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力の流れを立体的に見ると・・・

2012-09-08 | 家造り
水平構面の話を書いたので、立体的に書き改めた。

            

            ライフスタイル86

分かりにくい絵なので、説明を加えよう。

水平構面が3面ある。

下から1階床面。その上が2階床面・・・そして一番上が屋根面。

この水平面を貫く形で、耐力壁が基礎から上に伸びている。赤色が耐力壁の位置。

この耐力壁は、反対側にもバランスよく入れたが、煩雑になるので絵から省いた。


絵から分かることは、この水平面が堅固にできていないと、

横から(地震力)力が加わった時、変形して力が耐力壁まで伝わらない。

柱ー梁の接合部に、力が加わって破壊に至る。


従来は、火打ち土台・火打ち梁を適所に配置して、床面の剛性を確保したが、

最近は、構造用合板(ベニアの厚い物?)を床仕上げの下に用いて、強度を確保する。

ツーバイフォーの床構造に近いかもしれない。


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