世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

「田中優子のショートエッセイ」、更新しました!

2007年10月31日 | ショートエッセイ
(写真:友人が送ってくれた札幌の「ナナカマド」という木の紅葉)

毎月更新して来た「田中優子のショートエッセイ」ですが、この
ところ2ヶ月おきとなってしまっています。(なんでこんなに時間
がないのだろう~?!)

というわけで、10月も終わりになってやっと、9月&10月のショート
エッセイを更新いたしました。

こちらからご覧下さい。

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幹事長の仕事

2007年10月30日 | 議員活動
(今日のランチ、「モスバーガーのマヨネーズぬき」と「炭火アイス
コーヒー」、それに「サラダ」。モスは時々食べたくなります)

今日は用事が重なってしまって、「広報小委員会」に間に合いません
でした。(今日の委員会は、次の『議会だより』の日程と大体の内容
の確認、それに、元原稿を各会派に渡す、というだけだったので、すぐ
に終わってしまったということもあるのですが)

皆様のお手元に届く『議会だより』は、この「広報小委員会」で内容
が確定されます。

次の発行は、11月17日(土)の予定です。硬い記事なので面白みが
なく、なかなか読んでいただけていないかもしれませんが、ぜひ、
質問のタイトルだけでもお目通し下さい。

どの議員がどんな質問を議会でしているかがわかって興味深いと思い
ます。

さて、会派の幹事長になると、この「広報小委員会」のほかに「幹事長
会」「議会運営委員会理事会」「議会運営委員会」に出なければならず、
これだけでも年間で100回近くになります。

時間的な拘束だけでなく、「議会運営のことを考えなければならない」
という責任もあり、ひら議員(?)の時に比べて、幹事長って大変です。
(ちなみに “幹事長手当て” はありません)

でも、前期の4年間は、他の議員にやってもらっていたわけですし、まあ
仕方ないかな、と思っています。勉強になることは確かですし。

忙しいのは幹事長だから、だけではなく、趣味も息抜きもしているから、
なのですが(笑)、それにしても、やらなければならないこと、やろうと
思っていたこと、が、どんどん遅れていって、このまま今年が終わって
しまったらどうしよう~!!と、今から焦っています。

「HPの更新」「メルマガ配信」「活動報告の郵送」「レポートの発行」
「議員野球部の試合の準備(練習)と試合本番」「視察」「周年行事
への参加」「息子の学校の役員の仕事」「各種懇談会」それに「家の
コト」も色々ある…!!

あー、もっと時間があったらなぁ~!(っていつも言ってますね)

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23区・6特別市構想

2007年10月29日 | 視察&勉強会
(写真:家の近くのスペイン料理レストランのランチ。トルティーヤ
とタコスのミックスセット。ミニスペインオムレツとサラダ付きで
1050円だったかな?おいしいんですよ!)

少し前になりますが、8月に開催された「都区財政調整制度・勉強会」、
最後の方で紹介されたのが、森財団による「23区・6特別市構想」
(平成11年6月)というもの。今ある23区を6つの市にまとめる、という
構想ですこれ、ちょっと興味深いですよ。

それぞれに、“人口” と “一人当たりの税収” (平成16年度決算を
ベースに試算したもの)が特別区長会事務局より示されていました。

 ■千代田市(千代田・文京・荒川・台東・北・足立)
  156万人、36万円

 ■城東市(中央・江東・墨田・江戸川・葛飾)
  185万人、25万円

 ■城南市(港・品川・大田)
  120万人、45万円

 ■渋谷市(渋谷・目黒・世田谷)
  128万人、32万円

 ■新宿市(新宿・中野・杉並)
  113万人、28万円

 ■池袋市(豊島・板橋・練馬)
  145万人、18万円

※23区の総人口を6つに分けると平均142万人、一人当たりの税収の
平均は30万5000円

世田谷区は渋谷&目黒と組んで128万人規模の市に分類されています。
一人当たりの税収は平均より少し高めの32万円。組む相手としては
まあまあですが、でも、名前が“渋谷市”になっちゃうのは嫌ですよねぇ。

皆さんはどう思われますか?

