syuの日記・気まま旅

気まま旅・syu散歩・富士山麓のこと、
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田貫湖と陣馬の滝

2013-10-27 | 富士山麓日記
「大石寺」
日蓮の六人の弟子の一人日興は身延の地頭・波木井実長と意見の相違で身延山久遠寺を離山。
後に、上野の地頭であった南条朝臣時光の招請を受けて1290年、富士山麓の大石ヶ原に移り住んだのが大石寺のはじまり。



山号は「多宝富士大日蓮華山」「大日蓮華山」と略すこともあると云う。


総門と三門を結ぶ石畳の両側には、総門より三門に向かい左手に、常灯坊、広布坊、総二坊が、右手には常来坊と、総二坊と石畳を挟んでシンメトリーのように総一坊が立っている。
この総一坊・総二坊ともに230畳を超える広間に本尊が安置、
三門前には国道469号が横断している。日本庭園「法祥園」が明鏡池を中心としてひろがり、その右手には東裏塔中がある。

    

庭園から富士山が望めるが雲に、
  

田貫湖にある「長者山田貫神社」
朝霧高原にある田貫湖の北岸に鎮座。富士山の真西に位置。「逆さ富士で知られている」
鳥居は無い、道路から10m程のとこから1mほどの盛り土があり、その上に狛犬とお宮がある。

    

豊かな自然に囲まれた田貫湖。晴れていれば、古から親しまれてきた逆さ富士を見ることができるが残念。


「炭焼き長者の伝説」
・・・・松五郎の荒屋をお訪ねになったところ、折あしく、松五郎は故郷の明見村に行って留守であったので、王女様は、「主人はおわすや。」と尋ねられた。
すると、留守の者は、あすみにござらっしやり奉ります。」と答える。
留守の者は、「松五郎は明見村に行って留守でございます。」と言ったつもりだったのであるが、王女は、「明日見に来い」との返事だと思い、あらためて又翌日尋ねると、留守の者は、又しても「あすみにござらっしゃり奉ります。」と答える。
王女様を、一度ならず、二度までも無駄足をさせるとは、何という無礼者であろうと、お附の者は大層怒ったが、王女様は、「いやいやその見識は見上げたものだ。」とかえって喜ばれ、あらためて三度お訪ねになって、漸く松五郎にお逢い遊ばした。
その折、賭物のしるしに、小判二枚を王女様が贈られたが、松五郎は一向その小判の値打を知らないので、四辺の景色一を御案内の時、近くの池(今の長者が池)に浮いていた二羽の鶴めがけて其小判を投げつけてしまった。
その鷹揚ぶりがひどく王女様のお気に召して、まもなくめでたく御夫婦になられた。
そのおかげで、炭焼松五郎は、日本きっての炭焼長者と出世したとさ。

    

田貫湖は、ヘラブナ釣りのメッカとして全国的に有名、又、4月20日前後と8月20日前後の約1週間、富士山頂から朝日が昇り、ダイヤモンド富士を見ることができる。

    

田貫湖北側に位置する「小田貫湿原」、
富士山麓では唯一の低層湿原で、 大小125余りの池が点在している。
湿原の中央には、渡り板が掛けられ、小田貫湿原ならではの珍しい昆虫や植物などを間近に見ることができる。昆虫は、70種

  

小田貫湿原は標高670~689mにある大小125余りの池がある湿原、富士箱根伊豆国立高原に属している
        

「陣馬の滝」
五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと、溶岩層のすき間から湧き出す水が滝をなしている。
陣馬の滝という名は源頼朝が行った「富士の巻狩り」の際、滝の近くに一夜の陣を敷いたことから名づけられた。





白糸の滝より北側にある滝。白糸の滝に比べると落差は小さく、幅もあまりないが、白糸の滝同様に水がとても綺麗で実に美しい、
    

国道139号線沿いの朝霧高原「まかいの牧場」

駐車場から富士山をまじかに観られる。


入園料¥700、園内は体験ミルク工場などがあり面白い。

乳製品工場見学、アスレチック、ものづくり体験、牧場、広場、散歩道、桜が100本など。

    

花畑には、アジサイ、ツツジ、ひまわり、コスモス、シャクナゲ、梅園、芝広場でのんびり出来る。

  

次回は、白糸の滝・下馬桜へ。