一緒に活動していきたい
と思いました!
↓ ↓ ↓
皆さんも一緒に活動しませんか?
基本理念に賛同する方は、どなたでも賛同者になれます。
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差額ベッド代が発生するのは
「患者側がその部屋を希望した場合だけ」って、皆さんご存知でしたか?
「大部屋が空いていなかった」
「手術直後など治療の必要性から個室に入った」
といった場合は、本来、差額ベッド代はかからないそうです。
(ただし同意書にサインしたらだめです)
このことをtwitterでつぶやいたら、かなりの反響があって、
何百もリツイートされ、静かなプチ炎上の状態となっています。
「知らなかった」という人が圧倒的に多いですね!!
「知らなきゃ損!損!」とは、まさにこういうことだなー!!
と思いました。
皆さんのご意見では、最初からきちんとその説明をしてくれる
良心的な(というか、本来、それが当然なのですが…)病院も
あれば、
差額ベッドの代金をとるのは当然!のように説明してくる病院
もあるようで(そういう病院の方が多くないですか?)、
また、問題は、「差額ベッド代金が払えないなら入院させられ
ない」と、追い返されたり、追い出されたりするケース。
やはり患者は「病棟を追い出されたら困ります」から、
望まなくても、署名してしまうんだろうなぁ…。
しかし、「差額ベッド代とは、本来こういうものだ」ということ
を知っているか知らないかでは、絶対に知っていた方がいい知識、
ですね!!
政治家(市区町村)人気ブログランキング、482人中、第2位です!
先週の土曜日、
内閣府大臣賞を受賞された「劇団・せたがや創作紙芝居」の
受賞記念上演会に行ってまいりました。
シナリオライター、絵を描く人 、配役、音楽の係りがいて、
小2〜80近い人まで一緒に活動しているそうです。精
神障がいの方も参加しています。
(挨拶をされている代表の小川正徳さん)
設立から丸7年。
学校は福祉施設などいろいろなところに出向いて上演されています。
「今後は児童福祉施設や刑務所でも上演したい」と、
代表の小川正徳さんがお話しされていらっしゃいました。
(私もお祝いのご挨拶をさせていただきました)
本当に素晴らしい活動ですね!
そして素晴らしい賞の受賞、おめでとうございました!
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