積極的に日本映画を観ていこうという企画で視聴した作品
実に地味であるものの、人として命の大切さを訴えてる作品
一応DVの凄まじい演出もあるものの、ほとんど動きのない作品だったかな
上に書いたように命の大切さをテーマにしてるものの
それを強調するために
映画は、この世を娘の死によって儚んだ主人公が自殺のために森の中で縊死しようとするもののふとした偶然で縊死に失敗したところ
森の猟師に救われて猟師が雇い主となって、彼の自殺未遂から人生最後の選択を“最後の晩餐”を通して、自殺者が自己と向き合う時間を提供する“森の中のレストラン”のシェフを任せてなんでも作ってくれる
ちょっと「深夜食堂」みたいな作品かと思ったけども・・・
このシェフ自身は最後の晩餐を望む者には生の束縛から解放され死を選択するのか、
死を恐怖と捉え生を選択するのか、には一切関わらないものの
このシェフ自身は最後の晩餐を望む者には生の束縛から解放され死を選択するのか、
死を恐怖と捉え生を選択するのか、には一切関わらないものの
父親のDVに悩み自殺しにこのレストランを訪れて最後の晩餐を求めにきたJKに
自分の事故死した娘が重なって
JKをなぜか自死から救ってレストランで働かせて猟師とその猟犬たちと
閉ざされたJKの心を開放していくお話
森の中のっていうのもある意味意図的で、小宮孝泰演じる猟師の暮らしを通して、自然の営みを背景に人間の死生観と絡み合う様を映像と、主人公を演じる船ヶ山哲の演技を通して実に台詞以外で饒舌に映画は語りかけてくる
人は人間によって有形無形に傷つくと同時にまた、人間によって救われる
生きる環境や背景によってその人の人生はどちらにも傾倒してしまうって言うことがこの映画が一番言いたかったことだったようですね
森の中のっていうのもある意味意図的で、小宮孝泰演じる猟師の暮らしを通して、自然の営みを背景に人間の死生観と絡み合う様を映像と、主人公を演じる船ヶ山哲の演技を通して実に台詞以外で饒舌に映画は語りかけてくる
人は人間によって有形無形に傷つくと同時にまた、人間によって救われる
生きる環境や背景によってその人の人生はどちらにも傾倒してしまうって言うことがこの映画が一番言いたかったことだったようですね
人生とは一体誰の何の為の人生なのかを考えさせられる作品だったけども
個人的には苦手な作品でもありました。
2022年製作、日本映画、「森の中のレストラン」製作委員会作品
泉原航一監督作品
出演:船ヶ山哲、畑芽育、森永悠希、染谷俊之、奥菜恵、佐伯日菜子、谷田歩、仁科貴、小宮孝泰
泉原航一監督作品
出演:船ヶ山哲、畑芽育、森永悠希、染谷俊之、奥菜恵、佐伯日菜子、谷田歩、仁科貴、小宮孝泰