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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

インサイド・マン2

2019-12-19 18:43:06 | 洋画未公開
デンゼル・ワシントンが交渉人として銀行強盗の人質事件に臨んだ前作の続編
最近の傾向だがもう何年も前にヒットした作品の続編を
なんで今頃、夢よもう一度っていう感覚で
それもかなりな格下俳優さんを使って製作するんでしょうか?
「バックドラフト」もそうでしたが、こういう傾向って
やっぱ劇場公開と言うよりは、ネット配信のコンテンツとしたコンセプトで作られてるのですかね

って事で、内容的には周到な計画で銀行に押し入って
人質を取って立てこもった頭脳明晰な犯人グループと、それに翻弄されまいとする捜査官たちの攻防を描いてる点では一応は共通してはいるんですが
お話としては続編であるのですが、まずはプロットだけ踏襲していて
デンゼル・ワシントンの映画の持っていた息詰まる緊張感のサスペンス映画には及びもつかないものの
一応の捻りはあるものの
緊張感とサスペンスには及ばないものの
気楽に見てられるB級作品としてはある意味上質な作品でした

お話としては、白昼のNYシティ、頭脳明晰用意周到なダルトン・ラッセル率いる4人の銀行強盗グループが
マンハッタンの連邦国準備銀行を襲撃して
従業員と客を人質に取り立てこもる。
さらに、人質全員に自分たちと全く同じ覆面とつなぎを着させるのだった

その現場を取り囲むFBIとNY市警は人質解放に動くために交渉人の女性FBI捜査官と、NY市警の交渉人を当てるものの
事件解決の一環としてさらに指揮系統の違うSWATを周りに配備しての万全の態勢

しかし、強盗団一味の迅速で巧妙な手口に効果的な対応策が取れず、膠着状態が続く
こうして三者の思惑と駆け引きが絡み合いの中で
強盗団は着々と行内で作業を続けていく・・・

過去の第二次大戦でドイツで見つけた金塊が連邦準備銀行の別口地下倉庫に置かれていて
それが強盗団の本当の目的で、
強盗団が連邦準備銀行を爆破して逃げ切ってしまうまでけいさもFBIも全く気付かないという
果ては強盗団の緻密な計画にFBIの交渉人が人質にとられたりと
犯人の手の内で転がされてしまうんですね

緻密な犯人というか、主犯のお姉ちゃんの完全勝利の映画だったなぁ
コメント
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