@「聞く」と「聴く」、この書では話の聞き方「引き出す力」とテクニックが増えている。だが、最近の政治家は選挙前と後「Before & After」が極端に変貌する。地位と権力、それに金を得ることで国民の声を聞き「引き出す」どころか全く聞き耳を立てない、全て「聞いたつもり」、「聞いたことを二の次に」となるのは悲しい。 上手な叱り方「借りてきた猫」は面白い。
『聞き出す力』近藤重
「概要」記者となって半世紀、数々の特ダネをつかんできた著者。そこには相手の心を開くこまやかな気遣いとテクニックがあった――。これまでインタビューしてきた各界著名人との秘話や、歴史に残る大事件の裏側にふれつつ、話すつもりのなかったことまでしゃべらせる秘訣を解説してゆく。
ー「話を聞く」大切さ 言葉力、対応力、人柄=人間力につながる
ー相槌の色々
竹下登・政治家:ほー、なるほど、さすが、なんと、まさか
田中角栄:愚者は語る、賢者は聞く
関口宏・うーん、そうですね、うーん 「静・間」
ー道元禅師「聞くときは経験を捨てよ」(初めて聞くと言う思い出聞きなさい)
ー創造力や感女性が育む時間「何もしない時間」を作ること「観察力」
ー「モノマネ」で心を動かす(言葉ではなく心が人を動かす)
ー上手な叱り方 渡部卓「借りてきた猫」
「か」感情的にならない
「り」理由を話す
「て」手短に
「き」キャラクターに触れない
「た」他人と比べない
「ね」根に持たない
「こ」個別に叱る
ー江戸時代の僧「良寛」の「戒語」 聞き出す作法・戒めの言葉
口数が多い
早口
出しゃばって言う
手柄話をする
口を挟む
分かったふりして教える
大袈裟に言う
ー仏教「無財の七施」の一つ「和顔施」(微笑み)
ー飛行機の離陸の速度は250km・h、新幹線270km・h シートベルトはなぜ必要ないのか?
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