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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ある娼婦の贖罪

2019-12-17 17:17:01 | 洋画未公開
いつものエロチックな衣を被せた
これはちょっと珍しい南米エクアドルの映画です。
配給会社はアルバトロスさんですから、こんな煽情的なジャケットの絵面にしてありますが
普通にサスペンススリラー作品でした

本当に申し訳程度の濡れ場というか、エロチックなシーンもありますが
こういった映画に見られるボカシは男根のみでして
ヒロイン?のオバちゃんは、ほとんどの全裸シーンは背中です。
って事でエロ目的でレンタルされた方には詐欺的な作品になっちょります

お話としては、邦題にある通りヒロインは
南米エクアドルの娼婦です。
貧困と暴力が支配する底辺の街で生きるダナは、なんと7歳の娘を母親に預けて
コールガールとして働いているのは生活のためでもあるんですが、実は娘の病気の治療費のため、
身体を売っては暗黒街のコールガール及び人身売買のボスに上納金を納めているのだった…

そんな毎日を過ごしていたダナではあるのだが、お客で医者である男と昵懇になっていた
ある日、人身売買の組織のアジトに上納金を納めに行ったダナは
自分の娘と同じ年頃の女の子を見たダナはその子が人身売買の商品と見てとって強い衝撃を受ける

そんな時、娘の病死が伝えられ、ダナは絶望の底に突き落とされ
そして彼女は娘のかわりにあの少女を救おうと決意し
医者に助成を頼み人身売買組織にたった一人で戦いを挑む…

助けようって少女はそこいらにいる、いわゆるみなしごで
エクアドルってそんな子供が多いんですかね、その子も海岸で普通に拉致されてたし
ま、どこの国も同じで格差社会のようで
医者は娼婦を好きな時に買えるほどの収入を得てるようだし
っていうか、このお医者さん、アジトで銃声聞いただけで
ビビって逃げてしまうのね
って事で少女は助けたものの、また違う組織にまた…っていうような社会ですから
ある意味ヒロインの自己満足でしかないのも事実

2018年製作、エクアドル映画
ガブリエラ・カルバッチ監督作品
出演: ノエル・シュオンワルド, クリスチャン・メルカド, ジェイム・タマリス, アリアーナ・フレイル, ナディン・ムニョス・セルバンテス
コメント
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