発祥地である埼玉県を中心に支店展開している、うどんチェーンの『山田うどん』。
以前紹介した、札幌ラーメンの『どさん子』グループと同様、最盛期はかなりの店舗数を誇ったらしいが、
ファミレス、コンビニ、ファストフードなど、ライバル店の台頭により売り上げが減少。
それでも、一部マニアから根強い支持を集め、現在も系列店を含め、160店舗を有する一大チェーンとして君臨。
近年は屋号を、『ファミリー食堂 山田うどん食堂』に変更。個人的には、「食堂」の重複が気になる。
現存する160店舗のひとつで、唯一の居酒屋業態となるのが、清瀬にある『県民酒場ダウドン』。
開業したのが2017年の12月。「ダウドン」は山田うどんの略称らしいが、「県民酒場」と言いつつ、
本拠地の埼玉県でなく、東京都の清瀬市に1号店を出した理由は不明。
清瀬市は埼玉県と接しているため、県民もすぐ行けるから問題ないのか。なお、2号店はいまだにオープンしていない模様。
初訪問は、今から4年前の1月。友人と近くの『みゆき食堂』に行くも満席で入れず、時間つぶしに立ち寄ったのだ。
居酒屋形態なので、うどんなどの食事メニューだけでなく、ドリンク類やおつまみも豊富。
どうやら、レモンサワーを推しているようだったので、友人とそれぞれ、全4種注文してみた。
※現在はすべて330円
以下で紹介する商品名や価格は、現在のダウドンHPのメニュー表を参考にしている。
左側が「特製シロップ 吉田さんのサワー」で、右側が「自家製漬込み(レモン) 山田さんのサワー」。
そしてこちらが、「レモン生搾り 辰田さんのサワー」で、
これが「シャリッとフローズン 新井さんのサワー」だったはず。
友人からひと口もらったりして、全部飲んでみたけど、個人的には吉田さんのサワーが一番ウマかった。
なお、「吉田さん」や「新井さん」の正体は、4年たった今も謎のままだ。
当時は、レモンサワーなど一部ドリンクは、16時~19時の「ハッピーアワー」は半額だった。今はどうだか知らない。
この日頼んだおつまみは、私の大好きな焼餃子。商品名は「ダシ葱餃子」で2人前720円。1人前=6個だと380円だ。
添付の柚子胡椒と、卓上に設置してある下記の「ダシ酢」で食べる。
うどん屋さんなのに、餃子自体がそこそこ美味しかった記憶がある。
ダシ酢はその名のとおり「出汁+お酢」で、揚げ物などに付けてもおいしいらしい。
上記左は、現在はメニューから消えた、串天の「とろろ明太」200円、右は「紅しょうが」、当時120円×2。
この日は軽く飲み食いし、うどんは食べずに会計し、再度みゆき食堂へ。
その後、県民酒場ダウドンは別の友人とも利用したが、いずれもみゆき食堂の前後で、短時間であった。
下記画像は左から、「しみカツ」170円×2、「うずら」130円×2、またまた「紅しょうが」160円。
こちらは「山盛りオニオン」210円。高血圧には玉ねぎがイイらしいからね。油で揚げてるけど。
上記のように数品つまむ程度で、うどんなどは食べず、滞在したのも1時間以内だった。
短時間だった理由は、みゆき食堂の存在だけでなく、数年前に以下のようなやり取りがあったから。
こちらのお店では、ハッピーアワーだけでなく、「月~木限定 1580円で90分飲み放題」というサービスがある。
あるとき、飲んでる途中でこのコースに気付き、「今から飲み放題にできますか?」とたずねたところ、
女性店員にあっさり却下された。「もちろん、今まで飲んだ分は別に払いますよ」と食い下がっても「ダメです」。
理由がわからないので「なんでダメなんですか?」とたずねても「とにかくダメです」の一点張り。
ムカついたので、その場でお会計&退散。いまだに、断られた理由がよくわからない。
そもそも、いいトシこいて意地汚く飲み放題を頼もうとする、我々にも問題があるような気がする(笑)。
最近、通い始めてから4周年を迎えたダウドンだが、一度くらいはゆっくり飲み食いしてみようと思い、
つい先日、ひとりで訪問。まず注文したのは、以前はなかった「こだわり酒場のレモンサワー」330円。
さっきの「ダシ酢のアップ画像」の奥にも写っていたが、酒類を頼む客には「お通し」190円が付いてくる。
なお、こだわり酒場のレモンサワーは、こちらのオリジナルメニューではなく、
サントリーが販売している缶チューハイの商品名であった。そういえば、CMで耳にしたような記憶も…。
おつまみは、「パンチという名のもつ煮」420円をオーダー。数分後、鉄鍋に盛られた煮込みが登場。
実は私、山田うどんの入店経験がほぼ皆無で、もつ煮の名称が「パンチ」なのは知っていたが、食べたことはなかった。
店員さんは「熱いのでお気を付けください」と忠告してくれたが、グツグツ煮えているわけでもないし、
すでにヌルそうな見た目だったが、食べてみるとちゃんと温かく、しかもウマかった!
