実は私、数年前までは、友人の影響もあり、トレッキングをたしなんでいた。
山歩きはツライけど、自然に触れるのは気分がいいし、山頂で飲む「日が沈む前の酒」は最高だったからね。
専門の衣服や道具こそ揃えてないが、一応、登山靴と滑り止めのアイゼンくらいは持っている。
ただし、近年は暴飲暴食による体重増と反比例し、運動量はかなり減り、山登りへのヤル気も失せてしまった。
「これではいかん」と反省した私は、今年こそたるんだ心と身体を鍛え直そう! と決意。
ジョギングの回数を増やし、トレッキングも再開し、昔好きだった女性へのストーキングはほどほどに(←オイオイ)、
身体を絞り、動ける状態にして、今年中にいまだ未踏の富士山頂を目指すことにした。
以前、「富士山なんて、たいしてツラくないっスよ」と、知り合いの若者にナメた口をきかれた際、
「じゃあ、オレのぜい肉と同量の重りを背負って登ってみろ」と反論したことがある。
いい大人ならば、まず相手の立場になり、よく考えてから発言するべきだよな。
わかったか。調理も接客も経営もしたことがない、ただ食べて文句言うだけの食べロガーどもよ。
いかんいかん、「山登り」がテーマなのに、つい食べロガー批判が出てしまった。
閑話休題、日本一の富士山登頂への第一歩として、世界一登山者が多い、高尾山に挑んでみた。
第一歩とはいえ、名門高校を受験するのに、九九から復習するようなレベルだが、まあカンベンしてくれ。
ここからは、先日の高尾山登山をリポートしていくが、山登りシロウトの私が送る、
超・初心者のための高尾山ガイドにもなるので、そのつもりで読んでほしい。
無論、山登りのベテランには、知ってることばかりで参考にならないだろうし、
そもそもシロウトの雑文なので、間違った面も多々あるだろうけど、いちいち突っ込まないでくれ。
なお、上記の「超・初心者」とは、
○登山経験がなく知識もない ○体力に自信がない ○根性もない
人のこと。ちなみに私は上記に加え、
○あまり社交性もない ○おまけにカネもない
も加わる。そんな人間でも、ギリギリ大丈夫な高尾山の楽しみ方を、以下で紹介していこう。
まずはアクセス。自動車での行き方は、私自身が知らないので割愛するが、
電車ならば最寄りは京王線の高尾山口駅。JR中央線の終点・高尾駅から乗り換えてひと駅だ。
※↑サイト「高尾山遊歩」より。私のブログとは違い、高尾山について役立つ情報が満載である
普通は高尾山口駅から登り始めるだろうが、私はあえて高尾駅からのスタートを推奨する。
「JR利用の場合、京王線を使わないので約130円安い」というセコイ理由もあるのだが、
最大のメリットは、高尾山口までの歩行が「いい準備運動になる」ことだ。
高尾駅の北口から出て、国道20号をだいたい20分くらい歩けば、高尾山口駅に着く。
その、準備運動代わりの「平坦な道20分徒歩」すらツライと感じた方は、すぐに引き返した方がいい(笑)。
登山の途中で「大丈夫かと思ったらダメだった」となっても、いろいろ面倒だからね。
最初に書くべきだったけど、「超・初心者」が守るべきルールとして覚えておいてほしいのが、
まずは、なるべくひとりでの登山は避けること、
そして、なによりも大事なのが絶対に無理をしないこと、だ。
とにかく、普段歩く機会の少ない方は、高尾→高尾山口徒歩で、まずは自分の脚力を測ってみてほしい。
徒歩で向かった場合、写真の石像が見えてきたら、まもなく高尾山口駅だ。
駅に到着したら、お土産売場の近くに、写真の案内図があるはず。
そこから高尾山口商店街(本当の名称は知らん)を抜けると、ケーブルカー及びリフトの出発駅(清滝駅)がある。
いろんなコースがあるけれど、ここから山頂に至るのは1号路、6号路、稲荷山コースの3コース。
一番メジャーなのが1号路で、途中にはトイレや食事処などもあり、多くの方がここを利用する。
歩道も大部分が舗装されており、シューズはもちろん、ゲタやハイヒールでも登れないこともない。
普通に歩いて70~90分くらい、さらに、ケーブルカーやリフトを使えば、その後20~40分ほどで山頂に着くはず。
とにかくラクして山頂に行きたい、という方はそのルートを選択すべきだろう。
ただし、カネのない私は、運賃(どちらも片道480円、往復930円)がもったいないので、乗り物を使ったことはない。
そもそも、人見知りの私は、利用者の多い1号路自体が苦手である。
あとから来た人に抜かれるのも悔しいし、登山中なのにいちゃつくバカップルもいやがるし。
そんな私に同意してくれる、ドケチで人嫌いの方には、6号路をおススメしたい。
稲荷山コースは…実はひとりで登ったことがないので、よくわからない。ゴメン。
こちらが、6号路のスタート地点。
この日は、自宅で昼過ぎまで寝ていたので、高尾駅到着が14時45分、この地点に到着したのが15時20分。
さすがに、この時間に登り始めるヤツは私だけで、たまにすれ違う下山者たちが、不審者を見るような視線を向ける。
なお、この日に着用していたのは、迷彩服の上下つなぎ。山岳ゲリラかよ。
念のため書くけど、万が一遭難したとき発見されない危険性があるので、迷彩服での登山は避けるべし!
