荻窪駅近くの「白山神社」は、昔、萩が境内に多く繁っていたと云う。
今では社殿北側の老松の根元に一株残っている。1968年の社殿改築の折には、古い社殿の長押から納められた萩の箸が、たくさん出ている。
社屋や数多い奉納品の中、1928年に、奉納された神輿は150貫余(約563kg)。大太鼓(直径149cm)は、府中の大国魂神社の太鼓につぐ都内第二の大きさ。
秋のお祭りの日、行ったことが無かったので・・。境内に屋台が並び、大混雑。

神社は旧下荻窪村の鎮守で、祭神は伊邪那美命。下荻窪村が中世に村をつくていたことは、宝徳3年 1451年の上杉家文書や、1979年に、
荻窪3丁目33番から宝徳前後の年号をもつ板碑が発見されている。
起源は、社伝によると文明年間 1469~1486年 関東管領上杉顕定の家来中田加賀守が、屋敷内に五社権現社を奉齋したのにはじまり、後に中田一族が栄え、ここに社殿を建てたという。


本殿

お祭り、やはり懐かしい感じですね。家族連れ、子供達、若い人たちで賑わっていました。