国産の豚もつは柔らかく煮込まれており、一見うどんのようなコンニャクや、なぜか入っているメンマの歯応えも面白い。
煮込みの汁も当然臭みはなく、濃すぎずしょっぱすぎず、ちょうどいい味付けで酒がススム。
麻辣醤や唐辛子などをブレンドした、辛口の「赤パンチ」470円も、絶対ウマいと思う。
みゆき食堂ではないが、この日も別の店で飲んだあとだったので、早くもシメの食事を注文。
丼ものや定食などもあるが、ここはやはり、お店の看板商品であるうどんだろう。
さっきも書いたが、私は山田うどんの経験値が少なく、普通の「かけうどん」ですら未体験。
せっかくなので、ここで食べてみることにしたが、一番安い「かけ」ではみっともないので(←どうでもいい見栄)、
「たぬきうどん」380円の温かいのと、「生玉子」60円を注文。うどんはすぐに出てきた。
上記画像ではわかりづらいだろうが、ツユは半透明で、うどん自体にツブツブが!
山田うどんといえば、「東日本風の黒いツユに、コシのないうどん」という噂を聞いていたし、
HPには下記のように、黒いツユのうどん画像が掲載されていたのだが、
どうやら、県民酒場ダウドンのうどんは、既存店とは異なるようだ。
まずはツユ。ひと口飲んでみるとやはり、西日本風のじんわり旨い出汁だ。ほんのり香る柚子もいいね。
また、うどんには全粒粉を使用しているらしく、歯応えやのど越しも上々。
※ただし、全粒粉の割合は5%程度とのこと
山田うどんのうどんはさておき、ダウドンのうどんはなかなかウマいではないか。
生玉子とパンチの残りも加えて、うどんを1/3ほどすすったあと、
以前紹介した「最初に汁だけ全部飲み、残った麺と玉子を絡めて、釜玉風にして食べる」、
マツコ・デラックス式月見うどんを久々に試してみた。
店内は広いため、奇妙な食べ方をしても、他の客や店員に気味悪がられることはないのも好材料だ。
パンチもうどんもなかなかウマく、気分が良かったので、デザートとして「アップルパイ アラモード」400円を追加。
※アイスなしだと350円
アップルパイは自家製ではないだろうが、シナモンが効いていて意外とイケた。
バニラアイスにクッキーをまぶして揚げた、「フライドアイス」400円というメニューも気になった。次回必ず食べよう。
県民だけでなく、都民も楽しめるダウドンさんには、今後もお世話になりたいものだ。
飲み放題も、入店直後にお願いすればOKだろうし、一度友人と、じっくり飲んでみるかな。
あと、近いうちに山田うどんの本体にも行かなくては。たぬきうどんはダウドンより100円安いみたいだし(笑)。
県民酒場ダウドン 清瀬北口店
東京都清瀬市元町1-2-7
西武線清瀬駅から徒歩1分以内
営業時間 10時~22時 以前は中休みがあったが、現在はなし?
