世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

「区議会議員って何をしているの?」がわかるブログです。議会報告、議員活動、趣味・日常・プライベートもアップ!

自殺対策、国の取り組み進む

2006年07月31日 | 心の健康&自殺対策
昨日に引き続き、「自殺対策」関連の話です。少し前に新聞に出ていた“動き”をご紹介します。


        

「自殺対策基本法」が成立したおかげで、このところ自殺対策が少しずつ進んできています。

まず、7月21日の毎日新聞。「自殺実態調査:国立、私立校まで対象拡大 文科省が方針」これは、大変画期的なことです。

私は議会質問で、教育委員会に対して「子どもたちに対する自殺予防教育と、自殺につながるかもしれない子どもたちの心の健康状態を早期発見できる目を教職員がもてるように研修を実施すべき」ということを提案してきていますが、これまでの教育委員会の反応はとても鈍く、相変わらず「命の大切さを教える教育をしています」程度の答弁でした。

それが、今回は、文部科学省が率先して、実態調査を拡充し、自殺予防のあり方などを検討する研究会も設け、子どもたちが出す“自殺のサイン”を見逃さない方法など、本格的な自殺対策に取り組む、というのです。

地方自治体における教育委員会も意識が変わることを期待します。

 
そして、もうひとつの記事。7月24日の毎日新聞夕刊。

警察庁も、自殺対策に積極的に協力をする動きが出てきました。こうした情報提供などの連携は対策を講じる上で欠かせない条件です。

     


国レベルでの取り組みが具体化してきていることは、とても大きな力となるなぁ!と、心強く感じています。

あとは、実際に、地方自治体でどれだけ実効性のある取り組みができるか、ですね。議会としてもがんばらなければ!と思います。


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自殺対策を推進する地方議員有志の会・第1回総会

2006年07月30日 | 心の健康&自殺対策
今日は、東京ウィメンズプラザで、「自殺対策を推進する地方議員有志の会」第1回総会を開催しました。

プログラム
1.「地方議員有志の会」の趣旨説明・会則案の承認
  担当・副代表:江口友子平塚市議会議員

2.「自殺対策基本法の成立と地方議員の今後の役割について」
  講師・NPO自殺対策支援センターライフリンク代表:清水康之さん

3.「先進的な地域の取り組み~秋田からの報告」
  講師・秋田大学医学部教授:本橋豊先生

4.「自殺対策における地方行政の役割/地方議員は何を行なっていくか」
  講師・某自治体職員

5.参加者自己紹介

6.「地方議員有志の会がめざすものと今後について」
  担当・有志の会代表:藤野英明横須賀市議会議員

  (司会:田中優子)

今回の参加議員は12名でしたが、新潟から、大阪から、大磯から・・・と、遠くからも集まりました。

自殺対策において第一線で活躍されている講師の方々のお話は、どれも大変参考になり、充実した勉強会となりました。また、集まった議員同士の情報交換も有意義でした。

今後、今日の仲間とともに、「自殺対策基本法」が全国で実効性を持って活きるように、議会で提案とチェックをしっかりやっていきたいと思います。


講師の皆様、ありがとうございました。

メンバーの議員の皆様、事務局を担当して下さっているライフリンクの藤澤さん、村越さん、お疲れ様でした!!


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言葉の力

2006年07月29日 | 日常生活&プライベート
 

(写真:委員会視察で訪れた姫路市でのヒアリング)

今日、“朝起き会”で聞いた話の中で、感動した言葉

「良薬なくして人の病を治すことができるもの、毒薬なくして人を殺すことができるもの、それは人の言葉である」


これは、世田谷区にある常徳幼稚園の初代園長先生の銅像のところに刻んである言葉だそうですが、ああ、本当にその通りだなぁ・・・と思いました。

地方議会の議員という立場である私は、言葉で自分の考えを伝え、違う考えの人と議論したり意見を戦わせたりし、政策を作り上げ、議会質問をしたりする仕事を担っています。

考えてみればなんと恐ろしい仕事をしているのだろう?!と思います。

毎日このように、インターネットを使って情報(言葉)を発信し、不特定多数の方からのメールにもお答えしていますが、自分では考え抜いた言葉や表現のつもりであっても、やはり、直接お会いして話しているわけではない、文字表現(言葉)では、伝わり方が自分の意図するところから離れてしまう場合も多々あるように感じます。