6号路は、シューズで登るのもギリギリ可能だと思うが、せっかくなので登山靴に履き替えると、少し楽になった。
あ、楽になった理由はね、登山靴は意外と重いため、リュックで背負い重荷になっていたのが解放されたから(苦笑)。
途中、少しだけ脇道にはずれると、琵琶滝を見ることができる。
希望者は、滝に打たれる「水行体験」もできるらしい。夏は涼しくていいかもね(←罰当たりな発言)。
道中は、写真のような、「7 アジサイ」などと、数字と花などの見どころを記した看板が建っている。
看板の端には、頂上までの簡単な地図と道のりも。
番号は1~14まであり、ここは7だから、もう中間くらいに来たのかな…と思いがちだが、
5と6、7と8が妙に近いなど、距離が均等ではないので、実際は1/3くらいしか到達していない。
高尾駅から歩き始めて約1時間。久々の登山でバテてしまったため、11番看板のあるベンチで少し休憩。
ノンストップで山頂まで行きたかったけど、無理は禁物だからね。
その先は、飛び石を渡っていくのだが、石の下はチョロチョロと水が流れているため、滑りやすいので注意。
ようやく最後の14番地点に到達し、あとは階段を登るだけ…なのだが、この階段がキツイ!
どれだけキツイかといえば、写真を撮るのを忘れ、立ち尽くしてしまったほど。
イメージ写真がこちら。前回のブログで紹介した、担々麺『五ノ井』さんの帰りに利用した急階段。
※御茶ノ水駅へ向かうルートより
途中で終わったかと安心したところ、その先にまた階段があるのもムカつく。全部で200段以上あるらしい。
山頂の手前、最後の最後にこんな試練が待っているとは…まるでゲームの大ボスではないか。
引き返すのもイヤなので、気力を振り絞り登っていく。時間的にも下山者はおらず、人の気配もない。
青空の下、聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと、オッサン(私だ)の苦しそうな吐息のみ。
階段を登り切り、少し歩いたところで、ようやくゴール!