これはあくまでも、森財団が(勝手に)考えたもの、ですが、この先、
道州制の議論もありますし、23区の再編ということも視野に入れておく
必要があるでしょう。

でも、本当は、世田谷区だけで独立した自治体になれるのが一番いい!
んだけどな。84万人もの人口をかかえているのだから世田谷だけで十分
な規模、だと思います。

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コミュニティ・サロンのお知らせ

2007年10月28日 | コミュニティ・サロン
(写真:「世田谷みやげ」に指定されている「七つの水仙」の焼菓子
レモンケーキ、ロシアンティケーキ、ブラウニー。経堂2-10-10
03-3427-0414 レモンケーキ、砂糖コーティングのすっぱさが最高)

11月と12月の「田中優子のコミュニティ・サロン」をお知らせします。

11月11日(日)午後2時~4時
「活き活き呼吸と発声で健康生活」

●呼吸器リハビリを取り入れた呼吸法と演劇の発声を易しく楽しく行う
ことで新陳代謝を促し病気に対する抵抗力を高めます。
●夏が猛暑だと冬肺炎を起こす人が増えるとも言われていますので、
この冬も健康に過ごしたい方は是非毎日の生活に取り入れてみて下さい。
●カラオケの上達にもオススメ!
●呼吸器に問題を抱えるご家族がいらっしゃる方にもオススメです。

講師:黒澤正子(しょうこ)さん
俳優として、舞台・テレビ・ナレーション・声優などの活動を行なう傍ら、
経済産業省や大手企業の環境イベントのお姉さんとして全国を駆け巡って
いる。“アクティング・セラピー”の普及・啓発を目指し講演活動を続ける。

参加費:1000円(お茶&茶菓子付き)


12月9日(日)午後2時~4時
「誰でも作れる、自分だけのキャンドル~クリスマス・キューブキャンドル
を作ろう!」

●星の輝き、そよ風、小川のせせらぎ、波の音など、心を落ち着かせ安らぎ
を与えてくれます。これらは、“1/F(エフ分のいち)のゆらぎ”と呼ば
れる心地よい自然界の“ゆらぎ”からくるものだと言われています。
●キャンドル(ろうそく)の炎も、この“1/Fのゆらぎ”を持っているとされて
います。ちょっと贅沢なクリスマス・ディナーに、キャンドルの灯を添えてみて
ください。きっと、いつもと違うクリスマスに…!

講師:西尾修さん
明治大学建築学科を卒業して、住宅メーカーで現場監督後、アメリカ留学。
現在、留学あっせんの仕事をしながらキャンドル創作家を目指している。
キャンドル作りは、花織工房の廣瀬祐子先生に師事。

参加費:1500円(お茶&茶菓子付き、キャンドル材料費込み)


いずれも、“あーとすぺーすMasuo” にて。
(北沢1-32-3、03-3465-5222) 井の頭線「池の上」駅、徒歩1分

先着14名まで、要予約です!ご連絡お待ちしています。

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消防団合同点検

2007年10月27日 | 議員活動
今日は、世田谷区内にある3つの消防団(成城、世田谷、玉川)の
「合同点検」が、駒沢公園野球場で行なわれました。

点検作業は10時からでしたが、雨が降る中、団員の方々は朝8時から
集合して準備していたそうです。

いつもなら、分団ごとにズラーっと整列している消防団員の方々の間を、
私たち来賓がずーっと歩いて点検して回るのですが、今日は雨のため
その作業は省略されました。

区議会議員の中にも、消防団に入って活動している人がたくさんいます
が、消防団の皆さん、地域防災のため、仕事を持ちながらの活動には
頭が下がります。

いつもありがとうございます。

団員の皆さん、雨に濡れてしまって風邪を引かなければいいですが…。
消防団員の皆様、関係者の皆様、今日は寒い中、お疲れ様でした。


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政治とカネ “選挙カーガソリン代(公費請求)の疑惑”

2007年10月26日 | 議員活動
数日前からテレビや新聞で取り上げられている「選挙カーのガソリン代」
の不正請求疑惑。

(22日のTBSイブニング5、見た方いらっしゃいますか?選挙カー以外の
車にも給油したことが、ガソリンスタンドで暴露されていましたよね)

