日本映画を積極的に観ていこうという企画で視聴した作品
今月は年末ちゅうってこともあって結構な作品がDVDとしてリリースされてて、作品を見てブログアップして行くにもなんか自分的に
ホントここきてかなりどん詰まりになってどないすんのやっていうような気持ちでいます
なんとこの映画も今月DVDリリースされた作品でして
本当は知らなかったんですが木更津高校の卒業生たちが木更津の文化や歴史を後世に伝えて行こうって映画製作を始めることになり
立ち上げ”かずさ映画製作委員会“っていうとこが作った作品んみたいでして
したがって木更津を舞台に繰り広げられるこの作品なんですが
まぁ主人公の小説家さんのペンネームがなんと志田漱石さん、
劇中の後半で彼は妻である手塚理美さんに「月が綺麗ですね」と婚約指輪を彼女に手渡します。
まぁ漱石ファンなら当然ですし、多少文学に造詣の深いお方ならば尚更
私自身は高校の国語教員の常識として存じ上げているのですが
コレって漱石語録なんですよね、私自身もここのブログで長い枕の後に作品の感想に入る時に”それはさておき“として「閑話休題」を使わしてもらってますし
そういうことで英語教師であった漱石先生は英語の「I Love You」をなんと”月は綺麗ですね“って和訳したっていうことで
多分にこの”月は綺麗ですね“が使いたくて、亡き最愛の妻に会いたいという強い思いから、天国で再会する漱石と咲子夫婦のラブファンタジーを作りはったんですよねぇきっと
そしてしゅじんこうの役名も漱石さんですか
劇中後でなぜ漱石なのかわかるみたいなモノローグがあったのはそーゆーことだったんですね
で漱石先生散歩中に美人に呼び止められ横断歩道のど真ん中でサインしていたらクルマにはねられて哀れヘヴンに美女と一緒にご昇天
天国では愛する妻が漱石先生がこっちにくるのを待っていたのに
待っていたのにあなたは・・・
そう事故のショックで漱石先生は記憶の一部を喪失してしまい現世で”妻に会いたい“っていう思いまで忘却の彼方に・・・
お互い愛し合っていながらもすれ違う二人にヤキモキさせられるものの
そう事故のショックで漱石先生は記憶の一部を喪失してしまい現世で”妻に会いたい“っていう思いまで忘却の彼方に・・・
お互い愛し合っていながらもすれ違う二人にヤキモキさせられるものの
そこはラブファンタジーですから全ては感動のラストへ収斂して行くことになるのは必定
よくまぁ一地方の自主制作の映画グループが手塚理美、国広富之のお二人をキャスティングできましたねぇっていう
よくまぁ一地方の自主制作の映画グループが手塚理美、国広富之のお二人をキャスティングできましたねぇっていう
まぁある意味クラウドファンディングでしょうが
夫婦というカップルはこうありたいものだっていうお話を笑いあり、ケンカあり、トキメキあり、感動ありという映画の基本プロット全てを導入してホンにまとめるという手堅さは見事でした。
夫婦というカップルはこうありたいものだっていうお話を笑いあり、ケンカあり、トキメキあり、感動ありという映画の基本プロット全てを導入してホンにまとめるという手堅さは見事でした。
インパルスの堤下敦がこれほどの演技巧者だったとはねぇ、交通事故ばっか起こしてるやつっていうイメージしかないもんですから(笑
2020年製作、日本映画、かずさ映画製作委員会作品
丹野雅仁監督作品
出演:手塚理美、佐々木心音、冨樫真、副島淳、堤下敦、石井咲、カマチ、高橋卓郎、浜崎美保(声の出演)、尚玄、下條アトム、国広富之