これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。
「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
友岡雅弥氏講演1 常勝大阪(December 3, 2007)
読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。
友岡さんがまだ創価学会に幻想を抱いていたころの講演ですから、多少割り引いて読む方がいいかもしれません。
■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/H6.6.12
■会合名/不明
それがまたおかしくなったんですわな。例えば「戒名」てありますな。
ありがたかって皆付けてはるわけですね。
お金の値段によって「大信士」とか。
みなさんに簡単な質問をします。
『人間にお金によって位をつけていいんですか?それが仏教ですか?』
だめですね。
戒名付けてるお坊さんに『戒名ていつから始まったんですか?』と質問されたらいいと思います。
誰も答えられないと思います。
もともとは江戸時代から始まりました。
「士農工商」という身分差別を死んでからもそのまま固定したんです。
侍やったら侍の名前を死んでからも墓石に刻んだ。
特に日本の仏教で酷いのは、被差別部落出身の方に差別戒名ていうのを書いたんですよ。
外国の方がこれ有名なんです。
被差別部落に生まれた人はどんなにりっぱでも「畜男・畜女」ていう名前を彫ったんですよ。
動物の男、女っていうんです。
「大信士、大居士」の一番下にはこういうがあったんです。
今でも被差別部落の菩提寺へ行くと残っています。
こんなことする人間の方がよっぽど人間やないですわ。
そんな事する坊さんの方がよっぽど動物です。
これを墓石に刻んだ。これは国連で問題になった。
南アフリカではアパルトヘイトていって黒人を差別してた。
しかし死んでからまでは差別していない。
墓石は全部本人の名前が書いてるだけで、黒人だか白人だかわからない。
なんと人類数千年の歴史の中で差別されている階級、身分をそのまま墓石に刻んだんは、日本の仏教だけなんですよ。
戒名ていうのはこういう物なんです。
【解説】
たしかに、差別戒名なんてもってのほかですね。
獅子風蓮