今日は、日経新聞に大きく出ていました。各地で、返還が相次いでいる
ようです。

問題提起(監査請求)をしたのは、後藤雄一都議。

どう考えても都議選の9日間(区議選の場合は7日間)で、“満額請求”
はあり得ないだろう、と、私も思いますが…。

ちなみに、私の場合は、ハイブリッドカーのプリウス使用だったので、
他の車より燃費がいいということはあると思いますが、でも、給油した
のは2回で、約60リットル、金額にすると合計7000円ちょっとでした。

だから、どう考えても、記事にあるような「毎日61リットル給油」なんて
有り得ないと思います。中には、1日で200リットル以上も給油していた人
もいたとか?!(疑惑、ですよねぇ…)

私は、ガソリンスタンドを指定したり公費請求をしたりするのが面倒だった
ので、このガソリン代は自分で負担しました。
(ウチの会派は3人とも、ガソリン代の公費請求はしていません)

もしも、仮に、ですが、金額にしたら数万円の話であっても、ちょっとでも
もらえるものなら多く…という気持ちが働いたとしたら、そういう人は議員
になる資格があるだろうか? と思います。

「政治とカネ」の問題は、そこここに落とし穴があって、十分に気をつけて
いないと、すぐ “わな” にはまってしまうでしょう。

常に襟を正していないと、ですね。

でも、最近、こういうおかしなことが世の中にさらされるようになってきて、
とてもいいことだと思います。

有権者の目も、今後、さらに厳しくなっていくことでしょう。

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「男女共同参画サミット」と「知人の個展」

2007年10月25日 | 視察&勉強会
今日は、「男女共同参画サミット~ワーク・ライフ・バランス~」と題した
勉強会に行きました。

    

これは、「東京都男女共同参画社会推進議員連盟」が主催した勉強
会ですが、基調講演は(株)ポピンズコーポレーション代表取締役
の中村紀子氏。(写真)

厚生労働省の審議会や協議会など様々な委員を歴任されている方
です。

民間企業が提案&実践する子育て支援策、新たな発想が盛り込まれ
それがビジネスになっているすごさを感じました。国や東京都にも
提言しているということです。

やはり「女性が働きやすい環境整備をすること」と「男性の働き方
を変えること」が、少子化対策となる、と話されていました。


勉強会の後は、知人の絵の個展(銀座アートホール)へ。

    

あの、日本地図を初めて作成した伊能忠敬氏の子孫でいらっしゃる
伊能洋
先生です。(写真)

人物画から風景、建物と、幅広い作品が並んでいました。
絵の具使い(色合いというのでしょうか)がなんとも深みとあたたかみ
が感じられて、個展の会場は素敵な空間をかもし出していました。

写真にはありませんが、油絵だけでなく、ペン画もすばらしかったです!

    

伊能先生のアトリエは、家のすぐ近くなんですよ。
なんだかそれだけでも嬉しい気分です。

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議員互助会(懇親会)・総会

2007年10月24日 | 議員活動


23~24日は、年に一度の「議員互助会(親睦会)総会」でした。
河口湖にある「風のテラス KUKUNA」に(世田谷区の指定旅館なので視察も
兼ねて)行って来ました。

ここは、旧「河口湖第一ホテル」ですが、裏山を切り開いて、富士山が一望
できる露天風呂をつくり、内装もアジアンテイスト風に変えて、昨年11月に
リニューアルオープンしたそうです。

以前(河口湖第一ホテルのとき)に行った時と違って、とってもおしゃれに
なっていました。露天風呂からの眺めも最高!!

