そういえばこれも11月の頭に買っておいたものの、まだ見てなかった作品
エマニエルといえばシルビア・クリステルっていう世代でありまして
あの「エマニエル夫人」によって日本でもこぞって女性がエロチック作品を見てヒットいや大ヒットした時代を知ってる世代ですからねぇ
当時は今みたいにPCで簡単にエロが手に入る時代ではなく、暗くジメっとしたような映画館でおっさんたちと若者たちがエロを楽しんでいたものを
堂々と都心の一流映画館だ上映され観客層も男性より女性その方が多かったっていうエポック的な作品で
続編は作られるは、シルビア・クリステルの日の当たらなかった過去作品が続々公開されるはって大騒ぎ
はたまた日活ロマンポルノやピンク映画のタイトルにまで”エマニエル“をつけると言う便乗まで
そんな懐かしいことがエマニエルと言うタイトルだけで浮かんできてついつい手にしてしまうっていうのは男性の性なんでしょうかねぇ
ってことでネット上では“エマニエル2022”で検索しないとこの作品の情報は出こずに
シルビア・クリステル作品の数々と混同している次第ですねぇ
「エマニエル夫人」恐るべしって事で・・・
さて先にも便乗でエマニエルとついた便乗作品は数々あれど私が便乗作品で一番お世話になっていたのがイタリアのエロオヤジであるジョー・ダマトが「エマニエル夫人」の2作目に性感マッサージ店のマッサージ師を演じてただけの黒人女優さんラウラ・ジェムサーを使って作らられた“ブラックエマニュエル”シリーズですかねっ
“エマニエル”ではなく“エマニュエル”だったのも記憶に新しい
そんな過去を呼び覚ましてくれるような作品がニューリリースされたわけでして
まぁ月一本くらいの割で洋画ピンク作品いわゆる“洋ピン”のDVDがリリースされるものここんとこレンタル店には導入されなくて
セル版を見つけた時に購入する様にしてましてこれもそれで・・・
イタリア映画だったんですね
イタリア映画だったんですね
主人公はブタペストに住む女流作家さん、そのお方の復讐譚がメインプロットの映画だった
エロはある意味お飾り的につけられてて
この作品洋ピンでありながら日本のエロスの極限様式とも言われてる”緊縛“まで取り入れてきてますが
さほどエロくもなんともない作品
ある意味復讐に至る過程がエロくないってことだちょっと90分の尺で退屈気味でオチそうになるのを堪えていましたが
復讐のシーン以外には見るべきとこが本当にない作品
まぁでてる女優さんはそれはみなさんお綺麗なお方ばっかではあるものの
シノプシスが単純な割に派生的なことが多くてねぇオチそうになるのは仕方なかったかな
エマニエルのタイトルに誘われるとロクなことはないっていうことか
2022年製作、イタリア映画
モニカ・カルパネーゼ脚本・監督・ダリオ・ジェルマーニ監督作品
出演:ベアトリス・スキャフィーノ、イラーリア・ロリガ、ジャンニ・ロザート、ミリアム・ドッセーナ