思わぬところで誤解が生じ、せっかくの人間関係が壊れてしまうことってありますよね。人間関係って本当に難しいな、と思いますが、たいていの場合が言葉による誤解(あんなことを言っていた!こんなことを言われた!)が原因ではないでしょうか。

しかし、逆に、「そのひと言で救われた」「あのひと言が人生を変えた」ということがあるように、人を励まし、元気づけることができるのも言葉の力です。

少なくとも“政治家”という仕事をしている以上、言葉で発信することが仕事の中心です。勇気を持って、言葉を構築し、伝えていきたいと思っています。

皆様からのご意見もお待ちしています。



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会派ミーティング

2006年07月28日 | 議員活動
今日は、会派で「委員会報告」を行いました。

「せたがや政策会議」メンバーの所属は、「企画総務」田中優子(副委員長)、「区民生活」小泉たま子議員、「福祉保健」おおば正明議員、「文教」富永さなえ議員(副委員長)となっています。「都市整備」にはいないため、交代で傍聴しています。

毎回、委員会終了後には、各委員会の内容を報告していますが、今回は、昨日、「清掃・リサイクル特別委員会」(おおば議員が所属)も臨時で開催されたため、併せて報告を聞きました。

また、昨日が小泉たま子議員の誕生日だったので、1日遅れですが、メンバーがそろった今日、お祝いをしました。

(写真のケーキは、小田急線・梅丘駅南口駅前にある“アルパジョン”(03-3439-6226)の“タルト・オ・セゾン”。フルーツが盛りだくさんでタルト地もこんがりと焼けていて香ばしく、カスタードクリームは程よい甘さ。とってもおいしいんですよ~


委員会報告終了後も調べ事が色々あったので、役所に残って担当課長にヒアリングしたり資料請求をしたり、相談のあった区民に連絡したり・・・。


そうそう、7月26日のブログで問題提起した「経堂図書館の駐輪場」ですが、担当の中央図書館長と話をしたら、駐輪場は大変な問題となっているということでした。やっぱり・・・。

私からはとりあえず、図書館の駐輪場がすぐわかるような看板の設置と、自転車誘導員の方にも案内してもらえるようにすること、を要望しましたが、有料・無料の問題も含め、しばらく様子を見た上で、抜本的な改善が必要になりそうな気がします。

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企画総務委員会

2006年07月27日 | 議員活動
 (写真:委員会での姫路市視察)

今日は3つの常任委員会が開催され、私は所属している「企画総務常任委員会」に出席。以下の項目が報告されました。

1)特別区小中学校改築事業特別交付金(仮称)について
2)平成18年度事業所・企業統計調査について
3)旧東京区政会館の利活用等について
4)電子入札(工事案件)の本格実施について
5)平成18年度工事請負契約締結状況(6月分)について
  ※今回から、落札率の%も表示されるようになりました。

その後、行政視察の成果について協議しましたが、どの委員からも「特に西宮市の、復興にあたってのIT活用と災害時のITシステムの構築(災害時要支援者のリストと地図情報のシステム構築)視察は大変有意義だった。世田谷区でもこの成果を活かすべき」という意見が出されました。

また、「姫路市の大学への研究費支援」の成果の中で、世田谷のリサイクルの例として“世田谷ロール”が紹介されていたことも話題となりました。世田谷区も外から見ると評価されていることがあるんだ、と、新鮮な気持ちに。


