獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

東村山市議転落死事件~高倉氏の「陳述書」はどう考えたらいいのか?

2023-05-11 01:33:32 | 東村山女性市議転落死事件

前回、東村山市議転落死事件について、関係者の主張についてはより客観的に検証すべきであると書きました。

矢野氏らの言い分を100%信用するのは危ないかもしれない、ということです。

しかし、朝木明代氏の転落死が他殺であった可能性がまったくなくなったわけではありません。
その中でも、特筆すべき証拠というか証言が、香川大学の教授だった高倉良一氏のブログです。

このことは、一昨年、対話ブログでコメントをしたときにも書きました。
私のブログで、当時のコメントを再現しています。
参照してください。

対話ブログ・ラストステージ:獅子風蓮の登場 その5(2021-06-11)

少し引用します。


別に、現在の創価学会を擁護しようなどという気持ちはないのですが、40年を経て、だいぶ変わったんだなあという印象です。
でも、肝心な批判拒否体質は変わっていない点、過去の誤りをきちんと反省できてないことなど、まだまだダメだなあと思うのです。
創価学会の存在すべてが憎い、幹部の顔を見ると腹が立つ、という気持ちは理解できるのですが、私は、創価学会幹部職員の中にわずかにいるかもしれない良心的な部分に訴えたいのです。

会員をだまして時間と金を搾取するようなことはもうやめて、ください。
学会の犯罪行為を知る立場の人で、それを墓場まで持っていこうと考えている人は、どうぞ、将来の創価学会の再生のために、その秘密を明るみに出してください。

ここでは、1例として、「東村山女性市議転落死事件」についてとりあげたいと思います。
少し前に、『東村山の闇』と『怪死 東村山女性市議転落死事件』を読み、創価学会・公明党の謀略性に驚き、恐怖を感じました。
創価学会・公明党の理不尽に怯むことなく闘って無残な最期を迎えた朝木明代さんの死を無駄にしないためにも、創価学会・公明党の悪をなんとか白日の下にさらしたいものです。
さて、創価学会批判の関連書籍を読んでいるときに、気になる情報に遭遇しました。
『サヨナラ私の池田大作 パート2』という本の中に「〈対談〉池田創価はどうしてカルト化したのか  --福本澗一×木村福子」という文章があります。
その中で、福本澗一という人が、「今の創価の最大の弱点は東村山事件と反対者の粛正・解職解任」という項目で次のように述べています。(93ページ)

福本 香川大学に高倉良一氏という教授がいます。池田大作名誉会長を裁判で訴えている人です。
 彼は朝木問題について詳細な情報を持っているようです。私が離脱した時も、創価が最も知りたかったのは私がどれだけ朝木問題を知っているかということもあったのでしょう。今回の創価人事では山本哲也副会長が解任されました。そこには深い意味があると思うのです。山本哲也氏は、高倉教授を尋問した中心者でした。また”池田の長男”の池田博正氏を支える”未来本部”のエリートでしたから、いろいろと憶測を呼んでいます。八幡浜高校・慶応大学の同級生山本ひろし参議院議員の支援をして以来、四国総主事になったのが運の尽きで、尋問担当になったのでしょう。山本ひろし議員は、私の後釜です。
 今の創価にとっての弱点を幾つか挙げると、朝木事件と池田センセーの海外へ持ち込んだ円や銀行に預けた金、つまり為替問題が出てきそうなのです。海外の金では外為法違反をやっている恐れです。学会はそういう金のダーティーな部分を国会の場で追及されるのが一番痛い。
木村 どこまでそれらの事実は明らかになっているのですか?
福本 朝木事件に関しては、暴力団の後藤組関係者が鍵を握っているようです。それについては後藤組へ金を渡していた創価の当時のN経理部担当者が野崎至亮氏に話し、その内容を何と高倉教授に語っていたのです。2014年3月9日のブログでは、その当時の経理部長名はNだと実名で書いています。Nもその後、表舞台から消えていますが、事件の真相を一番知っている人物でしょう。法律改正で殺人罪には時効がなくなりました。


そこで、私は、高倉教授のブログを探しました。
創価学会池田カルト一派との裁判シリーズ その135

背景をかいつまんで説明します。
高倉氏は大学生のころ創価学会に入会した。
学会活動を熱心にするうち、組織の先輩の紹介で創価学会員の女性と結婚した。
子ども(長男、長女)も生まれて幸せにくらしていたが、ある時期より創価学会と池田名誉会長に対する不信が芽生えた。
そのきっかけになったのは、大阪で定期的に開かれていた仏法の勉強会だったようである。
その参加者に、創価学会幹部の野崎至亮氏がいた。
信心強情な妻に、学会組織のおかしいところを分かってもらおうと、高倉氏は、かねてより書きためていた日記のコピーを妻に渡した。
それを読んだ妻は驚いて、日記を組織の上司に渡し、指導を受けた。妻は、子ども二人を連れて、実家に帰ってしまった。
その日記が四国創価学会の上層部に渡り、学会本部にも知られるようになった。
学会の上層部は、日記に書かれていたことを理由に、高倉氏の組織上の先輩和田氏を査問した。
その後、和田氏から呼び出されて、東京のホテルの一室で、創価学会幹部による査問を、高倉氏は受けた……
というところでしょうか。
その後、生命の危険を感じた高倉氏は、創価学会上層部を相手取って裁判を起こしたわけです。


