ホテル・アルテミス ～犯罪者専門闇病院～

ジョディ・フォスター主演ということでレンタルしてきた作品
いや、年月の経過って、ある意味残酷ということを身をもって知らされただけの映画
劇中でも”ババァ”とか”バァサン”って蔑みの言葉で呼ばれていましたが
演技にブレのなさは年齢を重ねることで重厚さをまして来てるのは間違いない

銀行強盗に入った4人組、目的は果たせずに逃げる羽目に
そんな中一人の男が瀕死の銃弾を受けて・・・
"ホテル・アルテミス"に逃げ込む
そこは、ホテル形式の犯罪者専門の闇病院になっている
高額な会費の会員制闇病院
なんとさらに
1.武器の持ち込み禁止、
2.警官の立ち入り禁止、
3.他の患者を殺してはいけない、
と言ったルールの遵守を求められる
が最新の医療と身の安全が保障されるのだ

その闇病院兼ホテルは、看護師のジーニーと護衛のエベレストがきりもりしていて・・・ジーニーは看護師(劇中でもババァ以外はナースと呼ばれてる)なのだが医療も行う
昔は医師で、今は医師免許が剥奪されてるのでナースなんですね

時は近未来の2028年、なんと街では米騒動で暴動が日常化し、
ホテルには傷を負った犯罪者たちの訪問が後を絶たない
そんなある日、件の銀行強盗を犯し致命傷を負った兄弟がホテル・アルテミスを頼って来たのだった

さらに暴動を治める警官ではなくて、所謂地域巡回巡査でジーニーの知人である婦警が傷を負ってて
治療を依頼に・・・ジーニー自身がホテル利用三原則を破るのか？
さらにこの闇病院を建設し、医師免許剥奪されてるジーニーを雇った
マフィアのボスが銃創を受けて運ばれてきて
なんとそのボスの命を狙う殺し屋までもが入院患者として宿泊していたり

で開業以来、最悪の事態を迎えることに・・・
いかに収束していくのか
ある意味闇病院を舞台にしたワンシチュエーションスリラー映画です
年老いたジョディLフォスターさえきにならなければ
それなりに楽しめる作品ではあるんですが、捻りの全くない作品
ジョディ・フォスターに拮抗できるのはマフィアのボスを演じる
ジェフ・ゴールドブラムくらいか

それほどのフォスターのワンマン映画

2018年製作、アメリカ映画
ドリュー・ピアース監督作品
出演：ジョディ・フォスター、スターリング・Ｋ・ブラウン、ソフィア・ブテラ、ジェフ・ゴールドブラム ..

禁断介護 イキすぎたデイケア

相変わらずのコンマビジョンのピンク映画DVD
中古で円盤のみの300円で購入したものです
2002年の劇場公開時のタイトルは「介護SEX お義父さん、止めて！」って言う
直球なタイトルだったのね

安西なるみ主演のピンク映画
安西なるみさんというAV女優さんってこの作品を見るまで全く知らないお方でしたねぇ
６，７本企画AVに出てた人のようですが
個人的には私には好みの女優さんですねぇ
そんな彼女の助っ人には男優、女優さんともベテランが固めてらして
レズあり、介護のレクチャーにディドルまで登場してきます
実に楽しめた作品でしたねぇ

なるみは、普通の主婦で、夫ともうまくいってるはずだった
しかし義父がリュウマチで左半分が動けなくなり
田舎の夫の実家にリハビリ介護として転居してくる

夫は通勤に片道3時間かかり、夫婦の夜の営みはごぶさたに
毎日年老いた義父に愛のある、食事の世話から下の世話、そして・・・
肉体での介護まで

風間今日子は先輩の介護士役ですか、相変わらずの豊満な肉体で観客とヒロインを刺激し、
女同士でレズまでも

林由美香は夫の浮気相手OL投で実にエロっぽい
全く惜しい女優さんを早逝させてしまいましたものです

男優陣は義父に蛍雪次郎さん、アドリブなしのマジ演技でしたねぇ
って言うか、彼がアドリブ見せなくても
現代社会が抱えてる介護の問題に真面目に取り組んでる作品で
風間今日子さんがリハビリテーションの仕方を丁寧に教えてくれるんですが
それがまた後半への伏線になっていたりと
監督の新田栄が丁寧に作ってる作品でしたねぇ

切り口の違う記事はコチラ

2002年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
新田栄監督作品
出演：安西なるみ、間今日子、林由美香、蛍雪次郎、なかみつせいじ、柳東史