今日は、委員会の他、都市計画審議会を傍聴した大庭議員から報告を聞いたり、打ち合わせをしたり、で、すぐ夕方となってしまいました。

急いで赤坂にある「天香回味」(台湾薬膳鍋)へ。この活動日誌でも何度かご紹介していますが、60種以上の薬草などから作られたスープは本当に美味でいかにも健康にいい!という感じです。

本当は毎月一度は食べたいメニューですが、なかなか時間がとれないので、2、3ヶ月に一度ですが、定期的に通っています。楽しい会話と、おいしくて健康的な料理で、元気が出ました。



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区立「経堂図書館」の駐輪場

2006年07月26日 | 議員活動
(写真:夏の花で私が大好きな花なのですが、名前がわかりません。むくげ・・・ですか?)


昨日、開所式があり、今日(7月26日)オープンした「世田谷区立経堂図書館」、私も早速、オープン初日の今日、様子を見がてら行って来ました。

夏休みなので、子どもたちも大勢来ていて、その他、地域の人もたくさんいらしていて、登録するのに列ができるほどの大盛況。とても活気がありました。

しかし、中には、「図書館だというのになんだこのうるさい状況は!」と、怒っている方もいらしたようです。

この経堂図書館は、受付業務を民間委託しているのですが、確かに、登録手続きのところがスーパーのレジのようで(はい、次の方、こちらへどうぞ!と言った感じ・・・)落ち着かないといえばそうですが、オープンしてしばらく登録者の手続きが一段落するまでは、ちょっとざわついた雰囲気も仕方ないのではないかと思います。

私も並んで登録し、興味のある本を借りて来ました。

ところで、今日のタイトルにした「経堂図書館の駐輪場」ですが、図書館の裏をぐる~っと回ったところにあるのですが、とてもわかりづらく、多くの人が(実は私も)図書館の入り口付近にとめていました。

しばらくすると、自転車整理誘導員の人がそこにつきっきりになって「ここは駐輪禁止です!」→「えー、じゃあどこにとめたらいいの?」→今度は図書館の係りの人(?)が出てきて「図書館の駐輪場はこちらです。ここをずーっと回って・・・」と説明している状況。

言われてみると、図書館入り口の左の壁に、駐輪場の位置が示してある看板がありますが、目につきにくく気がつかない。案内板、あの場所にあるだけじゃダメだわ、と思いますよー。

図書館に来ただけなのに、小田急が設置している有料の駐輪場にとめなければならないの?!と、誤解しやすくもあるので、とにかく、駐輪場の案内を入り口付近の「駐輪禁止」のところにわかりやすく取り付けるべき!と感じました。

担当所管に伝えなくちゃ!!と思って帰って来たところです。

それにしても、待ちに待った図書館、地域で大歓迎!という雰囲気でしたね。よかったです。


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区立「経堂図書館」オープン!

2006年07月25日 | 議員活動
今日は、午前中はHPの打ち合わせ。8月にはリニューアルして再開したいと思っています。(・・・がどうなることやら)

その後、区立「経堂図書館」(写真)の開所式へ。
平日は夜9時半まで開いています!土日は8時まで。月曜休館)

検索機能も充実!小田急線の高架下利用ですが、電車の音は全く聞こえませんでした。

この図書館では、5月に愛称を公募したところ170点の応募があり、その中から「(きょうどう)本の駅」が選ばれた、との報告がありました。

“きょうどう”には、“経堂”と“協同”の両方の意味が含まれる、ということです。いい愛称ができたなぁ~!と感心しました。

(あー、今までのくせで、ブログには写真は1枚しか載せられない、と勘違い。複数掲載できるようになったのに、この1枚を選んで、後は削除してしまいました。後悔・・・疲れている時って判断が鈍りますね)


