楽しく学ぶ翔雲書道教室

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書道講座(2)

2012-07-08 07:35:04 | 書道
美しい字を書くということは、日常書く字と心構えを変えなければなりません。

昨日は、書く道具ボールペンなどの持ち方を説明しました。
正しく持って、正しく使う…大変重要なことです。

さて、今日は具体的練習方法を解説しましょう。
基本の横線、縦線を同じ幅で、ゆっくりと長く引くことです。
 

このときの大事なことは、
昨日の第1回講座で説明した正しい持ち方を維持し続けて線を引くことです。
つまり、持った状態は維持し、腕やひじを動かして、線を引くことです。
曲がったり、ふらついてもかまいません。
練習を繰り返すと安定してきます。

写真を見ると分かりますが、
持った状態は昨日も今日の縦線も横線も同じと言うことです。
100本、200本何度も何度も繰り返すことが大切です。
1本、1本の線を丁寧にゆっくりと線を引きましょう。

出来るだけ横線は水平に、縦線は垂直に、頑張って、練習しましょう。

《展覧会のご案内》

◆渓臨書道展(柏木寂雪代表) 7月12日(木)~15日(日) 
◆苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)


書道講座 (1)

2012-07-07 09:22:38 | 書道
美しい字を書くための第1回翔雲書道講座です。

美しい字を書くためには、基本が大切です。
書く道具は、いろいろあります。
一般的には、ボールペン、えんぴつ、サインペン、万年筆、ペン、筆etc.etc.。
道具をどう上手に使うかは、技術的な問題です。
しかし、美しく字を書くためには、一定の原則があるのです。

道具の持ち方は、道具が違っていても基本的に同じです。

◆写真は持ち方の基本形
 

しかし、道具によって、書く時の角度が違うので、注意しなければなりません。
持つ基本形は同じですが、握りしめる強さがあります。
絶対力を入れて強く握らない。あくまでもソフトに持ち、親指は沿える程度です。
正しい持ち方が、美しい字を書く第一歩です。
いままでのクセを捨て、正しい基本から学びましょう。

さて、道具を持って、先ずは線を長く引く練習です。
横線、縦線…曲がったり、フラフラせず、真っ直ぐ引けますか?。

                    (翔雲書道教室)




綺麗な字が書きたい!…

2012-07-06 07:05:13 | 書道
『綺麗な字が書きたい!』

多くの人たちは、
『綺麗な字が書きたい…』、
『字が上手になりたい…』
『年賀状を筆で書きたい…』、
そんな願望で書道を始める。

さて、「年賀状を筆で書きたい」は、具体的な願いだが、
綺麗な字とは?、上手になりたい?-は、抽象的な言葉である。
“綺麗”と言うのは人によって感じ方が違うし、
“上手”とは、どこまでのレベルが上手で、
どこから下手なのかと言う基準が無い。

視点を変えて、美人は美しいと思いますか?。
新聞や本の活字は、整っている字ですが、美しく魅力があるでしょうか?

私は、人間も文字も外見だけ美しくても、内面的な美しさがないと、
心引かれる魅力が無いと思う。
綺麗な字を書くのではなく、魅力ある字を追及するのが、
書道を上手になる道だと思います。

次に「上手になりたい」ですが、
上手と言う言葉も、また曖昧です。
でも、私は上手を「やり方がうまい」と言うことに集約します。
つまり書道の技術的なことです。
筆使いが上手、墨の扱い、
文字の配置やバランスの取り方等々です。

一概に『綺麗な字が書きたい!』と言っても、
いろいろなことが内在しているので、
それを追求する道のりは長いといえましょう。

私は、心のこもった魂のある字を表現していきたいと考える。

そして、35年以上書道に取り組んでいますが、
到達は出来ず、まだまだ勉強不足です。


                         (翔雲書道教室)

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