MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ハード・ナイト

2020-02-23 21:28:04 | アジア映画
これも〈未体験ゾーンの映画たち2020〉で上映された一本
ジャケット借りです
惹句にはレニー・ハーリンが監督した香港版「ダイ・ハード」ってありましたが
これは、香港のアクションスターニックチョン主演ですが、実は解剖医っていう役所です
で、舞台は彼が働くモルグです
そこに三人のマスクをし、銃を持った男たちが夜勤中に襲ってくるという

舞台がモルグ内に限られてるワンシチュエーションでのアクション映画ってとこだけが、ある意味「ダイ・ハード」って言えるんだけど
襲われた方が解剖医という素人で、襲ってきた方が実は警察官
もちろん現役ですし、悪徳警官です
麻薬取引中にヤクザ同士が相打ちしたところ金とブツをかっさらってるのを見られて
つい殺してしまった女の体内に残った証拠の銃弾を取り返しにきたってことで

素人の解剖医とその助手のお姉ちゃんと、悪徳警官三人との攻防戦が95分の尺に
アメリカのアクション映画の監督と、役者が己の肉体の限界をかけて演じる肉体アクションの融合としては
ある意味成功していたんじゃないかと個人的には買えた作品でした

中国語の原題は「沈黙的証人」
いわゆる死体は物言わない証人ということでしょうが
そこは香港映画ですから、死体だろうがなんだろうが守る方はモルグの薬品からそこいらに保管されてる死体までなんでも使うとこが
楽しいって言ったらあかんですかねぇ

舞台はワンシチュエーションのモルグですので本家「ダイハード」と違い平行移動での攻防戦ですが
大雨が降るクリスマス・イブの夜っていう設定は本家へのセルフオマージュになっていたのでしょうかね
更にガラスが割れた中での血みどろとか結構オマージュが強いというか、意識して入れ込んだんですかね
監察医演じるニック・チョンの役名がニックって安易すぎるだろう
そして香港映画の女優さんも見事に体を張ってハードなアクションに挑んでるし、結構可愛いんですね

すると、受付にいた守衛を人質に取った三人組が押し入って来る。
銃を持ちマスクを被ったサンタ(リッチー・レン)、ルドルフ、エルフは、ある死体から銃弾を取り出すよう要求。
脅されながらも不審を抱いたニックは、別の死体から取り出した銃弾を渡して彼らを追い払う。
うまくいったように思えたが、すり替えたことに気づかれ、三人組が戻って来る。
中盤携帯電話から警察に助け呼ぶと巡回警官が来るんだけども
香港警察は巡査と言ってもそれなりに職務に忠実だし観察眼が鋭いようで
韓国映画みたいなおバカ警官ではないんですね、でもってちゃんと訓練もされてて、悪人と互角に戦うものの死んじゃう
そう死んでしまわないとお話が先に進まない訳で・・・

三人組もしっかりしたもので、お姉ちゃん機転きかして銃を奪って二人射殺したと思ったら
なんと防弾チョッキ着てたとはねぇ
モルグの建物の熟知と、そこいらにあるモルグの用具で反撃するっていう定番映画
アメリカのアクション監督と香港の肉体アクション俳優が化学反応を起こした作品と言っていいんだろう
それなりに楽しめる作品でした。

2019年製作、香港・中国合作映画(日本公開作品)
レニー・ハーリン監督作品
出演:ニック・チョン、ヤン・ズー、リッチー・レン、フォン・ジアイー、カルロス・チェン
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ジェシカ

2020-02-22 20:48:23 | 洋画
2月21日レンタルリリースされたDVDですが、
なんとヒューマントラストシネマ渋谷での企画興行〈未体験ゾーンの映画たち〉で一月の月末に公開されて
直ぐDVDリリースされた作品です
ジャケットレンタルが常ですから、女性キャラクターの出立から見て
もうこれは、私の大好物なガーリーアクションだってレンタルしてきたんですが

DVDだけはジャケットと中身が伴わないっていう通常ジャケット詐欺っていうのがあるんですが
この作品もジャケット詐欺とは言えないけど・・・
そうなんですよ、このまんまの格好で劇中ヒロインは銃を持って登場してくるから
あながち見た目は詐欺ではないんですが・・・
全くガーリーアクションでありゃしないし、激しく銃を連射するシーンもあるにはあるんですが
全くのアクション映画ではなかったし