その後、役所に行って、視察の打ち合わせ。議会事務局にはいつも視察の件では色々お世話になっていますが、本当に有難く感じています。感謝


そして、夜は、世田谷区議会の「女性議員連絡会」の食事会。世田谷区の山田助役と女性管理職(部課長、出席者20名)と、今期(来年の4月いっぱい)で勇退される男性議員(6名中3名出席)と熊本区長を招いての懇親会を開催しました。(女性議員は13名中10名が出席)

会派を超えてのこうした集まりは貴重な機会だと思いますが、今期はこれが最後です。あとはそれぞれ、選挙戦に突入していくのかなぁ・・・。

幹事役をして下さった小泉たま子議員&西崎光子議員、大変お世話になりました。


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会派ミーティング

2006年07月24日 | 議員活動


写真:先日ご紹介した“井むら”のデザート。和菓子(甘さ控えめの手作り羊羹)と洋菓子(マンゴのミルフィーユ)が出され、大満足 本当、おいしかったです


今日は朝から会派「せたがや政策会議」のミーティング。色々と話し合わなければならない案件があり、緊急招集で会議を開きました。

昼食をとりながら、午後は残れるメンバーで会議を続行。結局、私と幹事長(おおば議員)は代表質問がらみの案件もあり、担当課長とのヒアリングなどで役所を出たのは夜7時を過ぎていました。


区民の方から寄せられる様々な要望、疑問などに答えるには、まず調査することが必要ですし、何かしらの判断が必要な場合は、会派としてどう対応するかの話し合いが欠かせません。こうして、色々、議論したり、ヒアリングをしたりしていると、いくら時間があっても足りない、という状況ですねぇ・・・。

ウチの会派は、一度に全員が同じ意見でまとまる、ということはまずない会派なので、意見調整が結構大変です。でも、お互いの考え方をそれぞれが十分に述べて、それについてしっかり議論し、まとめていく作業を丁寧に行なうことで、自分ひとりの意見よりもずっといい意見となる、と、これまでも実感して来ました。


おおば正明議員、小泉たま子議員、富永さなえ議員、そして私、田中優子・・・と、個性あふれるメンバーばかりですが、それが「せたがや政策会議」のいいところだと思います。


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バレエの発表会

2006年07月23日 | 趣味&ホッと一息
(写真:控え室で明尾真弓先生=中央黒のTシャツの先生=を囲んでサークル仲間全員集合)

23日(日)、今日は朝からずーっと、バレエの発表会のため、多摩市民館に缶詰でした。

まず、会場(控え室)についたら、髪をアップにして、その後、舞台化粧をしてもらいます。目の周りに太いアイラインを入れて、つけまつ毛をつけて、宝塚歌劇団のような顔になります。

その後、“ゲネプロ”と言われるリハーサル。(※ゲネラルプローベ、Generalprobe[独]の略。舞台上で本番通りの衣装、本番通りの進行で行われるリハーサルのこと)

その時も、昨日同様、間違えたり、他の人とぶつかったり、みんなで出遅れたり・・・と、トラブル続き。「うわぁ~、こんなんでもう本番?!どうしよう?!」・・・

そして、いよいよ本番の舞台です。

一部、それぞれ(みんな)間違えたところがあったようですが、大きなミスはなく、舞台全体としてはとてもいい出来だったようで、観に来てくださった方にも先生にも褒めていただきました。

私たちって本番に強いのかしら?!

ここ1年近くかけて準備をしてきた発表会ですが、終わってみるとあっという間です。

でも、たとえ趣味であっても、こうして目標を持ってみんなで協力して練習し、緊張感を持って舞台に臨み、やり終えた時の達成感を味わう、というのはとても意味のあることだなぁ、と思いました。

なんといっても、健康維持と介護予防のためには適度な運動が欠かせません。しばらく発表会はありませんが、また地道な日常の練習に励もうと思います。

観に来て下さった方々、ありがとうございました!!

バレエサークルの仲間たち、お疲れさまでした~!!

そして、お化粧や照明など色々お世話して下さった先生方、なんと言っても我らがバレエサークルの明尾真弓先生に感謝です!!


