syuの日記・気まま旅

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湯河原 万葉公園 syu散歩

2017-01-08 | syu散歩
「湯河原」
国木田独歩ー1871~1908
独歩は5年後の明治39年、そして40年湯河原を訪れ「中西屋」に逗留。
「独歩社」が破産し、失意のあまり酒に溺れ、病状(結核)が悪化し、静養に、付き添いの養母をからかいながらの湯河原行き風景を軽妙なタッチで、
独歩がしばしば藤木川に出かけ、ボズさんと呼ばれる孤老と親しくなり、その出会いを書いている。
「湯ケ原ゆき」の末尾は次のような一文で終わる。

「日は暮れかかって雨は雨は益々強くなった。山々は悉く雲に埋もれて僅かに其麓を現はすばかり、我々が門川で下りて、更に人力車に乗りかへ、湯ケ原の渓谷に向かった時は、さながら雲深く分入る思があった」。
万葉公園の中にある独歩文学碑にも刻まれている。



「万葉公園」-日本の歴史公園100選ー
万葉集の中でも唯一温泉についてうたわれた湯河原を象徴する公園。

文人墨客や多く訪れている。


公園は、湯河原温泉中央ー千歳川・藤木川の合流点に、昔は「大倉公園」と云っていた。



園内には万葉植物が約85種ある。



「湯河原」町は、神奈川県足柄下郡で川を渡ると、静岡県熱海市。河から湯が湧出で「湯河原」の地名が。





昭和9年丹那トンネル開通。豪族「土肥一族」から小田原大森氏から小田原北条氏から小田原大久保氏に・・・。