その裁判に提出された陳述書:
殺害予告に脅えた背景となる事情
-野崎至亮氏から聞かされていた東村山事件の「真実」-
が書き留められています。

長くなりますので全文の引用はしませんが、要点だけ書きだします。

創価学会元副教学部長の野崎至亮氏(以下、野崎氏と記述する)は、「高倉さんも東村山事件のことは聞いたことがあると思うけど」と前置きして、以下の発言をしました。
「平成7年9月1日夜、創価学会の最高幹部から朝木議員を脅すように命じられた暴力団員2名が、朝木議員の体をビルの6階の外側に抱え上げて、創価学会に敵対する活動を止めなければ落とすぞと脅していたんです。ところが、誤って朝木議員を落として死亡させてしまったと、この暴力団員2名が、創価学会の幹部(註:池田大作氏の海外資産の移動に関与した創価学会員で、職業は公認会計士か税理士。)のところに顔面蒼白になって駆け込んで来たんです。そこで、この創価学会幹部は、朝木議員のことは自殺として処理するので、ほとぼりが冷めるまで身を隠せと暴力団員に命じたんです」と、野崎氏は話しました。
私がとても驚いた顔をすると、野崎氏は、「このことは、暴力団員に身を隠せと命じた学会員から、私(野崎)は直接聞きました」と、私に告げたのです。
(中略)
野崎氏は、この人物の名前と肩書を口にされました。ところが、私は、その名前を思い出すことができません。駅に向かって歩きながらだったので聞き逃してしまったのです。肩書は、公認会計士か税理士かのどちらかだったと思います。
 しかし、発言内容については鮮明に覚えています。野崎氏が、この人物から東村山事件に関する「真実」を直接聞いたと述べたからです。その内容は、「第1.東村山事件は創価学会による殺害犯行であるとの野崎至亮氏の証言」で述べた通りです。野崎氏は、朝木議員殺害の「真実」を「直接、この人(公認会計士か税理士)から聞きましたわ。」と語ったのです。

学会の上層部にいて、池田名誉会長のことをよく知る野崎至亮氏の発言ですから、重みが違います。

高倉氏は、自分が査問を受けて、生命の危険を感じたため裁判を起こしました。
その傍証として、創価学会の上層部がどれほど危険なことをするかという証拠として、この陳述書を提出したと思われます。
この中にも書いてありますが、高倉氏は東村山市議転落事件の真相解明が進むことを望んでおられます。

そのためには、野崎至亮氏が直接声を上げ、暴力団員に身を隠せと命じた創価学会幹部の名前を明かし、警察の捜査に協力すべきでしょう。

対話ブログでは、このような問題についての情報交換ができればいいと思って参加したのですが、管理人のシニフィエさんから悪意のある扱いをされてしまい、実のある対話は出来ませんでした。
ただ、ある参加者から、野崎至亮氏はすでに亡くなったと知らされ、がっかりしたことを覚えています。

さて、宇留嶋氏のブログなどを読むと、朝木明代さんの死は「万引きを苦にした自殺」であり、事件性は全然ないということになります。

しかし、野崎至亮氏の発言といい、ネットで噂されている真犯人(沖浦克司氏)といい、何が真実なのか、訳が分かりません。

少しでも、真実に近づけていければと思います。


獅子風蓮


PS)
信頼性については若干の危うさはありますが、次のサイト
「yamanoyokohama2050のblog」の記事:
「基地外カルト創価統一暴走列車は止まれない!」(2023年04月12日)

では、野崎氏が言及した「暴力団員に身を隠せと命じた創価学会幹部の名前」を中村税理士と特定しています。
そこには、次のように書かれています。

ある創価学会本部長会議の席上にて、
昔、池田大作が
秋谷栄之助に対して怒号した。
【朝木をなんとか、黙らせろ!】と。
そして、秋谷栄之助の命令により白羽の矢がたったのが、沖浦克治であった。

沖浦克治は後藤組組員2名を引き連れて、ロックケープビルで
脱会者の救出活動にあたっていた朝木明代さんを待ち伏せして
いて、5階と6階の踊り場にて
22時頃にここから、本当に突すぞ!と後藤組組員2名に脅され、沖浦克治と共に朝木明代さんを突き落として殺害し、救急車をわざと25分も遅らせて、
現場に到着した。
息の根を止めるためにだ!

その後、血相変えて、創価学会本部にて中村税理士に報告。
又、秋谷栄之助元会長にも、原田稔会長にも
報告し、【ほとぼりが冷めるまで、身を隠せ!】との命令により、
長野県安曇郡白馬村に身を隠して、後日、学会員から、数千万円札束を紙袋で受け取り、
チームレスキューの建設費用に当てたが、
沖浦克治の良心の呵責から、一度、2年後の1997年に長野県警へ自首しているが、自殺処理された為に、無罪となった事件である。

もっとも、この情報提供者が清水大悟であったら、あまり信用できない話ですが、名前の出ている中村税理士と沖浦克治氏には、ぜひお話を伺ってみたいと思います。

お二人に関する情報をお持ちの方は、連絡ください。



獅子風蓮



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