途中観念的な映像がキャラクターの心象風景として映像化されたり
死んだ人間が現れたり、もうお口あんぐりとして、ダラダラと垂れ流されていく映像を97 分見せられるだけの映画
見てるだけで寝落ちしまくる作品でした
こんな作品でも〈未体験〉だから公開できるっていうのは、こういった企画興行もあながち捨てたモンではないということですが
ジャケット借りの私にはしてやられたって感じは否めない

近未来のフランス、孤児が生き延びるために盗みや強盗殺人を重ねてきた10人の若者を集めて
コミュニティーを作り上げたジェシカ
彼女の統一によって彼らは派手に暴れていらる
っていってもそんな暴走するシーンは映像ではなくて、劇中人物の台詞でこれらがわかる仕組みになってる
っていうか全て台詞だけで・・・っていうことでアクションは全くないものの
彼ら十人は完全武装です銃器も豊富だし
でも映画では彼らを狙って偵察にくる小型ドローンと撃ち合うだけ

そんな無法者の何人かに焦点を当ててお話が進んでるのかどうかもわからず
尺が消化されていくだけです
よくまぁこんな実験映画と言っていいのか、映画学校の卒業製作で予算もない中で作ったかのような作品
エロもないし、アクションもない
どっかの島でみんなでワイワイ合宿して作った作品でしかないような

2018年製作、フランス映画
キャロリーヌ・ポッジ監督作品
出演:アオミ・ムヨック、ゼバスティアン・ウルツェンドウスキ
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令和エロス噺〜色艶〜

2020-02-22 02:41:15 | OV
チャンネルNECOの月一のお楽しみエロチックOV「令和エロス噺」シリーズ

今回は全編共通して人妻の不倫を扱ってますが
二話以降の不倫は完全に旦那さんに尽くしての不倫になってます

第一話は、香椎りあっておっしゃるお初のお方と、表AVは見たことないけど
私個人的にAV女優さんでOVとかピンク映画に出演されてるお方では二番手三番手に推してる波多野結衣さんとのW主演で
昔なら団地妻っていうことですかねぇ、同じマンションの一二三階に住む主婦たちの浮気本気の騒動劇
ということで結構出演者も多いし脱がないっていうか、絡みもしない女優さんまで登場してくる「昼顔妻の性」
”昼顔“って付けてるとこはあの不倫ドラマ二便乗してる?
不倫など決して望んでいなかった波多野結衣演じる主婦と
同じマンションの三階の旦那さんとW不倫する香椎りあさん演じる二人の主婦のお話
知らぬは亭主ばかりなりではなくて、旦那がまさかの同じマンションの主婦とW不倫してることも知らない専業主婦も・・・

第二話は、美咲かんなと言うAV女優さん、この方私にはお初のお方で「濡れる献身妻」
ちょっと美形なお方でした
夫が経営する会社が経営危機に瀕してしまい、
妻の絵梨はOL時代の昔上司だった戸塚という男が、企業成功しており
彼に夫の会社の立て直しを頼みに行くが、頼みと引換えに絵梨の身体を戸塚から要求され
図らずも夫のためと体を許し
夫は彼から仕事を得られ経営が企て直されるのであった
って事でタイトルが”献身妻”に・・

第三話は倉多まおさん主演で「待ちきれない人妻」
お話としては、ある真夏日、道で熱中症で倒れていた中年を助けた人妻美鈴
なんと助けた人物は、夫も自分も学生時代から憧れていた建築家岡島であった
お礼に尋ねてきた岡島は、二人にお礼とリフォームを買って出るものの
実は岡島は美鈴におかぼれしてしまい
リフォームを理由に美鈴と関係を持ってしまう
そして美鈴も旦那に隠れての不倫がいつしか肉体に刻まれた岡島が忘れられなくなって・・・

来月も楽しみです

切り口の違う記事はコチラ
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永遠に僕のもの

2020-02-21 20:51:55 | 洋画
滅多に見ないというか、レンタルDVDに過剰に付加されているトレーラー
ほとんど見る気はなくてスキップしちゃうのが常なんですが
なんの拍子か、この作品のトレーラーを、なんの作品か忘れちゃいましたが、見て
この主人公のユニセックスな容貌と、アドロ・ペルモドバルが製作っていうことで
見て見たいと言う気になって、ちょうどセットレンタルに良いとレンタルしてきました
一月下旬にリリースされてる作品だったのね