ちなみに写真は、夕方、部屋から撮影したものです。
世田谷区民の方には割引がありますので、確認してくださいね。


(ククナ入り口にて。 “ククナ” というのは、ハワイの言葉で太陽の輝きと
いう意味らしいです)

議員互助会というのは、「野球部」「テニス部」「ゴルフ部」「釣魚部」「囲碁・
将棋部」「写真部」など、 “議員の課外活動” をしたり「新年初顔合わせ」
や「退職者送別会」をしたりする集まりです。

もちろん、会費や活動は自己負担で行なっています。

総会には、大勢の議員が参加して懇親を深めましたが、日頃、仕事以外の
ことではほとんど接点のない議員同士が色々な話をするいいチャンスでも
あります。

特に、今回は改選後初めての互助会ということもあり、新人議員の方々の
人となりがわかったり、と(まあ、お互いに、ということなのですが)、
なかなか有意義で、楽しい会となりました。(52名中45名が参加)

議論を戦わせる場面では思いっきり!懇親の場では楽しく、と、メリハリを
つけることって必要ですよね。

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「せたがや政策会議」の意見開陳

2007年10月22日 | 議会報告
(写真:世田谷区役所第2庁舎・議場と議員控室がある建物です)

決算認定における「せたがや政策会議」の意見を以下に貼り付けます。
少々長いですが、お時間があったら読んで下さい。
(今回の意見開陳者は、おおば正明議員でした)


平成18年度各会計歳入歳出決算の認定に、せたがや政策会議として
賛成の意見を述べます。

既に、個々の問題については決算委員会の中で述べました。ここでは
全体的な視点から触れます。

昨年も申し上げたように、私どもが目にする分厚い決算書は、ある時点
で切り取られた静止画像の集積にすぎません。しかし、本当の行政の
成果は84万区民が日々刻々と生活している動画・映像の中にこそあり
ます。

もとより平成18年度決算はそれだけで完結しているのではなく、それ
以前の決算との連続性、因果関係の中で検証されるべきものであり
ます。

ともすると、単年度会計のために、一年が終わると、何もかもお疲れ
さまで、人も気分も変わって、ゼロから再出発ということに、役所で
は、なるかも知れませんが、区民の営みは年度の区切りと関係なく
日々続いております。その意味で、平成18年度決算の進化した形が
20年度予算となって現れることを強く望むとともに、答弁においても
さらなる進化を期待いたします。

さて、今回の決算認定は、今も申し上げましたように、制度上の一応
の区切りではありますが、せたがや政策会議としましては、単に18年
度決算を審議するにとどまらず、決算書にはあらわれにくい問題に
ついても積極的に取り上げ、議論をすることに努めて参りました。

一つは組織体制の問題について、これは昨年までは、個々の管理職
がどれほど基本に忠実に、そして丁寧に、仕事をしているかということ
を、物品管理から記録の保存やその点検に至るまで、主にヒトの面
から議論してきたわけですが、今回はハード面、まさしく建物の問題点
を指摘いたしました。

本庁舎における災害対策本部機能の問題であります。

この件に関しては、繰り返しはいたしませんが、個々の管理職がどれ
ほど優秀な仕事ぶりであっても、その前提となる建物や機器類、あるい
は備蓄食糧において決定的な問題があっては、その持てる機能を発揮
できないのではないか、このことを指摘いたしました。

この問題は、単年度の決算および予算では到底、解決できないことは
皆様ご案内の通りだと思います。今後の具体的な取り組みを強く望むと
ともに、区長にあっては是非、区民に呼びかけるような仕組み、これは
従来から申し上げている世田谷区の広報戦略としての一環として捉えて
いただきたいのですが、広く区民の皆さんの意見を汲み上げる態勢が
必要であると申し添えておきます。

次に、出張所改革について、これは行革の一環として行われていること
は承知しております。加えて行革が痛みを伴うことも理解している所で
あります。

しかしながら区の認識では、いかなる痛みも無いがごとき答弁がまかり
通っていることについては、せたがや政策会議としては深い懸念を持た
ざるを得ません。

やり切らないことには成果が上がらないということはあります。それは
昔からよく言う、お米の炊き方のようなもので、「始めちょろちょろ中
ぱっぱ赤子泣くとも蓋取るな」という具合で、途中で蓋をとったら決し
てうまく炊けないということであります。

そこから、何を聞かれても蓋をとらないぞという、答弁の気概はわかり
ますが、それでは永遠に蓋を開けないのでしょうか。いずれは蓋を
あける時が来るのです。そのことを見据えた展望というものについて
考えなければ、せっかくのご飯もスミになってしまいます。

