もう今日唐師走
そういえばこいつっていうか大映の“黒シリーズ”一挙放送を衛星劇場で取って置いたのがまだ終わってなかかった
今月中に終わらせないとねぇ
改めていうと製作順ではなくて主演役者に合わせて製作順に記事にしてきましたが
なんとこの作品では田宮二郎さんと宇津井健さんとの競演作品となっておりましたねぇ
黒シリーズ第十弾となります。
オリジナル脚本に東映「警視庁物語」シリーズの産みのと親である長谷川公之さんに大映・日活・東映・松竹とフランチャイズを持たない監督井上梅次が参戦してきて
ある意味黒シリーズの高度経済成長時代の日本の黒い闇を切るって言うのにかなりふさわしい作品になっていて
アクション映画としてもクライマックスでの緊張感はそれなりにっていうか大映映画とは思えない手に汗握るスリルとサスペンスで描かれた復讐譚でしたねぇ
ナイトクラブのお姉ちゃんとして万里昌代さん、田宮と宇津井健との間で心が揺れるヒロインとして藤由紀子さんが
ナイトクラブのお姉ちゃんとして万里昌代さん、田宮と宇津井健との間で心が揺れるヒロインとして藤由紀子さんが
ここいらのロマンスの駆け引きと法で裁けない悪をどう裁くかって言うような裏テーマ
その裏テーマとして財界を牛耳るフィクサーと反社とのつながりによって会社を潰され親が死んだり病院送りにされた男どもと反社の勢力争いで潰された組員って言う三人の同じ目的を持つ三人の男たちの友情というか男同士の結びつきという仲間意識という見どころ満載の映画としてもよくできてる作品だったかな
そんな三人に山下洵一郎、待田京に田宮二郎が・・・
そして検事に宇津井健
そんな三人に山下洵一郎、待田京に田宮二郎が・・・
そして検事に宇津井健
敵役の経済界のフィクサーに内田朝雄、反社の組長には北城寿太郎と悪役にも不足がないキャスティングとしての勧善懲悪なストーリーを作らせたら長谷川公之さんですからねぇ
ちょっと大映のカラーからは想像のできない作品ティストとなっていた。
ちゃんとビッグボスをカタしていたのもすごいですよねああ言った形で・・・
にしても二人乗りのヘリに5人も煮るなんて・・・
そんな細かいことも有無を言わせない井上演出
ちゃんとビッグボスをカタしていたのもすごいですよねああ言った形で・・・
にしても二人乗りのヘリに5人も煮るなんて・・・
そんな細かいことも有無を言わせない井上演出
1964年製作、日本映画、大映作品
長谷川公之脚本、井上梅次監督作品
出演:田宮二郎、宇津井健、藤由紀子、万里昌代、山下洵一郎、待田京介、北原義郎、内田朝雄、北城寿太郎、守田学哉、村上不二夫、中条静夫、春本冨士夫