時代は1970年代前半、舞台はアルゼンチンのブェノスアイリスですか
当時のアルゼンチンって未だ軍事政権だったのか、かなり警察が拷問とかやっていそうな物騒な台詞もバンバン飛び交ってましたが
そんな時代に一般家庭に生まれて普通に17歳に育った少年カルリートス
実に美形な若者であるが、彼は幼いころから他人のものを手に入れたがる性分で、
思春期を迎えた今、窃盗が自分の天職だと知り、親に内緒で窃盗を繰り返していた

更に学校で出会ったラモンと対立するものの、その後意気投合したカルリートスとラモンは
ラモンの両親が窃盗犯であったために、ラモン親子たちと組んでさまざまな窃盗犯罪に手を染め、
その過程で銃器を手に入れたカルリーストはやがて人を撃つことに躊躇しなくなり
なんと捕まるまで12人も射殺してしまう・・・
って事で、実話ベースのお話です

さほど濃厚に描かれてはいませんが、カルリーストはいわゆるマイナージェンダーのようですかね
盗んだ宝石でラモンの局部を飾りたてたり、ラモンのお父ちゃんの陰茎に興味持ったりするものの
ラモンのお母ちゃんの誘惑というか直接的に“私と寝る”っていうのを断ったり
でも双子の女の子とデートするものの、その女の子たちもある意味胸の膨らみも全くないユニセックスにような容姿だったりするんですね

って事で、なんとそんなカルリーストの窃盗と殺人の繰り返しが淡々とつづられる映画
ある意味カルリーストを演じてるロレンソ・ファロの美貌という存在感あってこそ成立してる映画
実にエロっぽく撮られています、
男に全く興味もたない私ですが、彼の唇アップなんかに女を感じてしまうほどですからね
そんだけ撮り方にも苦労されたことだと思いますが・・・

なんでしょう70年代のポップスがまんま、映画に使われていたんですね
個人的には「朝日の当たる家」と「夢見る想い」の二曲は知ってましたが
この時代のポップスといわゆるミニスカとかベルボトムのファッションにもこだわっていたようですね

二時間ほとんど退屈せずに見ていられました
が映画的な盛り上がりには欠けているんですね
ま、実話ベースだから仕方ないのかなぁ、


2018年製作、アルゼンチン・スペイン合作映画
ルイス・オルテガ監督作品
出演:ロレンソ・フェロ、チノ・ダリン、ダニエル・ファネゴ、メルセデス・モラーン、ルイス・ニェッコ、ピーター・ランサーニ、セシリア・ロス
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悶絶女優 銀幕の乳房

2020-02-20 23:32:49 | ピンク映画
久々のピンク映画です。
神咲詩織さん主演ですが、2017年の製作で、2019年の11月リリース作品ですから櫻井拓也クンが出演されています。
映画俳優はいいですよね、生きていて動いてる姿が亡くなられた後でも見られるんですからねぇ
「悶絶上映 銀幕の巨乳」というタイトルで公開された作品
ある意味、ピンク映画版「ニューシネマパラダイス」と言った作品
DVD化にあたって表題が変わったようですが
どうなんだろう、映画ファンとしては見終わって心に残る作品

って事で、ピンク映画としては一応三人の女優さんの裸もしっかりとあるものの
濡れ場の回数も、演出にしてもかなり薄めってことでこれは後10分分くらい尺を劇中上映作品として
既存のピンクを再編集して
そう和田美沙(ノンクレジットでしたが)作品とか入れ込んでR -15としてテアトル新宿で上映しても
十分に耐えられる作品でもありました

田舎にひっそりと佇む映画館、テアトル石和
本当に山梨の田舎にポツンとある、ピンク専門の映画館じゃないようですね
こんな地域に根差した映画館がまだあったなんてねぇ
そんな映画館に都会の女が毎日見に来て最初っから最後まで居る
見てる映画は「北の梅守」、どっかで聞いたことのあるようなタイトルですが
出演者は



この中西アヤメが神咲詩織演じるヒロインです
そう自分の映画を見にきていたんです
しかし、いい役者名ですね、前半は東映さん、後半一行目信長女優さんは日活ですねぇ

枕営業で役を取るのと、芸能プロの社長の愛人でいることに疲れ
子供の時に一年間住んでいたこの石和にやってきたのだった

映画館では映画監督の夢破れて故郷にpUターンしてきて、町の映画館に職を得た櫻井クンが働いていて
神咲さんの同級生であり、彼女の正体を知ってる男がいて

出てくるキャラクターはケイちゃん演じる芸能プロ社長以外は、みんないい人
そうなんです、そんな人たちとの触れ合いで自分を取り戻していく女優さん
っていうか、みんな再生していくんですね


