MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ピンサロ×病院 癒しのノーパン看護篇

2019-12-01 22:58:01 | ピンク映画
10月だかに、衛星劇場の深夜枠でOAされた
新東宝映画「ピンサロ病院」シリーズの第四弾のRlー15版です
2001年の劇場公開時のタイトルは「ピンサロ病院4 ノーパン看護」でしたが
衛星劇場のスカパー版では、第一、四弾と公開されてまして
12月には第三弾がRー15としてOAされるようですが、この第三弾だけは
本当の”ピンサロ”を舞台として作劇されてますが、他は完全に病院が舞台となってます

第一弾では病気の診療には薬液が効果によって回復されるのではないという
院長の強い信念のもと
ナースが夜はホステスとしてご奉仕して病気を治癒させるというおバカな作品でしたが

この第四弾は病院を舞台にしたサスペンスドラマ仕立てで
なんと的場ちせが監督を勤めていらっしゃる

お話としては村田記念病院では、猥褻な診療が行なわれているというタレコミを受けた厚生労働省は
隠密調査として石井正史を検査入院患者として病院に送り込むものの
恋人の倫がこの病院のナースとして働いているのだった


正史は長期入院患者の岡田と親しくなり
彼からゴールドカードを貰うと特別区で診察が受けられると情報を得て
その猥褻な治療を行っているのが恋人倫ではないかという疑念を抱き

2001年に作られた割りには
なんでしょうもうタイトルに入る前から夜勤ナースのスカートがシースルーになってて
さらには入浴シーンとか、患者とナースとの絡みとか
所謂猥褻診療のピンサロシーンとか結構股間にぼかぼか暈しが・・・

ってことでRlー18のDVD見たらヘアシーン満載だったのね
隠密調査官に竹本兄貴、なんと金髪長期入院患者に柳東史さんと
男優さんの層も厚い作品でしたが

切り口の違う記事はこちら

2001年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
的場ちせ監督作品
出演:望月ねね、風間今日子、佐々木基子、竹本泰史、柳東史、入江浩治、真央はじめ
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新聞記者

2019-12-01 22:56:53 | 邦画
いやなかなかの社会派なドラマでしたが
今の日本でもこういった作品が作れるし、公開もされつということで
ある意味、この映画のテーマでもあるのですが
我々日本人は、政府とは敢えて言いませんが、一握りの高級官僚とそのチームによって
極端に言えば、マスメディアから国会
さらにはネットにあげられてるニュースの一つ一つが情報を操作されている
という怖さを、丁度昨年問題になっていたにもかかわらず

森・加計問題といったタイムリーな時代に合わせて
政府と言ってもなんと内閣が"医療系大学新設問題"を
一新聞記者が
新設大学設置なら文科省だろー、医療系なら文科省ではなくても
最悪厚労省か?何故に内閣が申請と言った疑問から単独で調べていくうちに

報道メディアと権力との軋轢にどう報道は向いていくかと言った完全なるフィクションですが
主人公は東都新聞の婦人記者
実モデルとして東京新聞記者望月衣塑子のベストセラー『新聞記者』を“原案”に
作られた完全オリジナル脚本でして
製作上リアリティをという事で加計学園を、彷彿させるプロットを作り上げたんですかね

政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者と
理想に燃えて外務官僚のの道を選んだある若手エリート官僚との対峙と
葛藤を描いています

新聞記者には父親が記者時代に誤報記事を書いて自殺したというトラウマの過去をもち
エリート外務官僚は今では内閣調査室に出向してのるものの
過去に公文書改竄と言った瑕瑾を持ってるものの
すべて当時の上司一人が責任を負ってて、今この時に自殺してしまったことに・・・

こんな二人が偶然出会って、過去の現在のトラウマからの脱出を
サスペンスフルに描いた2時間弱の作品
高級官僚の松坂桃李は何を演じさせても、それなりにこなす役者さんですねぇ
若手では一番て言っても過言ではないものの
内調室長の田中哲司さんの物静か過ぎる演技に怖さが滲み出ていましたねぇ
口封じも辞さない構えで、松坂桃李に出産祝いをさりげなく
かつ高圧的に渡す場面には、色んな意味で鳥肌が立つねぇ
主人公には韓国のシム・ウンギョンさん
ちょっとたどたどしい日本語でしたが
この役を演じさせられる日本の女優さんはいなかったんでしょうか

このような社会派エンタテインメントを作らせたら韓国映画に勝るものがないと思ってましがが
日本映画にも、まだまだこういった作品を作るだけの力はあったようですが
観客側がお金払ってまでこういった作品を観ようっていう土壌がいつのまにか喪失しちゃってるんだよね

映画で描かれる内閣情報調査室の情報操作とマスコミの新聞のネタづくりとどこが違うのか?私たちはどんな見識を持って情報に接すればばいいのか?
日本と言えども国家に管理された民主主義ってやっぱ怖いよね

2019年製作、日本映画、「新聞記者」フィルム・パートナーズ作品
藤井道人監督作品
出演:シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、田中哲司、北村有起哉、岡山天音、高橋和也、西田尚美、高橋和也、郭智博
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