出張所改革において事務手続き面における成果は上がっても、究極的
には区民の最前線にあるのは機械だけではなく、必ず人間が必要であ
る、ということに、たどりつくわけです。災害対策を考慮すれば、なお
のこと出張所の機能面の拡充は不可避であります。

これは住民と区役所の接点というものをどう捉えるか、という角度から
の提言であると受け止めて頂きたいと考えます。

これも具体的なことは委員会で述べた通り、であり、繰り返しません
が、こんにち、インスタントラーメンにおいても地域によって味を変え
なくては売れない時代であり、またハンバーガーにおいても地域価格と
いうものが設定されている時代であります。

地方分権が進むなか、同じ世田谷区内においても、同一行政サービス
だけでよいのか、公平、公正だけを金科玉条の御旗に立てて、結果
として誰も望まない、役に立たないサービスをただ単に見過ごして
いるということはないのか改めて検討することを望みます。

次に、行政の範囲というものについても私たちは共通のテーマとして
触れております。自殺予防というのは新たに行政が取り組む範囲である
ことは続けて述べさせていただいております。

一方で、際限のない延命操作というものについて疑問を呈するとともに、
強制的な福祉というのでしょうか、或いは押しつけ的な福祉というもの
が存在しないか、むしろ困っている福祉というものはないか、という
非常にデリケートな部分についても議論しました。

私たちは人生の終わりということを避けることはできません。このこと
は医療、介護と密接に関連することであります。

さらに言えば、冒頭で述べました、区役所の災害対策本部機能の改善が
図られ、また出張所における機能充実が達成されたとしても、同時並行
的に考えなければならないのは、この災害時の救急救命医療の部分で
あります。平時においても医療崩壊が叫ばれる中、災害時その何万倍の
負荷がかかることは容易に想像できることです。

どうして医療現場から医師が立ち去っていくのか、また介護現場でも
同じでありますが、それは単に経済的な側面に限られたことではありま
せん。医療と患者、治療する者と治療を受ける者との関係性の問題が横
たわっているのであります。私たちはこの問題についても現場を抱えて
いる地元の議員として光をあてていく必要があると考えています。

その意味でも国民皆保険制度は守り続けなければならない制度であり、
またその価値を区民に向かって周知させる必要があると考えます。

先頃、封切られたマイケル・ムーア監督の「シッコ」はいかにアメリカ
の医療そして、映画では取り上げられていませんでしたが介護も同じ
ことですが、いかにひどいことになっているか、ああなってはいかんだ
ろうと、誰しもが感じると思います。

ただし映画の中で、医療費無料のように描かれていたキューバは昨日
の朝日新聞によれば、実際には診療所に医者がいないということであ
り、また同じように描かれていたイギリスでも、入院待ち患者が
100万人を超え、手術可能と判断された肺ガン患者の2割は手術を待つ
間に手遅れになるという実態が報道されております。

医療の問題をどう世田谷区として取り扱うか、所管外だからと84万
区民を擁する自治体が言ってられるでしょうか。医療と患者、治療
する者と治療を受ける者との関係性に行政が踏み込まざるをえない
時期に来ているのではないかと考えております。

最後に昨今の東京23区の財政環境は異常な状態にあると思います。
すでに報道にあるように、政府・与党は大都市圏と地方の財政格差
を縮小するため、事業税を含む地方法人二税の配分見直しを検討
しているといわれております。

このことは世田谷区にあっても財政基盤を根底から覆されるかも
しれない大変な事態であります。私たちはこのような動きを認識
しながらも自主財源の獲得、また区民税収入の構造的改善に取り
組まなければなりません。

このことを最後に申し上げて、せたがや政策会議の賛成意見とします。

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パラグライダー体験!

2007年10月21日 | 趣味&ホッと一息
「議会が終わったら行こう!」と、かなり前から息子と約束していた
“パラグライダー体験教室”。 今日、行って来ました!

今日はすばらしい秋晴れで、やったー!と思って、早朝から出かけた
のですが、埼玉県の山奥の教室に着いてみると、「風が強くて、今日
は出来ないかも」という話…。

とりあえず、「パラグライダー入門ビデオ」を見て、練習場へと出発
です。(車で山をかなり下って行きます)

練習場では、まず、写真のように、パラグライダーの翼(キャノビー)
を挙げること(テイクオフ)から始めます。(写真=私。まあまあでしょ?)

