これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。
「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
友岡雅弥氏講演1 常勝大阪(December 3, 2007)
読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。
友岡さんがまだ創価学会に幻想を抱いていたころの講演ですから、多少割り引いて読む方がいいかもしれません。
■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/H6.6.12
■会合名/不明
誰に褒められているかが問題ですわ。例えば昨日、日本で最高の人権問題の権威と言われている、「キム・ドンフム」という人に会いましたけど。
名前の通り、非常に可哀相な形で日本に連れて来られました。
肉親は全部日本軍に皆殺し。
日本で戦後を迎えて差別を受けながらも京都大学の博士課程を通った。世界人権法学会で日本の代表理事なんです。
この人は日本のいろんな困難のある場所、炭坑の閉山になった町とかを回って、「自分の目」で確かめてる。
例えば瀬戸内海のある島では、昔は漁業が盛んやったけど、潮の流れが変わったのと公害で、魚が全然採れなくなってしまった。
島の人は次から次へと他県へ離れて行って、今は27世帯だけが残ってがんばってる。
そのうち24世帯が創価学会員です。
確かに岡山やとか大阪の人と比べると年間の所得は低い。
しかしそんな中でそこで必死に田んぼを耕している。
そういうがんばってる人の中に学会員が本当に多いと言うんです。
そういうふうに苦しい所を次々と回っている。
例えば今日本で一番平均所得の低い所は「とくの島」です。
「とくの島」は創価学会員が1/3なんです。そういう所こそ学会員が多い。
んでその近くの金持ちの島とか都会に行くと『あんた、あそこの島に言ってきたんか、あの島、貧乏やろ。
創価学会多い、そやろ。創価学会て貧乏人と病人の集まりやからな』
そういう事をどこへ行っても言われた。それで、この人は創価学会は正しいと思った。
それは貧乏人と病人を救ったということです。
創価学会が芦屋のマダムの集まりとかね、それやったら単なるカルチャーセンターですやん。
宗教ていうのはそんなもんやない。
悩んでる人、苦しんでる人に手を差しのべてこそ宗教です。
【解説】
「とくの島」は奄美諸島の徳之島ですね。
徳田虎雄氏の故郷で、医療グループ徳洲会の名前の由来でもあります。
私も、グループ病院の応援という形で、お邪魔したことがあります。
風光明媚で人情に厚い、いい島です。
獅子風蓮