二つの木の実 2019-12-28 08:45:29 | 自然 それはとても小さな赤い木の実だった。 川辺にある細い木の枝に、 たった二つだけ残っている。 冬の冷たい寒風にさらされ、 ひっ涸びている。 まもなくこの二つの木も実も、 朽果て落ちる運命にある。 ものの哀れ、自然の摂理。 寂しげにたたずむ小さな赤い実、 心に残った。