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保育室連絡協議会

2006年07月22日 | 議員活動
22日午後から、「世田谷保育室連絡協議会」第12回総会に来賓として出席しました。(写真:森本愛子会長挨拶)

「保育室」というのは、ゼロ歳~2歳児までを預かってくれるところですが、世田谷区内には現在23ヶ所開設され、それぞれ独自の保育室運営をされています。

今日の総会には、自民党を除く、交渉会派(公明党、区民連、共産党、そしてウチ「せたがや政策会議」)の代表がそろって参加し、一言ずつ挨拶をさせていただきました。

保育行政の重要性は、今日参加していたどの会派も同様に認識しているところで、課題も多い状況ですが、質の高い保育サービスが提供できるよう議会としてもがんばっていきたいと思います。

そもそも、私が政治というものを意識したのは、この“保育問題”がきっかけだったので、いつも原点は忘れないつもりです。

保育行政は、ただ仕事と育児が両立できる、ということ以上に、母親だけでなく、他の大人たち(しかも保育の専門家たち)が、一緒に子育てをしてくれることのありがたさがあり、母親も成長させてもらえるという、何にもかえがたい大きな宝ものだと私は実感しています。

ウチの子どもはもう高校生なので、保育園を卒園してから約10年が経つわけですが、今もなお、保育園当時のお母さん仲間と保育士の先生との交流が続いています。

認可保育園(区立、私立)、保育室、保育ママ、認証保育室、等々、世田谷区で行なわれている保育サービスは多様化していて、保育料の設定など整合性がとれていない状況もあり、一部には不公平感も募っています。

こうした課題を精査し、保育待機児ゼロを目指して、「子育て支援の田中優子」としても、引き続き努力していきます。


さて、その後、バレエのリハーサルへ。・・・いやぁ~、ひどかった!!ちゃんと覚えていないところが何ヶ所もあるは、舞台の位置がつかめずぶつかってしまうは、明日、どうしましょっ?!・・・



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介護の「悲劇」防ぐには

2006年07月21日 | 議員活動
  (新聞記事:7月21日(金)朝日新聞)

『京都市伏見区の河川敷で2月、同意を得て認知症の母(当時86)を絞殺したとして、承諾殺人などの罪に問われた無職片桐康晴被告(54)の判決公判が21日、京都地裁であった。東尾龍一裁判官は「結果は重大だが、行政からの援助を受けられず、愛する母をあやめた被告人の苦しみや絶望感は言葉で言い尽くせない」と述べて、懲役2年6カ月執行猶予3年(求刑懲役3年)を言い渡した。』

新聞記事は、『21日、判決が言い渡される』となっていますが、すでに判決が出たことが報告されています。(上記)


高齢社会となり、介護が必要な人が増えている中で、介護している人たちが疲れ果て、虐待が起きたり、自殺者が増えたり、無理心中事件が起こったり・・・と、大変な社会問題となっています。

今日判決が出た事件は、その典型的な例(象徴的な例、とも言えます)であり、家族介護と行政支援のあり方について、深く考えさせられるものでした。


以前にもご紹介していますが、私は介護に携わっている仲間とともに「介護の愚痴をこぼそう!」を目的としたサイト「アンアン介護疲れを癒す会」を立ち上げています。

最近では、インターネット上で愚痴をこぼす(書く)だけでなく、電話で声を聞きながら話をすることで癒されることもあるのではないか、と、仲間の中で一番介護の苦労を知っている(現在も実践中)の端野寛子さんが、電話相談を受けてくれることになりました。

  電話 03-3795-6170 担当 端野寛子
  お話時間 毎月曜日・10時半~12時半
 

今、日本には、一人で介護していることで行き詰まってしまう人が大勢います。介護に疲れているあなた、ぜひ『アンアン介護疲れを癒す会』をのぞいてみて下さい。同じ苦労をしている仲間がたくさんいます。体験談も役に立つと思います。