この作品ではほたる名義ですが、お懐かしい葉月蛍さん
老人の域に達した豊満な肉体美(汗)を見せてくれます
レンタルで地雷三本見た後で、久しぶりにいい映画を見た気がする
ピンクも捨てたモンじゃない

ちなみに、見終わってテアトル石和を調べたら閉館してるようですね

切り口の違う記事はコチラ

2017年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
加藤義一監督作品
出演:神咲詩織、ほたる、桃宮もも、櫻井拓也、なかみつせいじ、ケイチャン
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デス・チェス

2020-02-20 18:43:46 | 洋画未公開
新しくレンタルが入れ替わったにもかかわらず
またまた地雷を踏んでしまいました
懲りないねぇ・・・っていうか、DVDは中を見ないとわかんないからねぇ
こういう地雷を踏まないように皆さんへの
忠告のために、鹿十(シカト)せずにブログにしたためておきます

まずはサイコパスの連続殺人犯とそれを追う敏腕刑事との攻防戦のオーストラリア映画
敏腕刑事は同僚巡査の婦人警官と不倫中でもあるようで、その不倫相手がサイコパスの被害者を見つけ報告してくる
一方主人公の敏腕刑事は、重篤のハイティーンの娘から早く帰るように言われて帰宅途中に
この報告を受けて現場に踵を返す・・・
ってっことで、娘の死に目にあえず

そして一年後、なんと主人公は不倫がパレて、警察辞めてるし離婚してる
更に不倫相手とも分かれたようで
今の生きがいは次女と会えることだけの生活
そんな彼の目の前で次女が拐われ、再びサイコパスからチェスに見立てた殺人ゲームの予告
その被害者に次女が・・・

って事で、次女を救うために奔走するオトーサンですが
次女が救えれば後はドーでも良いんだって、次女に見立てた駒を動かさずに他の駒遠動かすから
次女と一緒に誘拐された少女が一人また一人と殺されていく
もう次女さえ助かれば、死体がなんぼ出てもかまわねぇって・・・

そんなお父さん、実は死んだ長女の亡霊とお話しており
周りは亡霊見えないから不可思議な人物だし
もう何が目的かわかんないサイコパスの殺しの方法もつまんないし
一体なんで一年後刑事でもない主人公に挑むのかも理解できない有様

最後になんとか犯人に行きついての銃撃戦があるにはsつんですが二時間弱訳わかんないプロット
ってチェス盤にしてもPC画面だし、駒が動いてるように見えないし
ドーしてこんな映画作ったんだっていう映画だし
それも2013年製作の作品をなんで今頃輸入するのかも、全く理解不能

2013年製作、オーストラリア映画
ジョン・コーエン監督作品
出演:アビゲイル・ビアンカ、リチャード・カーウィン、チェルシー・ガイルズ、ジャイ・コートラエ、ダニエラ・セレット
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ヘル・フライト -乗客消失-

2020-02-19 22:57:58 | 洋画未公開
2月4日リリースされた新作DVDです
個人的にほとんどのレンタルはジャケット借りですんで、マイケル・パレと飛行機パニックだと
レンタル員数合わせでなくレンタルしてきたんですがねぇ
今月リリースの韓国映画の水準が高くて・・・ってわけではないんでしょうが
「ザ・ネゴシエーション」を見た後に見ると、ほとんどの作品が
っていうか「ハントレス」も酷かったけど、この映画はGAGAリリースにしては全くおもろうない
なら書かなきゃいいんでしょうけども、ブログ埋めておかないとねぇ、明日レンタル返却しての入れ替えだし
一応不満だけを書いて置こうかと

75分と尺が短いのと、どことなく画角からしてTVフューチャーではないのかと思うんですが
GAGAリリースだし、allcinema さんでは未公開作品となってるんで
ここでも一応未公開映画としておきますが

ロスからロンドンへの航空機の中で、副題の通り乗客が、一人また一人と飛んでる機内から消失していくのを
なすすべなく航空保安官のマイケル・パレが・・・
問題解決出来ずにいるだけノースお話
しまいにはパイロット、copilot まで消えてというか、消されてしまい
どう飛行機を着陸させるのかっていう、ある意味パニックに舵をきってしまい
人間消失の問題がいつのまにか忘れられ、無事着陸できて
めでたしめでたし・・・
って、そりゃねえだろう