定休日 年末年始のみ
※2023年1月15日に閉店し、替わりに系列の『埼玉タンメン 山田太郎』が営業中
以前紹介した、札幌ラーメンの『どさん子』グループと同様、最盛期はかなりの店舗数を誇ったらしいが、
ファミレス、コンビニ、ファストフードなど、ライバル店の台頭により売り上げが減少。
それでも、一部マニアから根強い支持を集め、現在も系列店を含め、160店舗を有する一大チェーンとして君臨。
近年は屋号を、『ファミリー食堂 山田うどん食堂』に変更。個人的には、「食堂」の重複が気になる。
現存する160店舗のひとつで、唯一の居酒屋業態となるのが、清瀬にある『県民酒場ダウドン』。
開業したのが2017年の12月。「ダウドン」は山田うどんの略称らしいが、「県民酒場」と言いつつ、
本拠地の埼玉県でなく、東京都の清瀬市に1号店を出した理由は不明。
清瀬市は埼玉県と接しているため、県民もすぐ行けるから問題ないのか。なお、2号店はいまだにオープンしていない模様。
初訪問は、今から4年前の1月。友人と近くの『みゆき食堂』に行くも満席で入れず、時間つぶしに立ち寄ったのだ。
居酒屋形態なので、うどんなどの食事メニューだけでなく、ドリンク類やおつまみも豊富。
どうやら、レモンサワーを推しているようだったので、友人とそれぞれ、全4種注文してみた。
※現在はすべて330円
以下で紹介する商品名や価格は、現在のダウドンHPのメニュー表を参考にしている。
左側が「特製シロップ 吉田さんのサワー」で、右側が「自家製漬込み(レモン) 山田さんのサワー」。
そしてこちらが、「レモン生搾り 辰田さんのサワー」で、
これが「シャリッとフローズン 新井さんのサワー」だったはず。
友人からひと口もらったりして、全部飲んでみたけど、個人的には吉田さんのサワーが一番ウマかった。
なお、「吉田さん」や「新井さん」の正体は、4年たった今も謎のままだ。
当時は、レモンサワーなど一部ドリンクは、16時~19時の「ハッピーアワー」は半額だった。今はどうだか知らない。
この日頼んだおつまみは、私の大好きな焼餃子。商品名は「ダシ葱餃子」で2人前720円。1人前=6個だと380円だ。
添付の柚子胡椒と、卓上に設置してある下記の「ダシ酢」で食べる。
うどん屋さんなのに、餃子自体がそこそこ美味しかった記憶がある。
ダシ酢はその名のとおり「出汁+お酢」で、揚げ物などに付けてもおいしいらしい。
上記左は、現在はメニューから消えた、串天の「とろろ明太」200円、右は「紅しょうが」、当時120円×2。
この日は軽く飲み食いし、うどんは食べずに会計し、再度みゆき食堂へ。
その後、県民酒場ダウドンは別の友人とも利用したが、いずれもみゆき食堂の前後で、短時間であった。
下記画像は左から、「しみカツ」170円×2、「うずら」130円×2、またまた「紅しょうが」160円。
こちらは「山盛りオニオン」210円。高血圧には玉ねぎがイイらしいからね。油で揚げてるけど。
上記のように数品つまむ程度で、うどんなどは食べず、滞在したのも1時間以内だった。
短時間だった理由は、みゆき食堂の存在だけでなく、数年前に以下のようなやり取りがあったから。
こちらのお店では、ハッピーアワーだけでなく、「月~木限定 1580円で90分飲み放題」というサービスがある。
あるとき、飲んでる途中でこのコースに気付き、「今から飲み放題にできますか?」とたずねたところ、
女性店員にあっさり却下された。「もちろん、今まで飲んだ分は別に払いますよ」と食い下がっても「ダメです」。
理由がわからないので「なんでダメなんですか?」とたずねても「とにかくダメです」の一点張り。
ムカついたので、その場でお会計&退散。いまだに、断られた理由がよくわからない。
そもそも、いいトシこいて意地汚く飲み放題を頼もうとする、我々にも問題があるような気がする(笑)。
最近、通い始めてから4周年を迎えたダウドンだが、一度くらいはゆっくり飲み食いしてみようと思い、
つい先日、ひとりで訪問。まず注文したのは、以前はなかった「こだわり酒場のレモンサワー」330円。
さっきの「ダシ酢のアップ画像」の奥にも写っていたが、酒類を頼む客には「お通し」190円が付いてくる。
なお、こだわり酒場のレモンサワーは、こちらのオリジナルメニューではなく、
サントリーが販売している缶チューハイの商品名であった。そういえば、CMで耳にしたような記憶も…。
おつまみは、「パンチという名のもつ煮」420円をオーダー。数分後、鉄鍋に盛られた煮込みが登場。
実は私、山田うどんの入店経験がほぼ皆無で、もつ煮の名称が「パンチ」なのは知っていたが、食べたことはなかった。
店員さんは「熱いのでお気を付けください」と忠告してくれたが、グツグツ煮えているわけでもないし、
すでにヌルそうな見た目だったが、食べてみるとちゃんと温かく、しかもウマかった!
