世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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プール方式、見送り。もはや原型を留めていない「いつでも誰でも…PCR検査世田谷モデル」   

2020年09月11日 | 議会報告

保坂区長が大々的にマスコミで喧伝した

「いつでも・誰でも・どこでも・何度で

も…PCR検査世田谷モデル」。

あのパフォーマンスはいったい何だった

のか?

 

実際、議会で「世田谷モデル(役所では

この名称は一切使われていませんが)」

の補正予算案が説明される度に、疑問が

呈され、修正、修正、また修正…、

 

という、あり得ない事態となり、結局、

昨日開催された臨時「企画総務委員会」

と「福祉保健委員会」における説明では

ほとんど原型をとどめないような内容に

変容しています。

 

また、すでにこのブログでも報告してい

ますが、ようやくマスコミでも「プール

方式」は国が認めていないため見送られ

る、ということが報じられました。

  

「FNNプライムオンラインニュース」

新型コロナウイルスのPCR検査をめぐり、
東京・世田谷区が独自に検討している
「いつでも、何度でも」検査できる
「世田谷モデル」について、複数人を
まとめて検査する「プール方式」の採用
を見送ると発表した。

 

保坂区長の「PCR世田谷モデル(社会的検査)」、プール方式は破綻、大前提が崩れ・・・

 

元々、保坂区長は「プール方式」を採用

することで、早く安くできる、と言い、

補正予算案を出してきました。

 

その前提が崩れたということは、今、出

そうとしている補正予算ではとうてい、

計画通りには実施できない、ということ

です。

 

そのようないい加減な計画に4億円以上…

って、区民の皆さまはどう思われますか?

 

 

さて、この補正予算案の事前説明がなさ

た9月10日の「臨時企画総務委員会」の様

子が、所属委員である桃野芳文議員と、

ひえしま進議員のブログで詳細、報告され

ています。

 

何が問題点か、とてもわかりやすくまとめ

られているので、ぜひ、両議員のブログも

お読みいただけたらと思います。

 

「1回だけの検査は意味がない」に対し、

「定期的」と言い出したものの、副長の

苦しい答弁が、「社会的モデル」のムダを

物語っています。

 ↓

考え方として「定期的」とさせて欲しい。

延べの回数は予算の問題になる。回数は、

今、答えられる状況にない。

(このようなひどい答弁はこれまで聞いた

ことがありません・・・)

 

【桃野芳文議員のブログ】

保坂区長の「誰でも、いつでも、何度でもPCR」はどこへ?こんなところに着地するよう。

 

 

保坂区長、「テレビで喧伝してから、一向

に議会に説明しなかったことも問題視され

た」「頼みにしていた東大先端研・児玉名

誉教授のプール方式も採用ならず、自分の

願望だけで見切り発車した…」

 

【ひえしま進議員のブログ】

区長出席、破綻しても“世田谷モデル”は撤回せず

 

 

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