ほんと機内の電気が一瞬消えたら、隣の客が消えていたっていうだけで
消えた理由も、なぜ消えたのか、消えた人物は一体どこに行ったのか・・・
途中からオカルトっぽい雰囲気で進行していたのにねぇ
いつのまにか素人の航空保安官がロンドンに着陸しちゃうんですよね
スリルもサスペンスもランディングの緊張感も、全く感じられない作品

更に難点はCA役の女優さんが全く美人でなかったこと

後半チラッと悪魔の造形が見えますが悪魔はなんで乗客を消していったんでしょうか
もうエコノミーに乗客は一変ポンに全員消滅ですからねぇ

2019年製作、アメリカ映画
マッシミリアーノ・チェルキ製作・監督作品
出演:マイケル・パレ、クリスタル・サントス、シャネル・ライアン
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ハントレス 女戦士ルーナ

2020-02-19 18:20:36 | 洋画未公開
2月リリースの新作DVDです、
ジャケットからして、弓を構えるヒロイン?
これって、どっから見ても私の個人的に大好きなガーリーアクションムービーだよね
って事で、ようやっとレンタルできたので、勇んで見たのですが・・・
なんでしょうが、ちっともガーリーアクションなヒロイン映画ではなかったんだねぇ
それも英語のダイアローグではあるんですが、なんとスウエーデン映画だったんですね

舞台はなんと森の中、そこで一獲千金の富を狙って略奪遠征に出征した父親をひたすら待つ
過去の戦士で今は盲目の祖父と、出征した父親を待つ二人の娘とその母親
一家の大黒柱の帰還を待つ親子の日常を描いているだけの109分
実に退屈な映画だった
ヒロインは父親から伝授された弓の名手らしいのだが、弓で戦う姿は微塵も描かれていません
どこが”女戦士“なのか?

なんか梗概によるとこの親子森に暮らしてるものの、ヴァイキングだとか
で父親と一緒に遠征した一人の男だけが怪我して帰還して、家族たちを助けてくれるんだけど
その後持ってお父ちゃんも無事帰還してくるものの
その財宝は、見ててもよく理解出来なかったんですが
どうやら墓から盗んできたものらしく

”お宝返せ〜!!“って亡霊たちが主人公たちを襲ってくるという
何せヒロインが弓の名手という設定が、全く映画の中で描出されてないことに憤慨していたものの
クライマックスではまさかの亡霊ですからねぇ
もうフラストレーションだけが残ってしまう作品でした

って事で二度ほど寝落ちしていたような・・・
完全にジャケット詐欺な作品、ヒロインもさほど美人でもないしね
やっぱTWAリリースのDVDは見ちゃいかんのかな

2019年製作、スウェーデン映画
ラスムス・ティルジティス製作・脚本・監督作品 
出演:モア・ステファンズドッター、ヨハンナ・イダ、 ヴィヴァ・エスターヴァル・リングブラント、ラルフ・ベック、アンドレアス・リランダー、ピーター・メルリン
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ザ・ネゴシエーション

2020-02-18 20:46:31 | 韓国映画
コレは実に韓国映画らしい面白い映画だった
先に見た韓国映画「王宮の夜鬼」と同日リリース
販売会社が違うんで、偶然なんでしょうが、こちらもヒョンビンが主演している
一応映画の立ち位置は、国家に挑んだテロ誘拐犯人となってるが、その犯行は韓国国家を牛耳ってる
武器輸出会社社長とそれを操り闇のお金を儲けてる国家中枢にいる国家情報室の室長
もう韓国は一握りの権力者にとっては、一般人の命なんて自分にとってなんでもない存在でしかないんですね

ソウル市警のハ・チェユン警部補は敏腕ネゴシエーター、
今日も合コン中に先警部アン・ヒョクスには呼び出され人質事件現場に・・・
このシーンでハ警部補演じるソン・イェジンの脚線美が堪能できる
ってか先輩警部のキム・サンホ、いつものように飄々と演じていますが、今作ではできるデカさんを演じております