これだけでも、風向きや風の強さがかなり影響するので、結構、難しい
のですよ。追い風(フォロー)だとダメ、無風でもダメ、なんですよね。

この練習を何回かやった後、午後は15m高いところから跳ぶ練習。

でも、結局、今日は風がよくなくて危険だから、ということで(ベテラン
の先生が飛んでもうまくいかなかったこともあり)、私の順番まで回って
こないうちに終了となってしまいました。
残念…

とはいえ、いい天気の中、山々の木々に囲まれて気持ちのよい一日
でした。遠出した甲斐があります。

帰りの関越自動車道の渋滞がなければ最高なんだけれど…、それで
ドッと疲れがでてしまいましたが…。

いつか、時間とお金にゆとりができたら、パラグライダー、やりたい
なぁー、と思いました。あれで、1時間とか2時間、飛んでいられる
んですって!山の上の方から飛んで来るの、面白いでしょうねぇ!

お昼を一緒に食べながら、やっている方々のお話を伺いましたが、
雪の中でも飛べるとか。空から見る白銀の世界は幻想的ですばらしい
んですよ、とか、想像以上の楽しさのようでした。

世の中には色々な趣味があるものだなぁ、と思った次第です。
私も息子も、いい体験となりました。

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「産業表彰式」、「世田谷未来博」&「第1回プロジェクト日本・勉強会」

2007年10月20日 | 視察&勉強会


今日は、「世田谷区産業表彰式」が、第3庁舎ブライトホールにて執り行な
われました。(写真:左上)

この表彰は、区内産業の振興育成に貢献された個人・団体を表彰するもの
で、昭和41年から続けられています。

今年は、区長特別表彰個人1名と7団体を含め、7団体・138名の方々が
表彰されました。皆様、おめでとうございます。

また、区民会館と広場では、「第4回せたがや未来博」が開催され、
物産展、模擬店、イベント、せたがやスピリッツ(世田谷みやげとして認定
されたお菓子など)の販売など、様々、出店されていてにぎやかでした。

私も、川場村のヨーグルトドリンクや世田谷みやげに指定されているケーキ
やお菓子、色々買って来ました。

写真右上は、イベント会場で食べた “おしるこ” と “世田谷ウキウキなべ”。
おいしかったですよ!

明日(21日)もやっているので、ぜひ、お出かけ下さい。



写真上:表彰式に参列した山木きょう子幹事長(生活者ネット)、里吉ゆみ
幹事長(共産党)と私(せたがや政策会議)。副議長の板井ひとし議員に
撮ってもらいました。

今、世田谷区議会には、6つの交渉会派(自民党、公明党、民主連、共産党、
生活者ネット、せたがや政策会議)がありますが、その内 3つの会派の
幹事長は女性です。

夕方は、江戸川区議の上田令子さんが企画した「プロジェクト日本」勉強会
へ。第1回目の今日は、田中康夫参議院議員(新党日本)の講演会でした。

     

無所属系の議員を中心に、異業種の人も含め50人ぐらい集まっていて、
講演会もよかったし、色々な方と有意義な内容で会話もはずみました。


今日、わかったこと。
10月5日の決算委員会「区民生活」領域の日の答弁、私は、「一番
たくさん答弁していたのは、産業政策部工業・雇用促進課の小田桐庸文
課長だったかな。」と、書いたのですが、午後3時までは小田桐課長が
トップで、その後、「生活文化部 文化・国際・男女共同参画課」の松本
公平課長に抜かれたのだそうです。

トップとか抜かれたとかいう話でもないのですが(笑)、しかし、区役所の
皆さん、ブログをよく見て下さっているようでありがとうございます、です。

(有権者の方が見てくださるともっと嬉しいんだけど…??)

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区議会第3回定例会・最終日

2007年10月19日 | 議会報告
(今日の会派のおやつ “スウィートポテト”、私の手作り。
見た目はよくないですが、会派メンバーに人気があります!)