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ザ・選挙

2006年07月20日 | お知らせ
昨日の日経新聞で紹介されていましたが、「ザ・選挙」というサイトが開設されました。

衆参両院と、自治体の首長、議員選挙の立候補予定者や選挙結果を網羅するサイトです。

私などは「統一地方選」なので、全国統一のスケジュールですが、統一地方選から外れて、全国のあちこちで、一年中何かしらの選挙が行なわれているものなんですね。現在も、日本全国の8ヶ所で選挙中です。

それに、選挙結果って、意外と調べるのが大変だったりするのですが、このサイトはそういう意味では非常に便利!知りたい情報がしっかり提供されている、と思います。

運営している竹内護氏の言葉通り、「これまで有権者が投票する上で基本的な情報が不足していた。日頃の政治活動や過去の選挙結果を含めて情報を蓄積し、判断材料に」なるものと思います。

こういうサイトの出現で、少しでも、投票率が上がることに結びつくといいですね。


最近、やることが増えてきて、メールの対応が遅れ気味です。“完璧主義”(この性格、何とかならないものかと思いますが)の私も、さすがにその日の内に処理する!というポリシーが続かなくなって来ました。(そんなことをしたら、本当に毎晩徹夜となってしまいそうなので・・・)

というわけで、返信が遅い場合、ご理解をいただきたいと思います。

それから、先月パソコンの故障でデータが消滅してしまっています。これまでメールでやりとりができた方々のリストもなくなってしまいました。空メールで結構ですので、ぜひメールを送って下さい。よろしくお願いいたしま~す

   setagaya@tanakayuko.net


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自殺対策を推進する地方議員有志の会

2006年07月19日 | 心の健康&自殺対策
(「自殺対策を推進する地方議員有志の会」6月2日の毎日新聞でも紹介されました)

今日は、飯田橋駅近くにある「自殺対策支援NPOライフリンク」の事務所をお借りして、7月30日に予定している「自殺対策を推進する地方議員有志の会」第1回総会の打ち合わせを行ないました。

まだ正式に決まったわけではありませんが、一応、今日集まったメンバーが執行部となって会を進めていこうという話をしています。

藤野英明(横須賀市議会議員:会の代表)、江口友子(平塚市議会議員:会の副代表)、前田くにひろ(文京区議会議員)、NPO法人自殺対策支援センターライフリンクの藤澤克己さん(事務局として)、そして私、田中優子(世田谷区議会議員:会の副代表)。みんな本当に一生懸命な、いい仲間です。

これから具体的にこの会を運営していくに当たり、会則(案)を考えたり、会費(案)を決めたり、30日の総会の議事進行、役割分担(私は司会をやることに・・・)、準備等々、話し合いました。

「自殺対策を推進する地方議員有志の会」では、日本全国の都道府県と地方議会にメンバーを広げたい!と考えています。

自殺対策に取り組んでいる議員の方、取り組もうと思っている議員の方、ぜひ田中優子までご連絡下さい。情報交換をしながら、一緒に活動しましょう!

setagaya@tanakayuko.net




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家庭懐石「井むら」

2006年07月18日 | グルメ


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今日は、お世話になっている知人の還暦のお祝い会、ということで、下馬にある家庭懐石料理のお店「井むら」に行きました。

写真は料理の一部ですが、トマトの冷静スープ(左上)、前菜(卵豆腐とえのきの佃煮風、鮎の湯葉まき、ナスの味噌和え)、ポテトのチーズ焼き(海苔つき)です。

全部で料理が9品、デザートには手作りの和菓子&洋菓子の両方とコーヒーがついて、どれもこれもとってもおいしくて、税・サービス込み3000円!!(普通、これだけの品数だと値段は倍近くすると思います)

一軒家でやっているお店ですが、来年の2月まで予約がいっぱいだそうです。また行きたい!と思いましたが、2月以降の予定なんてわかりませんよねぇ・・・。(今日の分は、友人が3ヶ月以上前に予約を入れておいてくれました)

