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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ネバー・ダイ 決意の弾丸

2019-12-23 01:59:05 | 洋画
最近見たヴァン・ダムの「バウンサー」とは趣の違うヴァン・ダム作品
っていうか、一応は主演級の扱いではあるのですが
今回はヴァン・ダムは一歩引いた形での役所
なんと14歳のスラム街で小学生の弟と生きて行くために
麻薬組織の使いっ走りっていうか、集金係をしてる少年が実際の主人公に当たるのかな

米盤のBlu-rayでの鑑賞でしたが
日本ではシネマート新宿の企画興行〈のむコレ〉で上映された一本ですが
ヴァン・ダムの今回の役所はアフガン戦争でPTSDを抱かえた帰還兵で、麻薬で現実逃避してるんですね
で、この少年と昵懇になっているようで
この少年が弟を組織に引き入れようとする
組織から弟を守ろうとしてて、ただ少年ですから組織に表立って逆えず
彼は弟と一緒にこのスラム街と組織からの脱出を・・・
で、結果ヴァン・ダムは陰でこの少年を助けることになったっていう設定
という事で、いつものヴァン・ダムの肉体アクションはこの映画では封鎖されて
風采の上がらないヴァン•ダムでしか見せてくれません

舞台がスラム街なんですが、遠景にホワイトハウスが常に見えていて
パトカーの塗装もこの間見た「エンド・オブ・ステイツ」と同じワシントンD.C.警察の外装ですし
結構アメリカの首都ではあるもののワシントンD.C.って地域的に格差の激しい街でもあるようですね
そんな治安に不安な街で、現実から目を背けクスリに身を委ねてるヴァン・ダム
ダメ人間ヴァン・ダムが肩を窄めて歩く姿とか
クライマックスでの普通よりもちょっと銃撃に慣れたものの
スーパーマン並みな活躍みせてはくれないヴァン・ダム映画でしたねぇ

しかし、アメリカのギャングっていうのはすごいやねぇ
全身タトゥーですか、もう顔までタトゥーだらけで、デコには漢字が彫られているんですね
こんな一目で堅気じゃないってわかる風貌で、よくまぁ警察もそのまんま彼らをやり過ごすって
まぁ、多分に彼らも自己のテリトリーから出なきゃ黙認なんだろうし
組織の人間という共通の認識でいられるんだろうけども
こんな目立つ刺青じゃ地本以外には出られんないよね

2019年製作、アメリカ・ブルガリア合作映画
リオール・ゲラー脚本・監督作品
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、デヴィッド・カスタニェーダ、、イライジャ・ロドリゲス、アタナス・スレブレフ、ゲイリー・ビードル
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