今日は、朝10時から「議会運営委員会」、午後1時から、本会議が
開催され、「決算特別委員会」に付託されていた5つの決算認定に
ついて、まず、各会派から「意見開陳」が行なわれました。

賛成、反対、それぞれの立場から意見・要望を述べて、その後、
最終的な賛否が確認されます。

各会派の態度表明は、先日報告した通りで、結果は、賛成多数で
すべて可決されました。

その後、「請願の審査」についての賛否の採決が行なわれ、新たに
受理した請願の付託が確認され、本会議が幕を閉じました。

9月18日から始まった第3回定例会も、これでやっと終了です。

会派としては、本会議終了後に「予算要望書」作成の打ち合わせ。
これまで、議会で取り上げてきたことはすべて要望として区側も
とらえているはずなので、「せたがや政策会議」は、あれもこれも
とすべてを網羅する形の予算要望はせず、重点項目だけを箇条
書きにして提出しています。

この1ヶ月の間に、すっかり日も短くなり、秋も深まりました。

来週から少しはゆっくりできるかな、と思っていたのですが、
“議員互助会総会” という泊りがけのイベントがあるのと、
区政相談やプライベートを含め、「議会が一段落したら連絡します」
という約束が山のようにあって、ゆっくりしている暇はない、という
感じです…。

とはいえ、まず、とりあえずは、長丁場の議会が終わってよかった。
関係者の皆様、お疲れ様でした!!


今日やっと、決算委員会の最後まで、録画中継がアップ
されました。

田中優子の「都市整備」の質疑はこちら、「文教」はこちらをクリック
してご覧になって下さい。

今回、問題となった「チャリティーコンサートにおける、区の後援名義
の無断使用事件の新たな経緯」と自民党幹事長・畠山晋一議員が
指摘した質疑も「文教」(こちら)です。

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「議会運営委員会理事会」&「各派代表幹事長会」

2007年10月18日 | 議員活動
(“認知症サポーター養成講座” を受講した証明のリストバンド)

今日は、午前中は、認定心理士をされている方が来訪。世田谷区でも、
社会福祉協議会で子育て支援における心理学講座の講師をしていただ
いたことがある先生です。

専門的な見地から、今、子育て中の親たちに何が必要か?を伺い、
様々お話しさせて頂くことができ、大変、有意義でした。

午後は「議運理事会」と「幹事長会」。

「議運理事会」では、明日の本会議の運営についての確認と、第4回
定例会(12月議会)の会期見込み日程や、提出予定案件(議案)など
について確認されました。

“4定” と呼ばれる “12月議会” は、11月28日~12月7日の10日間
の予定です。

(ああ、それでもう今年も終わりなんだー、と、あまりの早さにため息
が出てしまいます)

「幹事長会」では、「行事予定(議会関係、区の行事関係)」、「平成19
年特別区人事委員会勧告の概要(職員の給与について)」、「(職員
対象の)認知症サポーター養成講座の開催」、来年の「新年のつどい」
等々についての報告がありました。

「認知症サポーター養成講座」は、私は、仲間と共に、8月29日に開催
しているので、受講を証明する “オレンジ色のリストバンド”(写真)を
すでに持っています。

先日、決算委員会の中で問題となった「コンサートのチラシ」の件、私は、
「別の事実が出てきたのだとしたら、幹事長会できちんと報告してもらい
たい旨、畠山幹事長から議長に伝えてもらいました」と、ブログに書いた
のですが、今日の幹事長会では何も報告されませんでした。

今日は、議長が公務で欠席だったせいか、あるいは、“新たな事実”
についてはまだ調査中で、報告に至らないのか? のどちらかだと思い
ますが… 。

いずれにしても、このままで終わり、ということはないと思います。

いよいよ明日は第3回定例会最終日、です。ホント、長かったなぁ~!