でもって人質事件は班長の一方的な判断で交渉中にもかかわらず特殊部隊の突入で犯人もって、人質も全員が死亡してしまい
ショックのハ刑事は退職をするつもりだったが、班長の海外出張で一時保留に・・・
そこにキム・サンホ演じる先輩刑事が警察官正装でハを呼び出しに来る
ハも正装でどこかのビルに行くとソウル市警の庁長とか国家情報保安室の次長までいて
人質事件の交渉を担当する様に命令される

何にも予備知識も与えられぬまま、誘拐犯人ミンとのTV電話交渉に・・・
人質はなんと海外主張の班長に大韓日報の記者
彼女をなんかよくわからんままミンと接していくものの情報不足と
上層部の秘密主義で班長はミンに射殺されてしまう

ミンは明確な目的を持って要求をしてくるぢ、班長の射殺にも全て計算づくでしたハはミンと情報室次長の秘密主義に阻まれてもがくうちに
だんだんミンの目的が見えてきて
オープニングの人質事件が絡んでいて
そこからお話は転がりに転がって二転三転して行き
韓国生産の軍事武器にまつわる国家情報室室長の闇が浮かび上がってくるわけで

交渉の裏側では軍事的な行動があったりで
なんとか政府高官の悪事を闇に葬ったままにしておこうとする韓国特有の世界観が浮き彫りにされていくんですが
最終的にハ警部補が国家情報室長を裁判にまで引っ張り出すものの・・・果たして
って思わせるとこでお決まりのように映画は終わる
やっぱ韓国映画は面白いやね

2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ジョンソク監督作品
出演:ヒョンビン、ソン・イェジン、キム・サンホ、チャン・ヨンナム、チャン・グァン
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トラフィッカー 運び屋の女

2020-02-17 21:31:36 | 洋画
新宿のミニシアター、シネマート新宿の恒例企画興行〈のむコレ〉で上映された北欧ミステリーの流れを組むミステリーサスペンス映画
邦題からしてイーストウッドの映画に便乗したような感じですが
れっきとしたパクリ映画ではありません

北欧映画特有の面白さを持った作品だった
北欧映画特有の感性はそれぞれの国が違っていても、なんか雪に埋もれて冬を暮らす人種特有の共通の感性があるようですね

麻薬入りプラスティックカプセルを1.5K呑んで、アイスランドまで運ぶソフィア
最初下着のパンツ姿だったので、女の下の唇から胎内に入れるのかと思ったら
普通に口から胃袋に入れてしまうんですが
よく聞く運搬方法ですが、胃液の溶解力は半端ないですから、体内で麻薬が溶けるリスクも大きいんですね
っていうか、麻薬犬って胃袋の麻薬も検知するんでしょうか

税関を突破するために刑務所を出所したばかりの弟が税関で騒いでサポートする
って事で実は借金というか使い込みでニッチもサッチも行かなくなった弁護士の兄貴が麻薬で補填しようと
運び屋の少女をやとって、そのサポートに麻薬刑を終えて出てきた弟を利用するんですね

こう言った胃袋から麻薬カプセルを取り出すのは、自然排泄しかないわけで
弟が最初はホテルで排泄を待つものの
運び屋の少女は運搬中からおじゃしくなって、飛行機の中でいくつかカプセルをリバースしたりするんですが
実は排泄できんし、弟は下剤飲ますがまるっきり
体外に出てこないで、運び屋少女と弟との苦悩が続きます
兄はただ出させようとするんですが・・・

一方、一人の女刑事がこの麻薬密輸に気づき、
地道に捜査を開始して二人に近づいていくんですが・・・
ってありきたりの結果に終わりそうな雰囲気になるんですが
そこは北欧ミステリー、
運び屋の少女の体内から麻薬入りのタブレットが取り出せなく、兄は死んでしまったと思う少女の腹をカッターで切り裂くと、なんと少女は生きていて
そこに女刑事が辿り着くものに
なんと兄の腹裂きに嫌悪を感じた弟が拳銃で兄を止めようとしてるところに女刑事が・・・

スリリングな犯罪サスペンスとしてここまで緊張感で引っ張って来る力量も素晴らしんですが
ラスト銃撃が行われ刑事は死んでしまいって言う
予定調和的ではない結末には意外でしたし
観客にその後を委ねる終わり方がコレまた素晴らしい

2019年製作、アイスランド・デンマーク ・スウェーデン 合作映画
ボクァ・シグソーソン監督作品
出演:アンナ・プロクニャック、ギスリ・オルン・ガーダルソン、バルタザール・ブレキ・サンペール、マリヤナ・ヤンコビッチ
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