今日、時間の合間をぬって、作品の素材づくりをした。
素材を捜し、素材づくりは、以外と楽しいものだ。
もう、10年ほど前に先輩書家から、
『いい作品を書くためには、素材をたくさん持っていないとダメだ!』
とアドバイスを受けたことがある。
それ以来、国語辞典を始め、漢詩、墨場辞典、四文字熟語、論語、仏語etc.etc.
出来るだけいろいろな関係書物を見たり、調べたりしながら、
ノートに書き写し、作品の素材にすべき、準備している。
特に明治時代に発刊された辞典などは、
意外な言葉が潜んでいるものだ。
それを発見、発掘するのも、時間が掛かるが面白い。
今日は、そうした言葉を作品にすべく、行草体や篆書で書いてみた。
これがいろいろ発展して、作品に生まれ変わって行く。
それが楽しい…。