国産の豚もつは柔らかく煮込まれており、一見うどんのようなコンニャクや、なぜか入っているメンマの歯応えも面白い。
煮込みの汁も当然臭みはなく、濃すぎずしょっぱすぎず、ちょうどいい味付けで酒がススム。
麻辣醤や唐辛子などをブレンドした、辛口の「赤パンチ」470円も、絶対ウマいと思う。
みゆき食堂ではないが、この日も別の店で飲んだあとだったので、早くもシメの食事を注文。
丼ものや定食などもあるが、ここはやはり、お店の看板商品であるうどんだろう。
さっきも書いたが、私は山田うどんの経験値が少なく、普通の「かけうどん」ですら未体験。
せっかくなので、ここで食べてみることにしたが、一番安い「かけ」ではみっともないので(←どうでもいい見栄)、
「たぬきうどん」380円の温かいのと、「生玉子」60円を注文。うどんはすぐに出てきた。
上記画像ではわかりづらいだろうが、ツユは半透明で、うどん自体にツブツブが!
山田うどんといえば、「東日本風の黒いツユに、コシのないうどん」という噂を聞いていたし、
HPには下記のように、黒いツユのうどん画像が掲載されていたのだが、
どうやら、県民酒場ダウドンのうどんは、既存店とは異なるようだ。
まずはツユ。ひと口飲んでみるとやはり、西日本風のじんわり旨い出汁だ。ほんのり香る柚子もいいね。
また、うどんには全粒粉を使用しているらしく、歯応えやのど越しも上々。
※ただし、全粒粉の割合は5%程度とのこと
山田うどんのうどんはさておき、ダウドンのうどんはなかなかウマいではないか。
生玉子とパンチの残りも加えて、うどんを1/3ほどすすったあと、
以前紹介した「最初に汁だけ全部飲み、残った麺と玉子を絡めて、釜玉風にして食べる」、
マツコ・デラックス式月見うどんを久々に試してみた。
店内は広いため、奇妙な食べ方をしても、他の客や店員に気味悪がられることはないのも好材料だ。
パンチもうどんもなかなかウマく、気分が良かったので、デザートとして「アップルパイ アラモード」400円を追加。
※アイスなしだと350円
アップルパイは自家製ではないだろうが、シナモンが効いていて意外とイケた。
バニラアイスにクッキーをまぶして揚げた、「フライドアイス」400円というメニューも気になった。次回必ず食べよう。
県民だけでなく、都民も楽しめるダウドンさんには、今後もお世話になりたいものだ。
飲み放題も、入店直後にお願いすればOKだろうし、一度友人と、じっくり飲んでみるかな。
あと、近いうちに山田うどんの本体にも行かなくては。たぬきうどんはダウドンより100円安いみたいだし(笑)。
県民酒場ダウドン 清瀬北口店
東京都清瀬市元町1-2-7
西武線清瀬駅から徒歩1分以内
営業時間 10時~22時 以前は中休みがあったが、現在はなし?
定休日 年末年始のみ
※2023年1月15日に閉店し、替わりに系列の『埼玉タンメン 山田太郎』が営業中