昼食でしたが、ゆっくり3時間半かけてのフルコースで、久しぶりにゆったりとした時間を過ごすことができました。


食事会終了後は急いで役所に行って、気になっていること、区民から調査依頼を受けていること、等々の案件について、何件もヒアリング。我ながら、短い時間の中ですっごく仕事をしたなぁ~!!という感じ。


夜も会合があって、こちらも大変有意義な時間でした。

しかし、バレエの発表会(23日)を前に、食べ過ぎかも。ちょっとまずいかも・・・。あと4日でどうやって取り戻そうか?!・・・と、急にあせってきました。


※井むら 154-0002 世田谷区下馬3-8-27 03-5486-6049、090-6033-8759

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環境と髪にやさしいシャンプー

2006年07月17日 | 日常生活&プライベート
 (写真:韓国のホテルにあった“シャンプー&リンスセット”)

先月、「女性のための政治スクール」で視察に行った韓国。ホテルにシャンプーぐらいはあるだろうと思って持って行かなかったら、石鹸しかなくて、部屋に置いてあったのは売り物(商品)だけ。しかも2000円以上もする!

その上、“ツヤンプー”と書いてあって爆笑!(商品なのになんで校正ぐらいしないんだろう?)

私は、いつも“石鹸シャンプー”(いわゆる市販の合成洗剤のシャンプーではなくて)を使っているので、石鹸でも大丈夫、と言ったら、同室になった友人に驚かれました。

「石鹸で髪を洗うなんて無理!リンスも必要!」と、一晩のためにその高いセットを友人は買っていました。私も以前はそうだったので、その気持ち、よくわかります。

石鹸シャンプーは、使い慣れるまでがちょっと大変。洗った後、髪がぎしぎしごわごわして、合成洗剤(いわゆる市販のシャンプーのほとんどがそうです)のサラサラ感がないし、洗った気がしない。

でも、慣れれば大丈夫ですし、合成洗剤よりずっと髪にも地肌にも環境にも優しいすぐれものなんですよ。特に、髪のうすい人にはいいみたいです。「半年で髪が増えてきた。1年後にはずいぶん変わった」という証言者が何人もいます。心配な人は、今すぐ、石鹸シャンプーに変えることをお勧めします。(本当です!!)


環境問題を訴えるなら、まず、自分でできることを行動にうつすこと、だと思っています。

とはいえ、これだけ便利になった世の中で、あれもこれも環境のために制限する、なんていう生活ができるわけはありません。

でも、「どちらを選択したら環境に少しでも負荷をかけないだろうか?」と、ちょっと立ち止まって考えてみる、くらいの心がけをするとしないとでは大違いですよね。

私が実践しているのは、シャンプー、食器用洗剤、クレンザー、歯磨き粉などの洗剤関係を合成界面活性剤が使われていないものを使用すること、車はハイブリット車のプリウス、できるものはリサイクルに出すこと(区が回収しているビン、缶、段ボール、雑誌類、トレー、ペットボトル、牛乳パックはもちろんのこと、区では出しにくい雑紙、古布類もほとんどすべてリサイクルへ)、使っていない電気を消して歩くこと、ぐらいですが、エコ生活の実践、できることから始めませんか?


※界面活性剤とは、簡単に言うと通常では混じりあわない水と油を混ぜるものです。洗濯用洗剤、台所用洗剤、はみがき粉、そしてシャンプー用には洗浄剤として使われます。油を含む汚れを水といっしょに洗い流すために用いられます。

※界面活性剤には、石鹸と石油系のものがあります。石油系のものが合成界面活性剤です。現在市販されているシャンプーは、そのほとんどが石油系の合成界面活性剤を洗浄ベースにしていますが、その毒性はほとんど告知されていません。専門家の間では、脱毛を促進する原因が潜んでいるとも言われています。


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