これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。
「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
友岡雅弥氏講演1 常勝大阪 (December 3, 2007)
読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。
友岡さんがまだ創価学会に幻想を抱いていたころの講演ですから、多少割り引いて読む方がいいかもしれません。
■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/H6.6.12
■会合名/不明
■ それから「世界詩人家協会」ていうのがあるんです。詩人て死人ちゃいますよ。
世界の詩人の一番権威のあるのが「世界詩人家協会」です。
そこが「挂冠詩人」という称号を世界を代表する詩人に与えているんですね。ルネッサンスを代表する「ペトラルカ」とか、「ダンテ」、「プーシキン」こういう人たちが挂冠詩人です。
もう世界何とか文学全集にのってくるような詩人とかです。
日本では2人だけで、一人は「北原白秋」で、もう一人が池田大作なんです。
世界詩人家協会が認めた日本を代表する2人の詩人家のうちの1人。
それでこれが世界詩人家協会が35周年記念に出したこんなんやってますよという小冊子です。
表紙に「PEACE(平和) Daisaku Ikeda」。
池田名誉会長の詩です。
これは最初か ら最後まで池田大作特集なんです。
「森が崎海岸」とかね「旅人」とか詩が出てて、世界の著名な詩人が、ここが素晴らしいんちゃうかて評論を加えている。
こんなん詩人なんて金儲け一番関係ないでしょ。
金儲け好きやったら小説家になってるわけですよ。
噂話で褒める分けないでしょ。
噂話で例えばわけのわからん人間に挂冠詩人を授与したら『なんや世界詩人家協会、あんな人間に挂冠詩人。
全然あかんやないか』と、ばかにされてしまいます。
【解説】
「桂冠詩人」について調べてみました。
桂冠詩人
桂冠詩人(けいかんしじん)は、優れた詩人に与えられる称号である。古代ギリシア、ローマ時代には、詩作も体育競技と並ぶ競技であり、勝利者には詩神アポロンゆかりの月桂樹の枝葉で編んだ月桂冠が授けられた。中世のイタリアでは、ダンテやペトラルカ、タッソが一流の詩人として月桂樹を戴いている。イギリスでは、17世紀に王室の慶弔の際に詩を作る桂冠詩人(英語: poet laureate、ポエット・ローリイット)の役職が設けられ現在に至っている。また、アメリカ合衆国議会図書館や世界芸術文化アカデミー、世界詩歌協会等の国際文化団体も桂冠詩人の称号を授与することがある。
(Wikipediaより)
「桂冠詩人」は、授与する団体が複数あるんですね。
本家本元のイギリス王家から任命する「桂冠詩人」には、池田氏は含まれていないようです。
ネットによると、
世界桂冠詩人 昭和56年(1981年)、世界芸術文化アカデミーから、池田大作先生に「桂冠詩人」の称号が授与された。
と書かれていますが、これは創価学会の公式見解ですね。
また別のサイトでは、
池田氏は1998年11月にインドの世界芸術文化アカデミーから「名誉総裁」なる称号を受けている
と書かれています。
なんのことはない、池田氏はこの世界芸術文化アカデミーのパトロンだったわけです。
そこからもらった「桂冠詩人」なのですね。
Yahoo!知恵袋によると、
池田さんが受賞された「世界桂冠詩人」は、インド、マドラスにある「世界詩歌協会」から受賞されたものです。会長はクリシュナ・スリニバスさんです ...
とのことです。
友岡さんの書いている「世界詩人家協会」というのは、ネットで検索しても見当たりませんが、おそらく「世界芸術文化アカデミー」か「世界詩歌協会」のどちらかでしょう。
どちらにせよ、カネで買った「桂冠詩人」ということではないでしょうか。
獅子風蓮