時刻は16時20分。6号路スタート地点からちょうど1時間。さすがにこの時間だと、山頂にいる人数はわずか。
こんな遅い時間に山頂にいたのは初めてだが、おかげでキレイな夕日を拝むことができた。
※写真がヘタなので、実際はもっとキレイです
しかし、沈んでいる夕日をノンキに眺めている場合ではない。暗くなる前に早く下山しなくては。
最近改装された大型トイレで用を足し、帰路は一番歩きやすい1号路を選択。
他の下山者は、ケーブルカー(リフトは終了していた)の駅に向かっていたが、ドケチの私は当然通過。
ケーブルカー代480円を我慢すれば、下山後にウーロンハイが飲めるではないか。
舗装された道を歩いていくが、ここで超・初心者へのアドバイス。下りこそ慎重に。
「早く下山したい」という気持ちはわかるが、あせって下るのはケガの元となる。
下り坂は足が勝手に動くのに、疲労により踏ん張る力が落ちているため、転倒するケースも多い。
私も過去に、足をくじいたり、踏ん張ったときに足の親指に体重をかけ、爪を痛めたことが多々あった。
ただし、登山靴を履いていれば、足の捻挫や骨折などの大ケガはだいぶ防げると思うよ。
その登山靴だが、高尾山の1号路と6号路では、正直必要ない…ともいえる。
せっかく持ってきたのだから、役に立てたいと思った方は、1号路の途中でルートを変えればいい。
写真の、見晴らしのいい金比羅台園地展望台から、国道20号に至るルートがあるのだが、
途中、登山靴が必要な「いかにも山道」な地点があり、登山気分を味わうために、私はよく利用する。
ちょっと遅い時間だけど、この金比羅台ルート(?)を下って帰ることにした。こちらがその入口の道。
撮影したのが17時7分。冬は日が沈むのが早く、しかも木々の中を進んでいくのですぐに暗くなる。
歩き始めて5分後には、下の写真のようになり、
さらに15分後にシャッターを切ると、下記のように真っ暗になる。
実際の私の視界=フラッシュ撮影がこちら。もはや明らかに夜である。
今だから明かすけど、予想以上の暗さに道中は少しビビってた。
過去の記憶では、もっと短時間で下れたはずなのだが…高尾山だからといってナメてはいけなかったね。
さっきの写真撮影地点の直後に、人工的な手すりが見えてきて、ようやくゴール。
時刻は17時27分。金比羅台ルートは、ちょうど20分かかったことになる。
ちなみに、このゴール地点のすぐ横は、普通の民家なので、迷惑にならないよう静かに立ち去ろう。
このルートへは、国道20号の途中、「高尾山××入口」と記された石標を曲がったところにある。
調べたところ、「高尾山古道入口」と刻まれているらしいが、読めないね。
とにかく、無事に下山できた。「高尾山で遭難」は、さすがにみっともないからね。
超・初心者に心がけてほしいことを書くのを忘れていた。早めの出発・早めの下山だ。
あと、もう一度繰り返すけど、絶対に無理しないこと。
この日の私の行動は、説得力ないけどね。
【シロウト登山シリーズ】(仮称)、今後も続くと思うのでよろしく。
山歩きはツライけど、自然に触れるのは気分がいいし、山頂で飲む「日が沈む前の酒」は最高だったからね。
専門の衣服や道具こそ揃えてないが、一応、登山靴と滑り止めのアイゼンくらいは持っている。
ただし、近年は暴飲暴食による体重増と反比例し、運動量はかなり減り、山登りへのヤル気も失せてしまった。
「これではいかん」と反省した私は、今年こそたるんだ心と身体を鍛え直そう! と決意。
ジョギングの回数を増やし、トレッキングも再開し、昔好きだった女性へのストーキングはほどほどに(←オイオイ)、
身体を絞り、動ける状態にして、今年中にいまだ未踏の富士山頂を目指すことにした。
以前、「富士山なんて、たいしてツラくないっスよ」と、知り合いの若者にナメた口をきかれた際、
「じゃあ、オレのぜい肉と同量の重りを背負って登ってみろ」と反論したことがある。
いい大人ならば、まず相手の立場になり、よく考えてから発言するべきだよな。
わかったか。調理も接客も経営もしたことがない、ただ食べて文句言うだけの食べロガーどもよ。
いかんいかん、「山登り」がテーマなのに、つい食べロガー批判が出てしまった。
閑話休題、日本一の富士山登頂への第一歩として、世界一登山者が多い、高尾山に挑んでみた。
第一歩とはいえ、名門高校を受験するのに、九九から復習するようなレベルだが、まあカンベンしてくれ。
ここからは、先日の高尾山登山をリポートしていくが、山登りシロウトの私が送る、
超・初心者のための高尾山ガイドにもなるので、そのつもりで読んでほしい。
無論、山登りのベテランには、知ってることばかりで参考にならないだろうし、
