MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

シックスヘッド・ジョーズ

2023-12-30 20:08:07 | 洋画未公開
あのアサイラム社で2012年から始まった「ダブルヘッド・ジョーズ」、「トリプルヘッド・ジョーズ 」そして「ファイブヘッド・ジョーズ」に続く4作目の「」シックスヘッド・ジョーズ」二作目からはsyfy TV とアサイラムとの共同製作で資金も豊富になりサメの頭も順当に増えてくると頭の位置が色々と
ってことで頭が六つにもなると前面が混雑しすぎでってことで
なんとダブルヘッドでサメの胴体の両脇に四つの頭を置いているんですが
実はこの四つの両脇にある頭が今作のミソでして

そうなんですよ
この両脇にある頭を交互に動かしてなんと海中だけでなく
いわゆる脚のように使って今回は陸上を歩いてまで襲ってくるサメ様
そしてさらに人間に刺されてダメージ受けた頭は共食いして速攻再生されると言うおっかないっていうかなかなか死にそうにないサメ様

今回の舞台はメキシコのバハマ半島沖にあるコラゾン島。1984年に”カリフォルニア大学 生物学部 海洋研究ラボ“がここにあって、この浮島みたいなとこで冷戦下生物兵器の研究をしていたらしい
そして二十数年後の現代、この島でマンネリ気味のカップルたちが関係を修復させるべくキャンプセラピーに参加しにくる
そのカップルとはヒッピー系スピリチュアルカップル、オタク系黒人カップル、アウトロー系カップル、冷めきった年の差カップルという4組
もう最初っから全員に死亡フラグが立ってる状態で

さらにセラピーの主催者であるウィリアム自体が夫婦仲がうまくいってないってどうゆうことなんですが一応この作品の主人公
そしてなんで今まで二十数年も見つからずに今日まで生きていたこの生物兵器が動き出したのかの説明もなく
syfyTVがついてるからこれまた惜しみなくひんぱんにその姿をあらわし人を食いまくるシックスヘッドのサメ様

まぁ今作では逃げ惑う連中にもサメだけでなく自然の猛威も襲ってきたりするんですね
そしてついに主人公と歳の差カップルの若い奥さんが生き残ってのサメ退治って言う寸法
これで多頭サメ作品は終わりますがアサイラムはこの後、空飛ぶサメやタコと合体するサメとか地中地上を這いまわるサメまで色々サメ様で儲けて行くんですよね

これで年内に多頭ザメ映画を完全にブログアップできました。

2018年製作、アメリカ映画
マーク・アトキンス共同脚本・撮影・監督作品
出演:ブランドン・オーレ、。タンディ・セベ、コード・ニューマン、ナイマ・セベ
コメント (2)
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女子高生に殺されたい

2023-12-30 05:05:23 | 邦画
今年も今日を入れて後二日、ようやっと今月レンタルの作品たちにも落ち着きを見せ始めてきましたのと
年末年始と言うことで今月購入しておいたセル版のDVDたちがだいぶ溜まったのと
劇場公開されたいわゆる大作って言うような輩が残っておりそいつらの作品をこの年末年始までとっておいたので更新していきましょうってことで
その第一弾が城定秀夫監督のこの「女子高生に殺されたい」って言う城定監督のお好みらしい扇情的なタイトルですが
 
どうやらこの作品原作漫画があるようで、それを脚色して映画化したようで、まぁ漫画見てませんから、いつものように見終わってネット検索していたら
結末はだいぶ改変されてるとか
しかし城定監督ですからきちんと映画的なオチにされていたようで
城定ファンとしてはもう彼の作品としては考えられないような潤沢な予算で作られてた作品だったので
とうとう彼もここまできたかって感無量。予算がないからって城定夫として撮影日数1日で1本作ってた人だとはねぇ
感慨深いよねぇ

城定監督のある意味エロ抜きの三本目だか四本目の一般(ってもR -12ですが)映画
完全にエロなし作品ですが
先にも書いたようにタイトルがヤバい
そんな映画の主人公は田中圭さん演じる高校教師
尚更ヤバくね

よく知らんのですが殺されたい願望って言うのかなオートアサシノフィリアって言うらしいのですが
そんな願望をなんと9年間も温めて同棲していた恋人も振り
7、8歳で大の大人を絞殺した少女が高校生になるまで待って殺されるという役を田中圭さんが
あの爽やかさで演じており、赴任してきた高校でJKたちの好感度100%の超人気教師で
ここまで完全に練り上げてきた自らの脚本でまずは当人と三人のJKたちを言葉は悪いですが事実その通り誑しこんで自ら衆人監視の中で本人に迷惑のかからないように死んで行こうって言うお話
 
ストーリーが荒唐無稽ですが映画としてはかなり引き込まれていきます
最後に殺されるというシーンまで絶対的に物語を進行させて行くわけですが
その進行自体が全部主人公のふりであるというプロットのうまさ
原作がいいのか監督自身の脚色なのかは不明ですが実に見事っていうか城定ファンタジーの真骨頂魅せてくれてましたねぇ
 
当の少女自体が実は三重人格だったりで普段は二重人格までは出てくるみたいですが殺人者の人格を出させる用意周到に練られた主人公の脚本も三人のJKたちによって確実に実行させて行く過程もうまくできてるものの
ただ一つ主人公の予想外だったのは大島優子演じる元カノの出現
まぁ彼女によって彼の計画が・・・
 
見終わって思ったんですがかなり変質的な主人公ですがそれを演じてる田中圭さんがあまりにも清潔感溢れてて
全く不気味な存在でないとこがちょっとこの作品の怖いとこですかねっ
ある意味キャスティングの妙で作ってる映画でもあったようで
そしてさすが城定監督4人のJKの配役もきっちりハマっていました。
 
2022年製作、日本映画、「女子高生に殺されたい」製作委員会作品
城定秀夫脚本・監督作品
出演:田中圭、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太、加藤菜津、久保乃々花、キンタカオ、大島優子
コメント (2)
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