これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。
「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
友岡雅弥氏講演1 常勝大阪 (December 3, 2007)
読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。
友岡さんがまだ創価学会に幻想を抱いていたころの講演ですから、多少割り引いて読む方がいいかもしれません。
■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/H6.6.12
■会合名/不明
で、次が「牧口常三郎、創価学会初代会長」。
「なぜ彼は殺されたのか?」。
日本の宗教の中で、戦争に最後まで中心者が反対して獄中で死んだのは創価学会だけなんです。
確かに一般の町の牧師、町の僧侶で反対した人はいます。
大阪で日蓮宗の身延派の8人の一般僧侶が反対して銃殺刑になった。
しかし身延派全体としては戦争に賛成した。
最後まで反対したのは創価学会だけ。
この宗教は良い宗教でしょうか、悪い宗教でしょうか。
そのことをこの教科書は教えている。
大正9年、牧口先生は東京にある「三笠小学校」の校長先生になります。
その学校は東京都が作った「貧窮児童収容特殊小学校」で、つまり貧しい子供達を集めた小学校なんです。
ろくに勉強も教えてもらってない。
校長先生のなり手がないのを牧口先生は喜んでそこの校長先生になりました。
全員が栄養失調。また栄養失調から来る目の病気でした。
全校生徒、朝も、昼も食べない。
お昼は持ってないので、井戸の所にずーと列が出来る。
夜も食うや食わず、ちゃんと栄養のある物が食べられない。
貧しいスラム街ですね。
それで牧口先生は自分の家を売って、自分と嫁さんと子供の服を全部売って、その人達と同じ服を着て、その学校に住みついて、家や服を売ったお金で日本で最初の「完全給食制度」を実施するんです。
しかもただです。
そして、このために牧口初代会長は国家反逆罪。国と違う事やってるから。
国は金持ちの子供たちと分離するためにこの小学校を作ったのに、牧口はその学校で貧乏人の子供たちに給食を始めた。
国家反逆罪としてブラックリストの一番上に載ってしまうわけです。
この事で逮捕される遠因を作った。
それから最後まで神札を拝まなかったとかさまざまな理由があって逮捕されたんですけど。
その事をなんとデンマークの教科書にははっきり載っている。「日本の給食の生みの親」。
無料の給食ですよ。こういう宗教家がおったんですよ。
【解説】
たしかに、私も牧口先生のことは尊敬しています。
獅子風蓮