インド映画の「
人生は二度とない」という2011年製作のボリウッドではない作品を見てヒロイン?のカトリーナ・カイフにハマってしまって
この作品でも恋人役として共演していた肉体派のリティク・ローシャンと、再びこの作品でも共演している
この作品も2014年製作という事なので、カトリーナ・カイフって10年代に活躍した女優さんだったんでしょうか?
一応この作品はトム・クルーズとキャメロン・ディアスのW主演で全世界的に大ヒットしたハリウッド映画「ナイト&デイ」のリメイク作品だそうで、オリジナルの尺よりも40分も長いのはボリウッド表現のせいでもなかったようで
一応ボリウッド的なダンスや歌唱シーンはあるんですがプロットを無視するようなブツ切りではありませんで、主人公の内面の恋心をモノローグ風にボリウッド化していたようなインド映画でしたし
プロットは完全にインド風にリメイクしてましたねぇ
インド風のありえねぇアクションの楽しい作品ではあったけれども、個人的にカトリーナ・カイフへの過度な期待値が高すぎたのか・・・思ったほど彼女の魅力がイマイチ伝わってこなかった感がありましたのは
あまりにリティク・ローシャンのワンマン映画って感が強すぎていた気がする
そりゃ肉体もだけど顔もインド人だから濃いんだよねって濃すぎるんだよね、そしてこれまたインド映画特有のコユーイアクション
でカトリーナがあまりにも普通過ぎた演技で普通の恋に夢見る女の子を演じており完全に呑まれていたような気がするが
そこはインド映画ですから世界にロケ敢行してるし、ボリウッドダンス、にさっきも書いたまさにアクロバチックなインド映画の飛ぶ跳ねるていうアクションに、こっちの目は十二分に楽しめるものの
展開が目まぐるしくて、さらに日本語版がついていませんから字幕を読まねばって事で
ある意味一番の見どころシーンとかが落ち着いて見るような作品ではなかったなぁ
インドって事で長いもんだから途中でアクロバティックアクションが止むとちょっと映画的に弛むんだよね、で同時にこっちの気持ちも
緩急にはなってるとは思うんだけど「
RRR 」みたいに継ぎ目なしにアクションの鶴瓶打ちでないからねぇ
まぁそういう意味ではロマンス部分が入り込んでるオリジナルを踏襲してるとこがインド映画には似合わないってことなのかも知れなせんねぇ
オリジナルはもう完全に忘れてしまっているんだけど
この作品ではたった一箇所だけそれもバイクでカトリーナ・カイフに二丁拳銃連射させてるんですが、もう少し彼女にも銃を撃たせてアクションさせて欲しかったなぁ
インドではネット上でマッチングアプリみたいなものがもう十数年前からあったんですね
2014年製作、インド映画(2023年日本公開作品)
シッダールト・アーナンド監督作品
出演:リティク・ローシャン、カトリーナ・カイフ、ダニー・デンツォンパ、パヴァン・マルホトラ、ジャヴィド・ジャフリー、ジミー・シェルギル、スティーヴン・クラーク、ヴィクラム・ゴーカレー、ディープティ・ナヴァル