3月21日、予算特別委員会最後の「補充質疑」が終わりました。
(写真は、一般会計予算案の議決を諮っているところ。
うちの会派は反対しました。)
その後、平成25年度の予算案に対する「組み替え動議」が2件出され、
審査されました。
ひとつは、共産党の「紙おむつ支給」の予算額を上げる、という動議。
もうひとつは、うちの会派と緑の党が出した「川場村移動教室の予算
を予備費に移す」という動議。
私は、後者の動議に賛成の意見を述べました。
以下、賛成意見を貼り付けます。
平成25年度予算案の組み替え動議に対する賛成意見
この度、出された川場村移動教室の予算を予備費に移す、という
修正動議に賛成の立場から意見を申し上げます。
この動議は、世田谷の子どもたちを川場村に行かせるべきか
見合わせるべきかを問うシンプルな組み替え動議です。
提案理由にもありましたが、残念ながら川場村は、現在まだ、国が
定める「放射能汚染重点調査地域」に指定されており、平成24年度
は「放射線低減対策特別緊急事業費補助金」を受け、合計で
2億7269万円余りをかけて、幼稚園・保育園・小中学校・文化会館
の除染を行なっています。
平成25年度は公園等を中心に、引き続き除染作業を行なうという
報告を受けています。
やはり、このように村を挙げての除染が未だ必要な地域に、世田谷
区の小学校5年生全員を連れて行くことには反対せざるを得ません。
川場村に行っても、従来のように思いっきり外での活動ができる状況
にないということも聞いております。
移動教室の内容、質からしても、無理があり、適切ではないと考えます。
保護者が不安に思っていることもあり、考慮すべきではないでしょうか。
欠席する児童が多数出てしまう場所を合えて続けるより、変えるべき
です。
もうすぐ来年度が始まりますが、その前に、とりあえず、議会としても、
放射線量の高い川場村への移動教室の予算を予備費に移し、少なく
とも来年度は別の場所で移動教室を行なうようにすることを求め、
本組み替え動議に賛成いたします。 (意見、ここまで)
…しかしながら、うちの会派の大庭幹事長が提出したこの動議は否決
され、(前者の紙おむつの動議も否決)、原案が賛成多数で可決されま
した。
この「川場村移動教室の場所を再考せよ」という修正動議に賛成した
のは、以下の会派です。
「みんなの党・世田谷行革110番」 「世田谷民主党」 「共産党」
「緑の党グリーンズジャパン」 「減税世田谷」
議会では「川場村移動教室は見合わせるべき」という発言をしていた
会派、ほかにもいくつもあったのに、いざ、修正動議が出されたら反対
というのはどういうことなんだろう?と思いました。
政治家(市区町村)人気ブログランキング、438人中、第6位です!
応援ありがとうございます!引き続きクリックよろしくお願いしまーす
ぜひこちらもクリックを