そもそもシロウトの雑文なので、間違った面も多々あるだろうけど、いちいち突っ込まないでくれ。
なお、上記の「超・初心者」とは、
○登山経験がなく知識もない ○体力に自信がない ○根性もない
人のこと。ちなみに私は上記に加え、
○あまり社交性もない ○おまけにカネもない
も加わる。そんな人間でも、ギリギリ大丈夫な高尾山の楽しみ方を、以下で紹介していこう。
まずはアクセス。自動車での行き方は、私自身が知らないので割愛するが、
電車ならば最寄りは京王線の高尾山口駅。JR中央線の終点・高尾駅から乗り換えてひと駅だ。
※↑サイト「高尾山遊歩」より。私のブログとは違い、高尾山について役立つ情報が満載である
普通は高尾山口駅から登り始めるだろうが、私はあえて高尾駅からのスタートを推奨する。
「JR利用の場合、京王線を使わないので約130円安い」というセコイ理由もあるのだが、
最大のメリットは、高尾山口までの歩行が「いい準備運動になる」ことだ。
高尾駅の北口から出て、国道20号をだいたい20分くらい歩けば、高尾山口駅に着く。
その、準備運動代わりの「平坦な道20分徒歩」すらツライと感じた方は、すぐに引き返した方がいい(笑)。
登山の途中で「大丈夫かと思ったらダメだった」となっても、いろいろ面倒だからね。
最初に書くべきだったけど、「超・初心者」が守るべきルールとして覚えておいてほしいのが、
まずは、なるべくひとりでの登山は避けること、
そして、なによりも大事なのが絶対に無理をしないこと、だ。
とにかく、普段歩く機会の少ない方は、高尾→高尾山口徒歩で、まずは自分の脚力を測ってみてほしい。
徒歩で向かった場合、写真の石像が見えてきたら、まもなく高尾山口駅だ。
駅に到着したら、お土産売場の近くに、写真の案内図があるはず。
そこから高尾山口商店街(本当の名称は知らん)を抜けると、ケーブルカー及びリフトの出発駅(清滝駅)がある。
いろんなコースがあるけれど、ここから山頂に至るのは1号路、6号路、稲荷山コースの3コース。
一番メジャーなのが1号路で、途中にはトイレや食事処などもあり、多くの方がここを利用する。
歩道も大部分が舗装されており、シューズはもちろん、ゲタやハイヒールでも登れないこともない。
普通に歩いて70~90分くらい、さらに、ケーブルカーやリフトを使えば、その後20~40分ほどで山頂に着くはず。
とにかくラクして山頂に行きたい、という方はそのルートを選択すべきだろう。
ただし、カネのない私は、運賃(どちらも片道480円、往復930円)がもったいないので、乗り物を使ったことはない。
そもそも、人見知りの私は、利用者の多い1号路自体が苦手である。
あとから来た人に抜かれるのも悔しいし、登山中なのにいちゃつくバカップルもいやがるし。
そんな私に同意してくれる、ドケチで人嫌いの方には、6号路をおススメしたい。
稲荷山コースは…実はひとりで登ったことがないので、よくわからない。ゴメン。
こちらが、6号路のスタート地点。
この日は、自宅で昼過ぎまで寝ていたので、高尾駅到着が14時45分、この地点に到着したのが15時20分。
さすがに、この時間に登り始めるヤツは私だけで、たまにすれ違う下山者たちが、不審者を見るような視線を向ける。
なお、この日に着用していたのは、迷彩服の上下つなぎ。山岳ゲリラかよ。
念のため書くけど、万が一遭難したとき発見されない危険性があるので、迷彩服での登山は避けるべし!
6号路は、シューズで登るのもギリギリ可能だと思うが、せっかくなので登山靴に履き替えると、少し楽になった。
あ、楽になった理由はね、登山靴は意外と重いため、リュックで背負い重荷になっていたのが解放されたから(苦笑)。
途中、少しだけ脇道にはずれると、琵琶滝を見ることができる。
希望者は、滝に打たれる「水行体験」もできるらしい。夏は涼しくていいかもね(←罰当たりな発言)。
道中は、写真のような、「7 アジサイ」などと、数字と花などの見どころを記した看板が建っている。
看板の端には、頂上までの簡単な地図と道のりも。
番号は1~14まであり、ここは7だから、もう中間くらいに来たのかな…と思いがちだが、
5と6、7と8が妙に近いなど、距離が均等ではないので、実際は1/3くらいしか到達していない。
高尾駅から歩き始めて約1時間。久々の登山でバテてしまったため、11番看板のあるベンチで少し休憩。
ノンストップで山頂まで行きたかったけど、無理は禁物だからね。
その先は、飛び石を渡っていくのだが、石の下はチョロチョロと水が流れているため、滑りやすいので注意。
ようやく最後の14番地点に到達し、あとは階段を登るだけ…なのだが、この階段がキツイ!
