昭和37年に発売された「リンカーン(協和電機)」 の真空管ラジオ 。
5球スーパー トランス式ラジオ(6BE6-6BA6-6AV6-6AR5-5MK9)。
当時の完成品の定価が¥6,300円でキット販売が¥5,300円という当時としてはとても高価な電化製品。
例に漏れず、鳴かない状態でshowa土花亭へ。
早速、ケースからシャーシを取出して観察。
メーカー完成品とは違う、ハンダの粗さがキット販売品をご自分で苦労して組み立てた形跡から判断できる。
色々と手を施している内に通電し、独特の灯りを放つようになる。
しかし、「ブーン」と唸ってはくれるものの鳴くまでは行かない・・・。
例え、綺麗な声でなくても弱々しい声でも鳴いてくれると嬉しいのですが、ただ唸るばかり・・・。
レストアの道程は未だ長く、遠い。。。