獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

友岡雅弥氏講演:常勝大阪(8)

2023-10-06 01:07:26 | 友岡雅弥

これまで、karagura56さんのブログ「浅きを去って深きにつく」から、友岡さんの言葉を拾ってきました。
同じブログには、友岡さんのセミナーや講演の記録も残っています。

「浅きを去って深きにつく」karagura56さんのブログ
友岡雅弥氏講演1  常勝大阪(December 3, 2007)

読みやすいように、まとめられるものは整理して再構成しました。
明らかな誤字脱字は訂正しました。

友岡さんがまだ創価学会に幻想を抱いていたころの講演ですから、多少割り引いて読む方がいいかもしれません。

 


■友岡 雅弥氏(東洋哲学研究所・研究員)の講演内容(要約)
■日付/H6.6.12
■会合名/不明


それがまたおかしくなったんですわな。例えば「戒名」てありますな。

ありがたかって皆付けてはるわけですね。

お金の値段によって「大信士」とか。

みなさんに簡単な質問をします。

『人間にお金によって位をつけていいんですか?それが仏教ですか?』

だめですね。

戒名付けてるお坊さんに『戒名ていつから始まったんですか?』と質問されたらいいと思います。

 

誰も答えられないと思います。

もともとは江戸時代から始まりました。

「士農工商」という身分差別を死んでからもそのまま固定したんです。

 

侍やったら侍の名前を死んでからも墓石に刻んだ。

特に日本の仏教で酷いのは、被差別部落出身の方に差別戒名ていうのを書いたんですよ。

外国の方がこれ有名なんです。

 

被差別部落に生まれた人はどんなにりっぱでも「畜男・畜女」ていう名前を彫ったんですよ。

動物の男、女っていうんです。

「大信士、大居士」の一番下にはこういうがあったんです。

 

今でも被差別部落の菩提寺へ行くと残っています。

こんなことする人間の方がよっぽど人間やないですわ。

そんな事する坊さんの方がよっぽど動物です。

これを墓石に刻んだ。これは国連で問題になった。

南アフリカではアパルトヘイトていって黒人を差別してた。

しかし死んでからまでは差別していない。

墓石は全部本人の名前が書いてるだけで、黒人だか白人だかわからない。

 

なんと人類数千年の歴史の中で差別されている階級、身分をそのまま墓石に刻んだんは、日本の仏教だけなんですよ。

戒名ていうのはこういう物なんです。


解説

たしかに、差別戒名なんてもってのほかですね。


獅子風蓮