昨日から、世田谷区議会第3回定例会が始まりました。
冒頭で、区長招集挨拶がありましたが、
長々、A4 13ページ、40分に及ぶ挨拶の中に、ひと言も
「世田谷ナンバー」のことが出てこないのです。
11月17日から導入が始まるというのに、です!!
賛成に誘導するような偏った内容のアンケートを作成し、
無作為抽出とは言えない偏った対象にそのアンケートを送り、
統計学的に信用できないと言われる結果をもってして
「区民の8割が賛成している」と公に発表し、
どう考えてもおかしなことをして(それを通常「不正」と言います)
なんとしても無理やりにでも「導入したかった」と思われる、
(区民意識など放っておいて、導入ありきのやり方でした!)
その、保坂区長の肝いりの「世田谷ナンバー」が実現する日が決定した、
というのに、ひと言も触れないって、おかしくありませんか?
ものすごく不自然です!!!
本来であれば、
「世田谷ナンバー万歳!」
「さあ、区民の皆さん、ようやく区民の8割もの皆さんが望んで、
待ちに待った世田谷ナンバーが導入されますよ!」
「楽しみですねー!」
「11月17日は、大々的に世田谷ナンバー導入のセレモニーを開催します!」
とかなんとか、言うはずじゃないですか。
こんなチラシを税金で作って、あちこちにばらまいているというのに。
↓ ↓ ↓
しかも、今年の「区民意識調査」によると、
「世田谷ナンバー」は、未だ半数以上の区民が「知らない」のです。
本気で区民に知ってほしかったら、議会の招集挨拶という公の場で
何も言わないなんておかしいでしょ?
それって、「後ろめたいことをしました」と言っているようにしか
思えません。
「後ろめたいことをしてまで、無理やり導入した世田谷ナンバーの
ことには触れない方がいいだろう」と判断したのだろうな、としか
思えません。
「世田谷ナンバー」のことは、知っている区民の中にも(ほとんどが)
「品川ナンバー」でもどちらでもいい、選べるのだろう、と誤解して
いる人がたくさんいます。
招集挨拶で、きちんと区民に知らせるべきだったのではないですか?
↓ ↓ ↓
「11月17日から、車を買ったら、新車、中古車にかぎらず、
すべて世田谷ナンバーになります。今後は、品川ナンバーは
選べません。
世田谷区民は、世田谷に住んでいることを知らせながら走る
ことになります。
世田谷ナンバーをどうやって活用するかは、今、考えている
ところです。最初、産業政策とか観光とか考えたのだけど、
議会で反論されてしまい、たしかに、さほど効果ないかもと
思うにいたり、途中から交通マナーの向上とか、思いついた
わけです。
まあ、きちんとした目的なんかなかったと言われてしまえば
それまでですが、提案した方たちに応援してもらいたかった
から~」…と。
これほどまでに、区民不在で、しかも導入する必要性もないのに
(世田谷ナンバーがないと困る、という人はいない、のです)、
区長主導(独断、独裁)で決定されたことって、おそらく世田谷
区政史上、ないでしょう。
何度も言いますが、「世田谷ナンバー」問題は、一見どうでも
よさそうに見えるかもしれませんが、その導入過程は、明らかに
「民主主義の否定」を意味しています。
私たちの会派は、議会で何度も何度も、おかしな点を指摘して
きました。
議会では限界というところまで、調査しつくし追及してきました。
それでも、何の改善もなく、反省もなく、11月17日に導入される
ことが決定してしまいました。
そして、その直前の議会の区長招集挨拶で、そのことに一切触れ
ないとは、どういうことでしょうか?
ますます、保坂区長に対しての不信感がつのっています。
ほかにも、不信感がつのることがいくつもあり、昨日のうちの
会派の代表質問で明らかにしています。
「代表質問」の報告は、明日以降にいたします。
区長答弁には、唖然、愕然とすることばかりで、本当に驚いて
います。
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