まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

【型を引き寄せる】今日は君の日!21世紀の自分発見・・新世紀カラオケの天才たち/J-POP論・POP詩の宇宙

2018-03-19 02:44:43 | J-POP論/POP詩の宇宙

3月も早や半ばを過ぎ、何か始めていかねばならない。大げさな物言いだが、その大げさな物言いの極致がJ-POPや昭和歌謡の歌詞群である。21世紀も10年代の終りに近づいて、10代の若者たちが過去をなぞり始めた。00年代の激動を通り過ぎて、この2010年代には何か新しいものが生まれているという。ふと思ったのは、同時代の1970年代から80年代に移ってゆく頃のまるごとの空無感である。・・それにしても、現在の10代の手作りの《うた》は、1990年代のカラオケ文化の《》の混沌を経て、どのように変容していったのだろうか。・・・《続く》

きみの気持ちはいつも 世界のすべてを変えてゆく/そのことに気がついて 始めの一歩をふみだそうよ ・・・SOMEDAY』(詞・歌 琴音) 

 

 「琴音 音楽 チャンプ」の画像検索結果

琴音 高一 『成長記

https://youtu.be/7DooVwqonXo

琴音(ことね)さんは、新潟県の高校生16歳(4月から2年生)。中学時代は引き籠りがちだったが、歌うことと出会うことで自分の進むべき道を発見したという。昨年秋、テレビ朝日系の『音楽チャンプ』でその独自の世界観を見出され、現在3週連続のチャンプとなった。

その暗鬱な声調は痛々しさを引き摺るが、どこか吹っ切れたような力強さがキラッと光る。彼女が好んで歌う曲は、1990年代~00年代の時代の変化が大きなうねりを生み出す渦中で歌われたものばかりだ。彼女もまた、2010年代の終りという特別の時代の真ん中で何かをつかみ取ったのだろうか。                 


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死後の生/新雑句雑感(197)~プロローグ5の終わり

2018-03-19 01:42:21 | 新雑句雑感

新興俳句不滅とありぬ入彼岸  老いたるもまだ生きてゐる春彼岸  母の死を受け入れられず彼岸かな  ふるさとの川透き通る彼岸かな  兄事せる男のしろさ彼岸入(新参加同人誌の代表)  誰も声掛けて来ぬ日の彼岸道  不審火を未然に防ぐ彼岸道  太柱イエスに見立て彼岸寺  死後の生信じるべきか彼岸入  とろろ蕎麦胃に流し込む彼岸入り  この生を永遠と決め入り彼岸  白顔を素顔にもどし彼岸入  人工島いまは廃墟に入彼岸  珍々軒のタンメン美味し入彼岸  ええじゃないかの人間讃歌入り彼岸   みなしごを神とぞ思ふ入り彼岸  タイムマシン迷わず彼岸の空を飛ぶ  知恵縄をガシャリと置いて彼岸入り  柴又の団子屋彼岸に溢れをり  カラオケとは空のオーケストラ彼岸入り   

「彼岸寺」の画像検索結果     

 

鈴木杏奈・熊田このは カバー 『いのちの歌

https://youtu.be/TDTW0zYJ_IE

 


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