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5月31日のこのニュース、すでにご存知の
方もいらっしゃると思いますが、
世田谷区では2027年10月を完成予定とし、
現在、区役所本庁舎の建て替え工事が進め
られています。
しかし、施工業者の大成建設が5月19日に
なって、突然、１期工事が最大で８ヶ月間
遅れると言ってきました。
※工事は１期、２期、３期に分けて行われる予定
それにより、本来、今年の7月に完成予定
だったものが、来年の4月にずれ込みます。
我々議員は、区から「区としては晴天の霹
靂で、大成建設に全ての責任がある」と説
明を受けていたのですが、釈然としない部
分があるので、「企画総務委員会」で大成
建設を参考人招致することになりました。
そして、昨日、その委員会が開催されたの
ですが、4時間、休憩なしのノンストップ
で、次々と、大成建設の役員の方や区に、
議員からの質問が飛び交いました。
私たちの会派は大庭正明議員が「企画総務」
に出ていますが、会派メンバー全員で傍聴
に入りました。
「コンクリートを固める作業の工期などを
短く算定していたことが原因」ということ
で、工期延伸の責任は大成建設にあります。
しかし、区は、毎週、大成建設と打ち合わ
せを行なっているのに、こんなにギリギリ
になるまで気が付かなかった？という疑問
が残ります。
また、もう一点、延伸が大成建設から報告
されたのは5月19日ですから、区議会の会
期中であり、すぐに議会にも報告すべきだ
ったのに（そうしていれば、新庁舎用の備
品購入の予算案を否決することもできたの
に）、議員に知らされたのは臨時議会が終
了してからだった、ということも問題だと
思います。
役所機能の先行移転が遅れる上、仮庁舎の
賃借料など新たな支出が発生する可能性も
あり、損害賠償はどうなるのか？…等々、
とても大変なことになりそうです。
しかし、区としては「とても受け入れ難い」
としながらも「受け入れるしかない」と、
判断しているので、今後どうなるか、議会
としても、厳しくチェックしていく必要が
あると思っています。
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