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安藤忠雄講演会のお知らせ

2007年10月17日 | お知らせ
来る11月8日(木)18:30~20:30、“世田谷区政施行75周年記念イベント”
として、世田谷区民会館ホールにて、「安藤忠雄講演会」が開催されます。

『世田谷・東京~美しいまちづくへ』

参加費 1000円(1100席)
チケットぴあにてチケット完全前売り(0570-02-9999)

※お問い合わせ「(財)世田谷トラストまちづくり」
   03-6407-3313

安藤忠雄氏の講演会は今回で4回目です。今年は、区政施行75周年を
ふまえ、まちづくりの「来し方行く末」についてお話しいただく講演会です。

毎年、大人気の講演会ですので、興味のある方は、お早めにチケットを
お求め下さい。


議会の録画中継が、決算委員会の「総括質疑」「企画総務」
「区民生活」「福祉保健」までアップされました

田中優子の一般質問はこちらからご覧下さい。
決算委員会で私が担当した「都市整備」と「文教」はまだのようです。

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決算委員会、最終日 「補充質疑」

2007年10月16日 | 議会報告
(写真:今日の登庁風景。ちょうど通りかかった総務部事務監察担当課
の泉谷憲俊課長が撮ってくれました。ありがとうございました!)

今日は、決算特別委員会最終日で、これまでに取り残されているもの
について、どの領域でも質問することができる「補充質疑」でした。

初日の「総括質疑」と、最終日の「補充質疑」の日は、熊本のりゆき区長
も答弁者席にいます。

入札制度改革、債権管理、平和事業、出張所改革、行財政改革、災害
対策、救急医療、障がい者雇用、認定子ども園、地下室マンション問題、
認証保育所助成、環境対策、、等々についての質疑が行なわれました。

ウチの会派「せたがや政策会議」からは、住民税の構造(1055億円は誰が
払っているか?)ということをふまえ、戦略的に自治体経営を考えなければ
ならない(そうすることで、豊かな福祉が成り立つのである!)という従来
からの会派の主張を、おおば正明議員がしました。

※世田谷区では、84万人の区民のうち、課税所得1000万円以上の6%
(約2万7000人)の方々が、1055億円の区民税の51%を払っているのです。
さらにその中で、課税所得2000万円以上の方々(約6000人)が、全体の
30%を担っています。(つまり、この方々によって、世田谷区の税収は
支えられている、福祉も支えられている、ということですね)

行政も同じ認識をもっている、という答弁でした。

また、私立学校に行く児童生徒が多く、公立離れが進んでいる、というが、

●どの学校に何人行っているのか?というデータを出して、なぜ公立では
なく私立が選ばれるのか、調査・分析する必要がある。

●いっそのこと、私立学校を世田谷区に誘致して、区内で通えるようにする。
区外の子どもたちも世田谷に来てもらうことで産業振興にもつながる。
大規模高層マンションが建つより、広い校庭と緑が多い学校に来てもらった
方が環境対策としても街づくりとしてもずっといい。

ということから、「積極的に私立学校を誘致せよ!」という提案をしました。

委員会室に、「おおー!(そうかー!)」という声が漏れていました。

最後に、おおば議員の地元、“粕谷”に、フランスで有名なスウィーツの本店
ができる、ということを例に挙げて、「商店街は補助金だのみでやっていても
ダメ。いい店がくれば商店街は必ず変わる!積極的にいい店を誘致すべき」
と主張。


各会派の質疑が終わった後、平成18年度決算認定に対する賛否の態度
表明が行なわれました。

今回議案となっていたのは、以下の5つの平成18年度の決算認定です。

●一般会計歳入歳出決算
●国民健康保険事業会計歳入歳出決算
●老人保険医療事業会計歳入歳出決算
●介護保険事業会計歳入歳出決算
●中学校給食費会計会計歳入歳出決算

賛否は、無党派がすべてに反対。共産党は「一般会計、国民健康保険、
介護保険会計」に反対、生活者ネットと社民党は「一般会計」に反対、
と分かれましたが、賛成多数ですべて可決されました。

うーん、決算質疑を聞いていて、「なぜ反対かの理由がわかる」会派と、
「要望オンパレードの質疑をしていてなんで反対するの?批判していた
ようには聴こえなかったよなぁ」という会派がありましたね。

というわけで、長かった決算委員会もやっと今日で終了しました。
関係者の皆さん、お疲れ様でした~!!

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