「気韻生動」と言う四文字熟語がある。
中国六朝時代、南斉の人物画の名手謝赫が、
『古画品録』の中で画の六法の第一に挙げた言葉である。
芸術作品には気高い風格や気品が、
生き生きと表現されていること。
また、絵画や他の芸術作品などには生命感や迫力があり、
情趣にあふれていることが重要と唱えた。
「気韻」は書や画など芸術作品にある気高い趣,気品。
「生動」は生き生きとして真に迫ることだ。
書の魅力に取りつかれ、
良い作品を書きたいと頑張っている我々も、
日々努力、精進して、
無限の命を生きる気が響く作品を書きたいものです。