今日から9月の新作レンタルです
その第一作にこの作品を選んだんですが・・・
正直”昔の名前で出ています“っていうことだけで作られた作品
正直”昔の名前で出ています“っていうことだけで作られた作品
80年代の邦画界をある意味引っ張っていたヤンキー映画「ビーバップハイスクール」やそれらに類似するヤンキー映画、そしてこれまたTVドラマで寡占状態であった中学生の様々な生態を赤裸々に描いたあの「金八先生」などで名を馳せていた連中が
歳を重ねてこの令和の時代よせばいいのにおじさんおばさんで出演されても
ねぇ・・・
正直97分の尺がこれほど辛い作品だったとは
まぁ杉浦幸さんなんかはそれなりの貫禄つけてヤンキーまんまな演技を見せてくれてはいましたが
何せ今じゃどっから見ても華も実もない白井光浩ときちんと立っていられないもう腰砕けのまま出演されてて
肝心のクライマックスのアクションシーンにも参加もされない清水宏次朗の年老いた姿を見させられてるだけで辛くなる作品
昔の作品へのオマージュなセリフやシーンを見せられてもただただ白けるだけ
製作サイドやW主演の役者自体も楽しそうに演じてるようには見れないし
ホント清水宏次朗さんがあまりにもイタイタしくて
それに周りの若い役者さんなんか個人的に脇クン除いてあとは知らないし
小沢和義さんが出演されてたのは実兄が「ビーバップ」で芸能界デビューされた関係でオファーきてたのがスケジュールの関係での代役出演な気がしてならない
彼がいくら頑張ったって面白くないものは本当に面白くないんだから仕方ない
敢えて役者さんたちの同窓会に付き合わされるこっちの身になってくれたまえ
そういう意味ではホンがこれまた全くできが悪すぎ
悪ノリできてこその「ビーバップ」なんでしょうが、変に親子愛入れ込んだり
昔の清水宏次朗のキャラそのまんま持ち込んでも今の彼の演技には当時のノリで演じていた時の演技が病でできないから軽妙なナンパを演じられていない
そして何より清水宏次朗がそんなだから
比重が白井光浩にかかってくるのは仕方ないんだけども彼にもそんだけの力量がないからねぇ
本来ならかる〜いノリでおちゃらけ作品であるべきなのに
どこに比重がかかってるのかもわからない重たい作品になってしまっていたのがいかにも残念な作品でしかなかったよね
2022年製作、日本映画、ラフター作品
旭正嗣監督作品
出演:白井光浩、清水宏次朗、直江喜一、村沢寿彦、杉浦幸、脇知弘、永山たかし、園田あいか、杉本愛里、岩田まあり、古今亭志ん輔、小沢和義