どれだけキツイかといえば、写真を撮るのを忘れ、立ち尽くしてしまったほど。
イメージ写真がこちら。前回のブログで紹介した、担々麺『五ノ井』さんの帰りに利用した急階段。
※御茶ノ水駅へ向かうルートより
途中で終わったかと安心したところ、その先にまた階段があるのもムカつく。全部で200段以上あるらしい。
山頂の手前、最後の最後にこんな試練が待っているとは…まるでゲームの大ボスではないか。
引き返すのもイヤなので、気力を振り絞り登っていく。時間的にも下山者はおらず、人の気配もない。
青空の下、聞こえてくるのは、小鳥のさえずりと、オッサン(私だ)の苦しそうな吐息のみ。
階段を登り切り、少し歩いたところで、ようやくゴール!
時刻は16時20分。6号路スタート地点からちょうど1時間。さすがにこの時間だと、山頂にいる人数はわずか。
こんな遅い時間に山頂にいたのは初めてだが、おかげでキレイな夕日を拝むことができた。
※写真がヘタなので、実際はもっとキレイです
しかし、沈んでいる夕日をノンキに眺めている場合ではない。暗くなる前に早く下山しなくては。
最近改装された大型トイレで用を足し、帰路は一番歩きやすい1号路を選択。
他の下山者は、ケーブルカー(リフトは終了していた)の駅に向かっていたが、ドケチの私は当然通過。
ケーブルカー代480円を我慢すれば、下山後にウーロンハイが飲めるではないか。
舗装された道を歩いていくが、ここで超・初心者へのアドバイス。下りこそ慎重に。
「早く下山したい」という気持ちはわかるが、あせって下るのはケガの元となる。
下り坂は足が勝手に動くのに、疲労により踏ん張る力が落ちているため、転倒するケースも多い。
私も過去に、足をくじいたり、踏ん張ったときに足の親指に体重をかけ、爪を痛めたことが多々あった。
ただし、登山靴を履いていれば、足の捻挫や骨折などの大ケガはだいぶ防げると思うよ。
その登山靴だが、高尾山の1号路と6号路では、正直必要ない…ともいえる。
せっかく持ってきたのだから、役に立てたいと思った方は、1号路の途中でルートを変えればいい。
写真の、見晴らしのいい金比羅台園地展望台から、国道20号に至るルートがあるのだが、
途中、登山靴が必要な「いかにも山道」な地点があり、登山気分を味わうために、私はよく利用する。
ちょっと遅い時間だけど、この金比羅台ルート(?)を下って帰ることにした。こちらがその入口の道。
撮影したのが17時7分。冬は日が沈むのが早く、しかも木々の中を進んでいくのですぐに暗くなる。
歩き始めて5分後には、下の写真のようになり、
さらに15分後にシャッターを切ると、下記のように真っ暗になる。
実際の私の視界=フラッシュ撮影がこちら。もはや明らかに夜である。
今だから明かすけど、予想以上の暗さに道中は少しビビってた。
過去の記憶では、もっと短時間で下れたはずなのだが…高尾山だからといってナメてはいけなかったね。
さっきの写真撮影地点の直後に、人工的な手すりが見えてきて、ようやくゴール。
時刻は17時27分。金比羅台ルートは、ちょうど20分かかったことになる。
ちなみに、このゴール地点のすぐ横は、普通の民家なので、迷惑にならないよう静かに立ち去ろう。
このルートへは、国道20号の途中、「高尾山××入口」と記された石標を曲がったところにある。
調べたところ、「高尾山古道入口」と刻まれているらしいが、読めないね。
とにかく、無事に下山できた。「高尾山で遭難」は、さすがにみっともないからね。
超・初心者に心がけてほしいことを書くのを忘れていた。早めの出発・早めの下山だ。
あと、もう一度繰り返すけど、絶対に無理しないこと。
この日の私の行動は、説得力ないけどね。
【シロウト登山シリーズ】(仮称)、今後も続くと思うのでよろしく。